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タナゴや日本淡水魚の底砂は何がおすすめ?厳選底床3選紹介!

こんにちわ!かつやんです!

タナゴを飼育する上で底砂は何が良いの??
観賞魚用の底砂は『砂利』『小石』『サンゴ』『ソイル』『セラミック』等多種に及び、その中でもソイルで言えば栄養系や吸着系など細かく分かれます。
更に石やソイルの大きさ・粗さで更に細かく分類されます。

低床は飼育する生体によって向き不向きがあり、相性の良い低床を用意する事で観賞魚にあった飼育環境を用意出来、飼育も容易になります。

今回は『タナゴや日本淡水魚の飼育に合ったお勧めの底砂3選を紹介します!』を紹介します。

3選って少なすぎない?と思う方もいるかと思いますが、大半の観賞魚は適した低床は多くても3つ程です!

この記事ではタナゴの飼育に適した低床を3つその理由も添えて紹介します!



タナゴにおすすめの低床3選

タナゴにおすすめの低床は下記の3種がおすすめです!

タナゴにおすすめの低床
①大磯砂(粗目)
②田砂
③ベアタンク

どちらかというとこの3種しかありませんという言い方があっているかと思います。

中でも大磯砂粗目がおすすめです!




【大磯砂】(粗目)


タナゴや日本淡水魚には鉄板の底砂「大磯砂」です。
見た目も日本淡水魚に適した雰囲気を出すことができ、清涼感のあるレイアウトも作れます。

こちらは粒のサイズに違いがあり、小粒から大粒まで選べます。

因みに小粒や中粒あたりがポピュラーで流通量も多いです。
タナゴは糞や残餌が多く低床内を汚し易い為、粗目の方が掃除が容易になります。


大磯砂のメリット!


・ 購入価格が安い!
・ 何度でも洗って使える!
・ 低床清掃が簡単!
・ 濾過具を選ばない!
・ 清涼感が出しやすい!
・ 日淡レイアウトにも良く合う!

全ての日本淡水魚に向いている万能の低床【大磯砂】
見た目も清涼感があり、和のレイアウトにもよく馴染む為日淡にはピッタリです!

日淡は全体的に熱帯魚より大きく糞の量が多いので低床や飼育水を汚しやすい種類です。
定期的に低床に溜まった糞の清掃も必要になります。

大磯砂はメンテナンスが容易で、定期的な低床清掃にも向いている為、機能性も非常に優れた低床と言えます。



大磯砂のデメリット!


飼育できる水草が限られる。

色々試したが飼育できる水草の種類は限られる。
ウィローモスや、アヌビアスナナ、ミクロソリウム等の陰性水草や、マツモの様に根を張らないタイプの浮草しか向きません。

しかし仮に育てる事が出来たとしても有茎系の葉が柔らかい水草は全てタナゴに食べられてしまう為、葉の硬い陰性水草が使えるのであればデメリットでもありません。



外観・機能性・価格どれをとっても最強!


価格も非常に安い!10キロで1,300円位で購入できる。
ソイルと違って何度でも洗って使えるのでかなりコスパはいい。

掃除も簡単で日淡には最適!
掃除の際ホースで吸水する際も粒が粗いので砂のように吸い込んでしまう事がないので管理も楽です。糞の量が多い日淡にピッタリです!

デメリットと言えば砂利の為栄養分が少ないので根を張る水草が育ちにくい点位。
だが、大磯砂には根を貼らない浮草類(マツモ)や流木・石に活着できるアヌビアスナナやウィローモスがあるのでそこまでデメリットでもない。
かなり最強の底砂です。

又、大磯砂は色が暗めなので観賞魚の色上げ効果もあるのだ!
日本淡水魚には最適です!




【ベアタンク】

ベアタンクは『低床を敷かない』スタイルの事!
おすすめの低床が『無し』ってのもおかしな話ですが、ベアタンクは繁殖や増体等飼育には理にかなっておりおすすめです。

ベアタンクはタナゴ・メダカ・金魚・らんちゅう・プレコ・アロワナ等餌をよく食べ糞の量が多い生体や大型に成長する生体に適しています。


ベアタンクのメリット!


