こんにちわ!かつやんです!
今回はカゼトゲタナゴの魅力について解説します!
カゼトゲタナゴは九州を代表するタナゴの為、
本州では釣る事は出来ないタナゴの仲間です。
カゼトゲタナゴは希少種のスイゲンゼニタナゴに次いで最小のタナゴで大きさは4〜5cm程にしかなりません。
しかしその小さい体にくっきり映える鮮やかな青い縦線や赤い口紅をつけたチャーミングでかわいい特徴は見る人の心を奪います。
好みもありますが、カネヒラやアカヒレのような美しいタナゴとは一味違った可愛らしさをもったカゼトゲタナゴ。
今回はそんなカゼトゲの魅力に特化してお話ししたいと思います。
- カゼトゲタナゴってどんなタナゴ??
- カゼトゲタナゴは可愛い要素が豊富
- カゼトゲタナゴの飼育は簡単?
- カゼトゲタナゴの入手方法
- 繁殖は難しいからこそ面白い
- カゼトゲタナゴの混泳
- 同じタナゴ同士で混泳させるなら。
- まとめ!
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カゼトゲタナゴってどんなタナゴ??
タナゴ好きでもない限り、この記事は読まないですよね?笑
なのでこの記事ではカゼトゲタナゴの特徴や説明は割愛させて頂きます。
もし興味があればまとめた記事があるので初めにこちらをご覧ください。
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www.tanagogo.work
カゼトゲタナゴは可愛い要素が豊富
私の中では日本タナゴ18種の中で1番可愛いタナゴと言える!
本州の方はあまり馴染みのない種類かと思いますが小さくてすごくかわいいです。
外観の魅力を少し伝えると、
特徴的な鮮やかな青の縦線が非常に美しく、
雄は口先が赤く口紅をしている様に見え、背鰭と尻鰭の赤い縁取りが美しい。
更に腹下が黒くなり、形はバラタナゴと似ているが違った一面を見せる。
成魚でも4〜5cmなのでとてもかわいいです。
カゼトゲタナゴの飼育は簡単?
・人工飼料に慣れやすい。
・温厚な性格。
・複数飼育可能。
・小さい水槽でも飼える。
・水草への食害がない。
以上の理由から、かなり飼育しやすいです。
特にサイズが小さいので水槽を選ばないところや
水草への食害が無いのは大きいです。
カネヒラやタビラ亜種は横幅60cmはないと窮屈してしまいますが、30cmでも飼育できるのは現在出回っているタナゴの中ではカゼトゲ位でしょう。
そして上記の写真の様に様々な水草も一緒に楽しめるのもカゼトゲタナゴの魅力の一つです。
カゼトゲタナゴの入手方法
大きく分けて2通り、
釣りに行って採取するか、ショップで購入するかです。
カゼトゲは九州の一部にしか自然分布していない為
自然界からの採取は九州の方でもない限り出来ません。
カゼトゲタナゴはホームセンターやペットショップでは
あまり見かけない為、
専門店やネットショップを利用するのが良いです。
繁殖は難しいからこそ面白い
カゼトゲタナゴの繁殖は難しい。
難しい理由には以下のような事が挙げられる。
・体が小さいので卵も少ない。
※産卵しても浮上する数が少なめ。
・縄張り争いに弱い。
※他種と混ぜちゃダメ。
・大きい貝だと卵管が届かない?
※ブリードされてる方の情報を聞くと大きい貝より中サイズ7〜8cm位が一番良いらしい。
※私もカゼトゲではないが貝が大きすぎると中まで届かないのか
卵が貝の周りに飛び散ってしまう経験がある。
カゼトゲタナゴを産卵させたい方へ!
私は現在カゼトゲは飼育してますが、水槽の数的に繁殖させた後の飼育スペースが無いのでカゼトゲの繁殖はまだ挑戦してません。
セボシ・アカヒレ・バラタナゴの繁殖経験から、産みつける卵の数は種類や貝によって様々です。カゼトゲは収集している情報からも、一回に雌が産みつける卵の数が少ない様なので産卵を狙うなら、雄2匹と雌4匹位の雌多めの方が上手くいきそうな印象があります。
一度の産卵で産みつける卵の数が少ない種類は雌多め。貝はカワシンジュガイが一番上手くいっています。
もし挑戦するなら、雌多め・貝はカワイシンジュが良いと思います。
カゼトゲタナゴの混泳
おすすめの混泳相手
・小型の海老がベスト。
ミナミヌマエビ・レッドビーシュリンプ等
※同じ水槽内でも隠れ家さえあれば稚エビも大きく繁殖します。
・巻貝は種類を問わず相性が良い。
レッドラムズホーンとも高相性。
・ドジョウ類も◯
縞ドジョウ等小型が良い。
避けるべき混泳相手
・肉食海老や肉食魚
テナガ、スジエビ、オヤニラミ、ドンコ、ナマズ等
※サイズが小さくてもヨシノボリは鰭をかじって弱らせて噛み付いたりもするので注意が必要です。
・カネヒラ、ボテ、シロヒレタビラ
※強くて大きいタナゴがいると貝を占領されてしまい繁殖出来ません!
繁殖時期は追い払われケガさせられる場合があるので注意。
同じタナゴ同士で混泳させるなら。
カゼトゲは繁殖するなら単独飼育、
鑑賞目的なら性格の大人しいタナゴ等との混泳が向いています。
以下の4匹は相性が良い。
・ゼニタナゴ
・マタナゴ
・イチモンジ
が有力候補
性格の穏やかなマタナゴ・イチモンジ
カゼトゲが小型なら中型程度の大きさ。
気性が穏やかなので混泳に向いている。
形も色も全く違うので見てて飽きない組み合わせです。
産卵もできる混泳ゼニタナゴ
タナゴは繁殖時強い個体が貝を独占し、
縄張り争いをして、タナゴ同士追い払います。
弱い個体は追い払われ、貝に近づけず産卵が出来ない事もあります。
カゼトゲが春型産卵に対してゼニタナゴは秋型産卵なので繁殖時期も被らず混泳しながらも狙った生体をとりやすくなるという訳。
まとめ!
カゼトゲタナゴは小さくて魅力たっぷりのかわいいタナゴです!
繁殖は少し難しいものの飼育自体は容易で混泳もできます!
小型で大人しいのでレッドビーシュリンプ等の小型エビとも混泳が出来、混泳魚の幅が広い。
また、一般的にタナゴ水槽には難しい水草水槽での飼育も可能という点も他のタナゴにないメリットの一つです。
とにかくかわいいので一度飼育したらこの魅力から抜け出せなくなってしまいますよ!
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