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【夏場の水槽の水温対策】通気性の良い自作水槽蓋の作り方

こんにちわ!かつやんです!

夏場は水槽の水温対が必須です!
小さい水槽程外気の影響を受けやすく夏場は水温が30度を越してしまう日もあります。

水槽の水温対策には下記の手段が有効です。

① エアコンで部屋全体の室温を下げる。
② 水温を下げる冷却器を使用する。
③ ガラスやプラの蓋を通気性の良いものに変える。


エアコンで部屋全体の室温を下げるのが生体には一番なんですが、この場合電気代をある程度覚悟しなければなりません。


そこで有効な手段の一つに水槽の蓋を通気性の良い物に変える事で夏場の水温上昇を抑える事ができます!
今回は簡単にお金をかけず通気性の良いネット蓋の作り方を紹介します!




通気性の良い自作水槽蓋の作り方

 用意するもの! ① 発泡スチロール
② ガムテープ
③ 園芸ネット

④ 道具(カッター、定規、針、釣り糸)

発泡スチロールはスーパー等で無料で手に入ります。
この蓋は一個約50円前後で作る事ができます。

それでは超コスパの良い水槽蓋の作り方を紹介します!






① 発泡スチロールを水槽の大きさにカット

まずはフラットな面を水槽の大きさにカットします。

切断面がボロボロにならない様に細かくカッターの葉を動かして切りましょう!




② カッターで中心部を切り取る

この際蓋縁は4cm程残すと良い。勿論テープで補強はするがあまりに縁が細いと強度も弱くネットも取り付けづらくなる。

※写真のように切断面をテープで補強しておくと発泡スチロールのカスが飛び散らない。




③ 外・内側をテープで補強する

耐水性・粘着性の強いものが良い、おすすめはガムテープ。
ビニールテープだと数ヶ月で剥がれる事あり。

枠をテープで補強したら中央に園芸用ネットを取り付けます。




④ 裁縫針と釣り糸でネットを縫い付ける

釣り糸で縫い付ける事で蓋枠とネットが経年劣化しても剥がれにくくなる!
※ 園芸用ネットは年数が経つと反ったりするので縫い付けましょう。

めんどくさかったら角4点と4辺の中央だけでも止めて置くと強度は良い。




⑤ 最後にテープできれいに補強

縫い付けた面も一度テープで綺麗に補修します。
これでまでいくつもつくりましたが、最後にテープで補強する事で殆どカビ等に悩まされる事もなく使えています。







通気性の良い自作水槽蓋の完成です!

こちらで完成です!
はかりが見当たらず正確な重さは計ってませんがある程度重さもあるし、そうそうずれたりしません。十分強度もしっかりしてます。




セッティングしてみる


いざ水槽にセットするとこんな感じです。

本格的なアクアリウムには少しダサいかもしれませんが魚の飼育程度には全然いいじゃん!って感じです。
テープ黒にするともう少し目立たないかも




照明もそこまで暗くならない 問題なし


黒の園芸ネットを介してる分は多少暗くなりますがそこまで差を感じません。

むしろ夏場だけで言えば照明は多少水温もあげてしまうのでその点も少しカバーできるのかも。

因みに見えづらいけどこの中にいるのはセボシタビラの稚魚が40弱います。
もう少し大きくなったら60cm水槽とビオトープへ移動予定。




メリット① 冷却機とも併用出来る

夏場の必須アイテム水槽の冷却機とも相性が良いですよ!
好きな場所から当てられるし通気性が良い分効果が高くなります。

www.tanagogo.work




メリット② どんな濾過フィルターにも対応

カットの仕方次第では壁掛け式フィルターにも使えるので便利です。
ウチは夏場に向けてこの8個水槽をこの蓋に変更します。






まとめ


真夏の2ヶ月間(8〜9月)は見た目は一旦置いておいて飼育している生体の為に水温対策を行いましょう!

因みに水温の変化に弱い小さなエビや稚魚の飼育をしている場合は対策いましょう!魚が底面周辺を泳いでいる時は問題ありませんが、水面でパクパクしてる時は水質悪化や水温が高い場合があるのでこまめにチェックしてあげましょう!