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30㎝キューブ水槽で失敗しないビーシュリンプ水槽の立ち上げ・作り方

こんにちわ!かつやんです!

今回は30㎝キューブ水槽を使用してレッドビーシュリンプの水槽に立ち上げ方を紹介します!

ビーシュリンプは30㎝キューブでも充分飼育可能です!
シュリンプ飼育には鑑賞以外にも繁殖・選別等の楽しみもあります。

30㎝キューブ水槽は、60㎝水槽の丁度半分の大きさで複数設置にも向いおり、選別や色々なレイアウトを楽しみたい方にもおすすめですね!

今回は『立ち上げ方』『使用した機材』『立ち上げ後エビを入れるまでの期間』等々詳しく解説して行きます!

30㎝キューブ水槽メリット・デメリット


まずはじめに30㎝キューブを使用するメリットとデメリットをお伝えします!

ビーシュリンプは繁殖・選別等する上で複数水槽があった方が好ましく、30㎝水槽でも充分飼育が可能な為30㎝キューブは向いていると言えます!

しかし、ビーシュリンプは水温・水質に非常にデリケートな生態なので、影響を受けにくい大きい水槽の方が安定します。

まずはこれを前提の上でメリット・デメリットを把握しましょう!


30㎝キューブ水槽のメリット

● メリット
・ 複数設置に向いている。
・ 設置面積が少ない。
・ 価格も比較的安価。

お勧めしたい方
・ 複数設置したい方。
・ レイアウトを色々楽しみたい方。
・ 選別したい方。
・ 水槽を置く場所が少ない方。

30㎝キューブ水槽は60㎝水槽の半分の大きさで、複数設置したい方には非常にお勧めです。
一つは繁殖用・一つは観賞用等使い分けもできますし、レッドビーとブラックビー等多種を飼育したい方にもお勧めです!



30㎝キューブ水槽のデメリット

■ デメリット
・ 水質水温の管理が難しい。
  ※特に夏季の高温
・ 濾過や機材の自由度が少ない。

30㎝キューブ水槽は総面積や水量も少ないので外気の影響を受けやすい・水質が変化しやすいといったデメリットがあります。
シュリンプの飼育をする方は30㎝でやってる方も多いのでそこまで気にしなくても良いです。

後は機材の選び方も大切で、複数設置をする際は例えば30㎝用のLEDライトを2つ買うと割高になります。

この場合60㎝用を購入して2つの水槽を照射したり、エアポンプを60又は90㎝用を購入し二又、三又コックで分ければコストは如何にでも抑える事は可能です。




シュリンプ水槽立ち上げ

それでは順番に写真付きで解説して行きます!
おすすめの機材もメーカーや品名迄詳しく紹介していくので、家にあるもので代用できる物は代用して大丈夫ですし、使いたい物があれば使ってみて下さい!



準備するもの

 準備するもの ・水槽 KOTOBUKI30cmキューブ×2個
・水槽台 GEXアクアスチールラック600
・水槽台板 NFボード製水槽板
・底面濾過 NISSOバイオフィルター
・照明 suisaku Light UP600
・底床 JUN プラチナムソイル
    ※パウダー&スーパーパウダー
・石  カミハタ 青華石・気孔石
・水草 キューバパールグラス
・カルキ エーハイム4IN1


水槽台は必ず使いましょう!

まずは水槽台を選んで組み立てましょう!
30㎝キューブは水槽・水・底砂・機材等入れると1つ辺り40kg程度になります。

2つ設置したら合計80kg近くになる為、これだけの重さに耐えられる水槽台が必須になるのです。
アルミラックやカラーラックを使用するの危険です!やめましょう!

今回は60cm水槽台『GEX アクア スチールラック』を使用します!3,000円前後で購入出来て凄くコスパが良く高性能です!

キューブ水槽はオールガラスの為、コンパネやNFボードを敷くとより安定します。

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60㎝水槽台なら30㎝キューブが2つ!


因みに30㎝キューブ水槽は縦横30㎝なので丁度60cm水槽一個分と同じ面積です。

今回は写真のようにピッタリ横付けしてセットする事にしました!

水槽台は60cmであれば、キャビネットタイプもスチールラックも両方使えます!
好きな水槽台をつかいましょう!
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水槽2個でもエアや照明は1個でOK


水槽は2つに分けますが、水槽台やLED、エアレーションは60㎝用を1つずつで設置出来ます。

30㎝水槽一個づつに照明や単体濾過を設置するとコストが高くなるので抑えられるものは抑えましょう!

私は水槽の下段に60㎝水槽を別途設ける予定だったので120用のエアを選びました!

近年は静かでパフォーマンスの良いエアポンプが多くありますが、この二つは特におすすめです。

▼吐出口二個、エア量調節可のハイスペック▼

▼とにかく静音・ハイパワー・低振動▼

濾過は底面濾過がおすすめです!


