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レッドビーシュリンプ 稚エビの飼育方法・餌や飼育環境の注意点は?


こんにちわ!かつやんです!

レッドビーシュリンプがの稚エビが孵化した時の飼育環境はどうしたらいいの?

今回の記事では、初心者向けに
そもんそも稚エビ達は何を食べるの?
どんな飼育環境を用意したらいいの?

って内容から、500匹以上増やした経験から稚エビのオススメの飼育環境についてお話しします!

※この方法はビーシュリンプに限らず、シャドーやカラーシュリンプ全般に使えます。


稚エビの飼育方法


生まれたばかりの稚エビは体長2~3㎜程で非常に小さくデリケートで、飼育環境が合わないとポツリポツリと☆になってしまう為、飼育難易度はやや高めです。


非常に小さいので外敵がいる・水流と吸水口がある等の飼育環境もエビを☆にさせてしまう原因になります。
また、産まれたばかりの稚エビはほぼ毎日脱皮を繰り返し成長するので餌になるプランクトン等が少ないと脱皮不全により☆になりやすいのです。


稚エビを飼育をする上で最も大事なのは飼育環境です!
外敵・水流・水質・水温・バクテリア・餌どれも稚エビを飼育する上でこのチェックは欠かせません。




理想的な飼育環境は産卵ケースが良い


私は色々と試した結果、産卵ケースを使うメリットは非常に多く、稚エビの飼育に最適な環境であると言えます。

外敵 → 捕食者がいない。
水流 → 弱いが循環するので最適。
水質 → 水槽内の水を使うので安心。
水温 → 水槽と変化なし。
餌  → 水槽以上に発生させやすい。

見ての通り産卵ケースを使用すると大半の問題を解決できます。

水槽内で海老が繁殖した場合いつの間にか増えてる。と言った感覚で正確な数等は判断できません。
その点、産卵ケースは何匹産まれたか?何匹生きてるか?も確認できるので
水質悪化があった時も早期的に気づく事が出来、対策が出来ます。

ちなみに産卵ケースの中でもコチラのサテライトスリムは循環もさせやすく管理が容易なため特に最適であると言えます。



産卵ケースを使わない場合

もちろん飼育水槽内で知海老の飼育も可能です。
その場合なにより吸水口による吸い込みにだけは特に注意して下さい。
理想的には濾過は底面濾過を使うのが最も良いでしょう!


底面濾過シュリンプ水槽の立ち上げ方はこちら
www.tanagogo.work







飼育環境の注意点

【外敵・隠れ家】

他の生物を一緒に飼育していると、稚エビは捕食されてしまう場合がありますので捕食する可能性のある生物との混泳は避けましょう。
どうしても避けられない場合は産卵ケースで一時的に隔離する・隠れ家を用意すると良いでしょう。

※稚エビのエサにもなりますので、モス類の水草を投入しておくと稚エビの隠れ家にもなり生存率を向上させます。
※ちなみに親エビは生きてる稚エビを捕食する事はありません。



【水流・吸水口】


稚エビは水流に弱いです。循環する程度の弱い方が好ましい。
又、吸水口はがあると吸い込まれてしまう為、スポンジを装着する等配慮する必要があります。

※水の循環がギリギリ出来る位の強さ。吸水口は作らない様考慮する。



【水質】

床底の糞や残餌による水質悪化と底床によるPHの変化に気を付けましょう糞や残餌はピペット(スポイト)でこまめに吸い取りましょう。水質は急激な変化を避け週1で10分の1程換水をすると良い。

※糞をすくい取ったり水草を取り出す際は稚エビを巻き込まないように要注意。


【水温】

シュリンプ水槽は比較的30cm等の小型の水槽を使う事が多い為、外気の影響を受けやすい。冬場は比較的問題ないが、夏場の高温特に30度を超える水温には気を付けましょう。

※特に小さい分急な水温変化により弱いです。急な水温変化は絶対避けましょう。




【餌・バクテリア】


稚エビは1ヵ月もすれば市販のシュリンプのエサを食べますが、小さいうちは飼育水の植物性プランクトンを食べています。
ミジンコが発生しているという事は稚エビのエサになるプランクトンが発生している水槽であると言ってもよいので指標になります。

水草を多めに入れたりグリーンウォーターを飼育水で割ったものを入れる等すると良い。





稚海老飼育水槽は見にくい位で丁度良い

産卵ケースの例ですがコレはまだまだ見えやすい位です。
経験上水槽であっても産卵ケースでも人にとっては観察し辛いな。キレイじゃないな。って位水草や緑苔が生えた環境の方が餌や隠れ家が豊富なため、海老はバンバン成長・繁殖します。

トリミングした水草やモスはどんどん入れましょう。植物性プランクトンも豊富な環境になります。
因みに産卵ケース下に溜まった糞等は吸い込みに気を付けながらピペットで掃除しましょう!

クリヤーで障害物の無いペットショップの様な環境より水草ジャングルみたいな方が凄く増える印象があります。


飼育環境をいじるなら産まれる前に!

稚エビが産まれてから色々いじるのは良くありません。環境が変わるのは海老にとってストレスを与える事にもなります。
産まれてくる稚エビの生存率を上げる方法はこちらの記事にまとめました↓↓↓
www.tanagogo.work




まとめ


稚エビはデリケートなので飼育難易度は高いと言えます!

しかし稚海老が成長しやすい環境を作ることは爆殖のスイッチになります。
シュリンプは一度に20〜30の卵を持つので上手く飼育する事ができればあっという間に100匹近くまで増やせるでしょう!

また、水槽内より一度2〜3ヶ月の間は産卵ケースで飼育してあげる事で生存率が高くなります。是非挑戦してみて下さい!