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ブファランドラsp.ゴジラ1年育ててみた!結果=子株が大量に増えた!


こんにちわ!かつやんです!

赤い茎と黒味を帯びた渋い色合いの葉を持つブセファランドラの希少種『ブセファランドラsp.ゴジラ』

今回はブセファランドラsp.ゴジラを1年間育てた成長の過程や記録を紹介したいと思います!

ブセファランドラは全体的に成長がゆっくりな種類です!
一年でどれ位育つのか知りたい方や、ご自身のブセと成長を比べたい方等は是非ご覧下さい!

ブセファランドラsp.ゴジラの特徴

ブセファランドラsp.ゴジラは形状・色合い・光沢どれをとってもトップレベルに美しく非常に人気があります!
希少性・値段どちらも高く中々入手困難な種類です!

葉の大きさ… 最大で3㎝程度
葉の形状 … 細長く強いウェーブがかかる
葉の色  … 青黒い渋めの色合い
ラメ質  … 強くしっかりしたラメが入る


▼▼ ゴジラの特徴はコチラで詳しく解説 ▼▼
www.tanagogo.work






ブセファランドラの成長過程

1年の成長の様子を3カ月毎に写真に収めておいたので紹介します!
低床ソイル、CO2なし、エアコン水温管理約24~26℃で飼育してました
ずっと順調に育っていたわけでは無く溶けたり色々あった成長記録です。



2021年11月 飼育開始!

2021年11月 購入当初

最初は1株で買ったのですが、茎が取れそうだったので2株に分けてしまいました!リスク軽減の為です。
(後に2株に分けててよかった事がありました。)

2021年11月 購入当初 活着前

水上ではより黒めに見えるので渋いです!
結構肉厚な葉をしてます!


2021年11月 飼育スタート

溶岩石に二つに分けて活着飼育スタート!
(因みに最初は気にしてませんでしたが、最初から大きめの活着物にしておけばよかったと思ってます。)


2021年12月 1ヶ月

2021年12月 外観ラメが出てきた

1ヶ月では目立った変化はありませんが、我が家の飼育環境に慣れてきたかラメがキラキラひかり葉もピンとしてきました。 

★感じた事★
・大きさは変化なし
・1ヶ月では活着しない
・ラメ質が綺麗になった


2022年2月 3ヶ月目

2022年2月 仮根が生えてきた

新しい仮根が出て活着しはじめました。
環境が良く無いとこの辺りで枯れたり葉が抜けたりしますが順調に育っているようです。


大きさは全く変化が無いが葉の色合いやラメは元気!

★感じた事★
・仮根が出てくるのに3ヶ月かかった
・大きさに変化なし
・状態は良い様子


2022年5月 6ヶ月目

2022年5月 新芽が出てきた、色が凄い

新芽が出てきました、順調に成長してます。
大きさでいうと1.5倍程度迄大きくなりました。
冬場は部屋暖房で温度は均一化してましたが春は成長速度が早いのでしょうか?


そして新芽の色がすごい!こんなピンク色は初めて見ました!
飼育環境は変えてません。
活着してから仮根に費やしてたエネルギーを成長に回してる印象を受けました!

★感じた事★
・季節的な問題か新芽がどんどん伸びた
・成長が早まった!


2022年8月 9ヶ月目

2022年8月 ようやく子株が!


ようやく子株が出てきました!
丈もかなり長く成長!新芽を出し続け伸びてます!

水温は夏場で27~28℃前後と少し高め。


古い葉が白色化してます、古い葉はどんどん枯れて抜けていってます。
本当は株分けしたかったんですが状態が良く無い+子株が小さすぎるのでこの段階では諦めました。

栄養不足なのか、水温が高いのか、まだ経験が少なく理由が解りません。

★感じた事★
・水温が高い?水質?葉が枯れる白色化
・茎がかなり伸びてきた長さは2倍近い
・株が小さいせいか出てくる葉が小さい



2022年11月 12ヶ月目

2022年11月 一年たちました


新芽もかなり伸びてきました!
一度環境見直しで移動した方は無事復活。
葉っぱも白色化が収まりピンとしていて順調です。



一方白色化していた株は茎が溶け始めてしまいました。
環境を直ぐに変えるべきだったと後悔。いい勉強になりました。。

嬉しい事に子株が増えて成長してたのですぐ株分けを実行しました!