因みにシュリンプを飼育する場合、底面濾過とソイルとの相性が良いので私は底面濾過を推奨しています。

底面フィルターは別メーカーの物も使ったが、最終的に目詰まりもしにくくニッソーのバイオフィルターが一番使い易い。


勿論他の濾過も使う事が出来ますが、稚海老は吸水口から吸い込まれてしまう事もありますので、他の濾過を使う場合は吸水口のスポンジを変えたり調整は必要です。





初心者はプラチナソイルが使いやすい


ソイルには『吸着系』や『栄養系』『セラミック』等大きく3種ほどあります。

プラチナソイルは『吸着系』に属し、シュリンプ飼育にも向いてます。

本来アマゾニアソイルが一番良いと感じますが、入手しやすさ・値段・性能トータルするとプラチナソイルが良いと思います。


ソイルとバクテリアを敷きます

まずはソイルを平坦に敷いて行きます。

この時ノーマルソイル→バクテリ→パウダーソイルとサンドして作るとより水質が安定しやすくなります。

バクテリアをサンドしたらお好みのレイアウトに合わせて傾斜等をつけていきましょう!

因みに残念ながらネット通販ではこのバクテリア類は販売されてません。
アクアショップの中でもシュリンプに力を入れてる所を探しましょう。

因みにこの様なパウダー状バクテリアが無い場合は『バイオカルチャー2000』で代用出来ます。
生きたバクテリアが入っており非常にコスパも良く是非おすすめです!※バイオカルチャー2000は液状なので飼育水を注入する際少量入れます。


レイアウトは注水前に8割決めましょう!


レイアウトは水を入れてからも変更できますが、大きな土台は事前に作ります。

主に鑑賞メインであればしっかりレイアウトを作ったほうが良いですし、繁殖や飼育が中心であれば選別し易い様に極力シンプルな方が良いでしょう。

レイアウトをする場合は、基本的に後ろから手前へ傾斜をつけて行きます。
後は石・流木・水草の植える場所を決めて自由に組んで行きます。

モスを活着させた流木や、石組みレイアウト、パールグラスの緑の絨毯はエビの隠れ家にもなるので興味のある方は是非挑戦してみましょう!



カルキ抜きした水を注水します

次にカルキ抜きをした水を入れて行きます。
エーハイム4IN1が非常におすすめです。
余裕があればバイオカルチャー2000も入れると尚良い。

因みに私の画面左の様にミスト式で立ち上げる場合は3~4週間みてパールグラスが根付いてきてから注水します。

▼ミスト式について解説しています▼
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飼育水が完成するまで約3ヶ月

すぐにエビを入れたい気持ちになるのですが、このまま水槽内の環境を整える為3ヶ月程待ちます。

2週間に1度、3分の1程水を交換しながら様子を見ます。

因みにヒーターを入れた方が仕上がりも早いのですが、私は電気代も勿体無いので冬場以外はヒーターは使用してません。

夏場は放っておいても25〜30℃近く迄上がるので飼育水が仕上がりやすいです。


パイロットフィッシュは入れていこう

この間もパイロットフィッシュは導入する事をお勧めします。

パイロットフィッシュとは苔取り貝やヤマトヌマエビ等を言います。
水槽内の苔を食べ、糞や尿をしてもらう事でそれを水草が栄養分として吸収し、余った糞等を分解する為にバクテリアが増えより良い環境が出来上がります。

そのままボックスメイトとして飼育も出来るので安心です。

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水草は好みの物でOK

水草は好きなものを入れて大丈夫!
基本シュリンプ達の隠れ家にもなるので極力入れた方が良い!

おすすめは『ウィローモス』『アヌビアス・ナナ』等は流木に活着させたりして使い易いです。
レイアウトで底面に緑の絨毯を作りたい方は『キューバ パールグラス』等がお勧めです!


シュリンプを入れる際は水合わせ必須


立ち上げから3ヶ月後ようやくシュリンプを導入です!

因みにシュリンプは水温やph水質にとても敏感です。
飼育水温23〜27℃前後、ph6.5±0.5位が経験上1番上手くいきます!

上記の水温・水質であってもエビは急な水温や水質の変化に弱いのでゆっくり1時間程かけて水合わせをしてくださいね!

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過去のシュリンプ水槽立ち上げ紹介

他にもシュリンプ水槽はいくつか立ち上げているので紹介します!

60㎝水槽 底面濾過×スポンジフィルター
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60㎝水槽で立ち上げ!底面だけでは不安だったのでスポンジフィルターもつけてます。
水草やレイアウトも楽しみたい方向けです。


30㎝水槽 底面濾過×水草×流木
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水草レイアウトを楽しみたい方や、セットひとつで簡単に立ち上げたい方向けです。
30㎝のデザイン水槽のレビュー兼立ち上げ紹介をしています。


まとめ


シュリンプ水槽は今回紹介した様に簡単に立ち上げることが出来ます!

アクアリウムの鑑賞として楽しむも良し、興味のある方はシュリンプの繁殖にも挑戦してみてくださいね!

繁殖やアクアリウム系の関連記事もありますので宜しければ見てくださいね!