・ 低床掃除が簡単!
・ 大きく育て易い!
・ 衛生的な環境を作れる!
・ 傷つけず美しくそだてられる!
・ フィッシュレットが使える!

一番のメリットは掃除が簡単に行えてる事。
低床がないので糞や残餌がすぐに取り除ける!

その為餌をしっかり与えて増体させたい時にも向いてます。

ベアタンクにはフィッシュレットを使う事が出来て飼育がより楽になります。


ベアタンクのデメリット!

・ バクテリアが発生しにくい
・ 頻繁に水換えが必要になる。
・ 水草飼育が不可能

一番のデメリットは低床がない為、フィルターのろ材にしかバクテリアが繁殖しません。
その為、飼育水の有機物を分解する力が弱いので水換え頻度を上げる必要があります。

水草は流木に活着した物や浮草ならいれる事も出来ますが、水草が育つ充分な栄養がない為上手に育てる事は難しい。


ベアタンクは飼育に特化できる

観賞魚を増体させるには充分な餌量が必要です。
餌が増える=魚の糞や食べ残しが増えるので水が汚れます。
本来低床を敷いた水槽では完全に取り切る事ができず、手間も掛かりますがベアタンクは綺麗に低床掃除が行えます。フィッシュレットを使うと更に掃除が楽になります。




【田砂】


砂系は見た目が非常に美しく、自然の川を思わせる色合いが良い。

日本淡水魚の河川上流のような美しいレイアウトが作れます。

因みに田砂は混泳魚のドジョウ等にも最適な低床で日本淡水には非常に使い易い底床と言えます。


田砂のメリット!


・ 洗って何度も使う事が出来る!
・ 見た目が美しい!
・ 明るい印象にする!
・ ドジョウやヨシノボリ等も相性◎
・ 二枚貝の飼育にも適している!

一番のメリットはやはり美しさです!
粒も細かく非常に美しい。
また、混泳生態にもなりうるドジョウやヨシノボリ。
産卵床となる二枚貝の飼育にも適しています笑



田砂のデメリット!


・ 底面の掃除は注意が必要。
・ タナゴの色が白っぽくなってしまう。
・ 魚の糞や汚れが目立つ。
・ 濾過の幅が狭まる。

デメリットは汚れが目立つ点
白色系の底砂の為、魚の糞や苔類の汚れが目立ち易い。

底面掃除の際粒が細かいので糞と一緒に吸い出してしまう場合がある。
また、田砂は明るい色をしている為タナゴが少し白っぽくなってしまう事もあります。



キレイで使い易いが管理が大変

外観も良く、洗って使えるので使いやすい。
貝やドジョウとも相性が良いのでおすすめです。

しかし、掃除や濾過面でネックが多い。
生体の糞を取るのにホースでの作業は気をつけないと吸い出てしまう事や、一度苔が付着した砂は洗っても少し黒ずみが取れなかったりと多少管理が難しい。

因みに田砂より青森砂の方が少し色合いも落ち着いているのでこちらもおすすめです。







まとめ

いかがでしたか?
因みに複数水槽を持っているなら用途によって使い分けると良いと思います。

ソイル水槽は水草がガンガン育つので水草のストック&稚魚や稚海老の育成用に一つあると水草が永久に増え続けるので重宝します。

また大磯砂は色上げ効果もあり、屋外水槽にも利用しやすい。

砂タイプは色合いがキレイなので鑑賞用に向いている。

それぞれ一長一短ありますが、予算や飼育の目的に応じて使い分けをおすすめします!

タナゴや日本淡水魚は『珊瑚砂』以外はどの底床も使う事ができますが、今回お勧めした【小石系】【ソイル系】【砂系】が特におすすめです。是非使ってみてください!