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ミクロソリウムの美しい活着方法!初心者必見活着のコツやポイント!


こんにちは!かつやんです!

ミクロソリウムは陰生植物の仲間で非常に丈夫で育てやすい種類です!

ミクロソリウムは低床に植えたりせず、流木や岩等に活着させて使います。一般的にはビニールタイを使って岩や流木にくくりつけ、約1か月程度放置して活着させます。

▲因みにアクアショップの簡単な解説欄にはこの位の簡単な説明しか書いてません。
初めてミクロソリウムを飼育する方はコレだけの内容では茎を追って半分近くダメにしてしまったり、綺麗に活着させる事が出来ません。

私も最初は茎を折ってしまったり活着させても美しく活着させる事が出来ませんでした。

この記事では初めてミクロソリウムを飼育される方向けに、活着の注意点やキレイに活着させる方法を写真付きで解説します!
縦長に活着させたり自然体に活着させるコツを紹介します!

初めての方でなくても、よく茎を折ってしまう。活着後の水草がキレイではない。という方は一度こちらの記事を読んでみて下さい。


ミクロソリウムの飼育は簡単です!


ミクロソリウムはCO2や強い光量が不要で、成長も遅くトリミングの必要がほぼない為『手間がかからず丈夫な水草』として初心者の方でも挑戦しやすい水草です。

光量が届かず他の水草が育たない様な場所にも配置出来たり。
葉が硬く大きい為植物植生の高い観賞魚からの食害も受けない等のメリットもあり、レイアウトの幅も広く人気の水草です。





ミクロソリウムを美しく活着させる方法


それではミクロソリウムを美しく活着させる方法や注意点を紹介していきます。

上記の写真のように縦長に活着したり、自然体にも出来ます!
やり方も全て写真付きで詳しく解説していきます。

今回はミクロソリウムの中でも代表的な種類『ミクロソリウム・プテロプス』を使って解説していきます!

■■ ミクロソリウム・プテロプス ■■

活着に使用するもの

■ 用意する物 ■
  • 裁縫糸【100均でok】
  • 活着物【流木・岩】
  • ハサミ
  • ニッパー


よくモスコットンやビニタイを使う事も多いのですが、個人的には『裁縫糸』がおすすめです。

モスコットンはミクロソリウムが活着するまで2ヶ月程度かかる為、1ヶ月程度で溶けてしまうモスコットンだと活着前に溶けてバラバラになる事があります。

ビニタイだと凹凸のある活着物には不向きだったり、 アヌビアス・ナナの様に太い茎を対象物に1本留める様な場合は適してますが、ミクロソリウムの様な細い茎を何本も巻くには適してません。


水草ポットから取り出す際も引っ張らない


ミクロソリウムは購入時大抵水草ポットに入っています。

ミクロソリウムは特に茎が細くデリケートなのでくれぐれも水草の葉を持ち引っ張る様な事はしないで下さい。

ニッパーでカットしてロックウールを外しよく洗います。


仮根をキレイにカットします


伸びた仮根は対象物に活着しません。
その為一度伸びた仮根はハサミでカットしましょう

ついでに枯れかかっている葉や、折れている茎があったら取ってしまいましょう。


活着物に葉を載せていきます


【ポイント】
・予め岩や流木の前後を決める
・ある程度密生させる
・手前に短め・奥に長め
・どの面も葉の表側が正面に来る様にする

予め配置した時の前後を決めておき、正面に短めの茎を、奥に長めの茎を選びます。

ミクロソリウムは1株で活着させても然程キレイに見えません、ある程度の量を巻いていきます。

葉の表裏が混ざらない様に長さ表裏をそろえて並べます。


茎を折らないように軽く巻きつける


ポイントは茎を折らないようにする事です。
活着後裁縫糸は切ってしまえば問題ないので安定する様に巻き付けます。

ここでも強く巻きつけると茎が折れてしまう原因になりますので注意してください!




完成写真①縦長に活着させたパターン


この写真だとわかりづらいのですが、これは岩の正面に短い物、裏面に長い物を巻き付けてます。
正面と背面にだけ巻きつけ少量ずつ巻いてます。


正面と背面にだけ巻きつけた後、茎の上部を少しきつめに裁縫糸で巻きつけると横に広がらず縦にスッと伸びた形状にできます。

活着後も根っこがこの形で活着するので裁縫糸を切った後も型崩れしにくくなります。

【美しく縦長に活着させるコツ】
  • Point① 正面と背面にだけ巻きつける
  • Point② あまり量を巻きつけない
  • Point③ 最後に上部をきつく縛る
  • PointPoint④ 岩や流木も尖った形状を選ぶ








完成写真②自然体に活着させたパターン


岩の裏面に大きめの葉、サイドと正面に短めの葉を巻き付けます。

葉を一度に巻きつけると大変なので、裏面と右サイドで一度固定して→正面と左サイドを載せて巻きつける等、何回かに分けて巻きつけると美しく活着できます。



糸で巻きつけたら完成です。
前後左右全てに葉を巻いています。
それぞれ葉が自然体に真っすぐや左右に展開するので自然体でボリュームを出しやすくなります。
葉が稀に交差する事がありますが、交差すると不自然に見えるので極力右は右・左は左を向かせるとキレイです。

【美しく自然体に活着させるコツ】
  • Point① 前後左右に巻きつける
  • Point② 量を巻いてボリュームを出す
  • Point③ 活着物の下部〜中部を縛る
  • Point④ 左右に交差しない様にだけする







レイアウトについて


ミクロソリウムは代表的な種類ではプテロプスやナローリーフ、ウェンディロフ、ソードリーフ等種類によって大きさ・葉幅・形状が様々です。
後景としてボリュームを出すなら自然体に、中景としてワンポイントとして使うなら縦長にと活着のさせ方を使い分けるとレイアウトのレベルが一つあがりますよ!

▼▼ ミクロソリウム種類 ▼▼
www.tanagogo.work

まとめ


今回はミクロソリウムをキレイに活着させる方法を紹介しました!
ちょっとしたコツで見た目は何倍にも良くなります!ミクロソリウムは初心者でも簡単に挑戦できる水草です!是非挑戦してみて下さい!

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よろしければ是非読者になっていただけると幸いです!