★感じた事★
・水質や環境は直ぐ見直す
・株分けしておくとリスク分散になる
・1年で新しい新芽が計8個も!






一年経ってようやく株分けできた!


2個とも子株がいい感じに出てきたので株分けしました!

かなり小さいですが活着元に両方4つも子株が出てきてます。
適正な環境で育てれば来年はかなり良い結果になると思います。



溶けてたブセはトリミングして健全な部位だけを流木に巻きつけました。黄色い○のものがトリミング部です。

一年育てて成長速度や伸び方がわかったので、一年先を見越して端っこに活着。ここから中心に向かって成長させる予定です。

※因みによく育ってた方の頭の部分はトリミングして知人と物々交換しました!


ゴジラを育てて1年Before・After


2株から初めてとりあえず4株になりました!
元々の活着部位からは新たな子株がそれぞれ4つ出ています。


2021年11月 飼育開始時

最初小株を二つに分けて飼育開始!
それぞれ溶岩石に活着させて二に分けて飼育開始!

2022年11月 一年飼育後の様子

片方は溶けるトラブルがあり、順調だった方はトリミング部分を友人と物々交換したのでそこまで増えてないようにも見えますが。

活着元の溶岩石には新芽が各4個ずつ出たものが2つ。
溶けた部位をトリミングしたものを2個活着させた流木が1つ。

物は3つですが、子株が合計4.4.2個で10個出来たので自分の中では70点位だと思ってます!


子株の写真はこちら


小さな子株が4つも出てました!
茎が小さい分葉っぱも小さいのですが、4つも子株が出てきたのは嬉しい限りです。



右側に少し大きめの株と中央から3つ子株が出ています。
小さめの活着土台の為ある程度成長したら右はトリミングして大きめの溶岩石に活着予定です。



溶けが進行していたトリミング部位です。
一回り大きな流木に活着させます。
ここから流木に活着させながら茎を大きくしていく予定です!


一年育てて感じた事


ブセゴジラは飼育環境によって状態も上がりやすく、落としやすい印象を受けました!
そして状態が良い時は物凄く綺麗です!
飼育環境は一番大事だと感じました!


成長速度はかなり時間かかるし遅い
成長は遅く子株が出るのも一年位かかります。
1ヶ月経っても全然変化に気づかない位遅いので気長に育てるのが良いです。


★感じた事★
・飼育環境=状態に直結
・水は定期的に完水する
・成長は遅め【1年で2〜3倍くらい】
・子株が出るのに1年位かかる
・先々を考えると活着土台は大きめが良い
・株分けはリスク分散になるので○

■■ ブセファランドラsp. ゴジラ ■■


一緒に飼育してて良かった生体ベスト5

ブセゴジラは苔被害はあまり受けませんでした。これには一緒に飼育していたコケ取り生体のメリットがあったと感じています。

一緒に飼ってて良かった苔取り生体は苔取り能力・食害の無さ等から考えて書いてます。

1位…ヤマトヌマエビ

苔取りのプロフェッショナルです。移動速度も早く常に休まず苔掃除してくれます、1匹でミナミヌマエビ10匹に匹敵する位苔取り能力は高めです。


2位…ラムズホーン

特別苔取り能力が高い訳では無いのですが、よくも悪くも大量に繁殖します。
すぐに50〜100匹近くまで増えるので数の利で苔被害からブセを守ります。


3位…サイアミーズフライングフォックス

一番厄介な黒髭苔を食べてくれる唯一の生体です!


4位…フネアマガイ

アクアリウムの貝類の中で苔取り能力最強!
複数いると卵を生みつけられる場合がある為、1匹でも充分効果アリ!


5位…ビーシュリンプ

1匹ではなんの効果もありませんが、50.100と増えるとブセを非常にキレイにしてくれます!



まとめ

ブセファランドラsp.ゴジラはブセの中でも希少な種類です。
流通量も少ない為もし見つけたら是非購入をおすすめします!

ブセは活着→新芽→子株の様に一年程かけてゆっくり成長します。
時間はかかりますが確実に増やす事が出来ます。

来年の今頃には2年目のゴジラの様子を紹介出来たら良いなと思っています。
よろしければ是非ブックマーク・読者になっていただけると幸いです!