今回はゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器を使用してブセ水槽を作ってみました!
僕は今まで色々な飼育容器でブセを飼育してきたんですが、湿度は重要だなと再認識してます!
以前にもミストメーカーを使用した飼育容器を作った事があったのですが、かなり調子よかったんですが、長く使用していると少し問題がありました。
実際 1時間程度の使用だと飼育ケージの温度は然程変化が無く育成にも目立った問題はありませんでしたが、ミストメーカー付近の水温がモーター熱で高くなってました。
ただ加湿育成は順調だったので、今回は『ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器』を使用して前回の弱点を補い更にパワーアップした加湿飼育容器を作ってみました!
ブセの飼育がうまく行かない方や湿度が足りてない方は!是非加湿機おすすめです!
- 前回の問題点を改善する!
- ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器紹介!
- 加湿タイプ育成容器の作り方!
- 実際稼働した様子
- 意外なキケンも見つけました
- コレから試したい事
- まとめ
- この記事を動画で見たい方は!
前回の問題点を改善する!

まず前回の育成ケージはミストメーカーのモーター熱による『水温上昇』と、ディスプレーによる『着水問題』の2つの問題点がありました。
ミストメーカーの個体差かわかりませんが、1時間つけっぱなしにしてるとミストメーカーの近くの水温が30℃近くまで上がりました。(28℃)
実際水槽内の温度変化は殆ど無く、ミストメーカーから離れた所の水温も25℃と通常でした。
僕の場合ミストメーカーを設置している付近にはディスプレー台を置いていたので、着水する事はなく、何も問題なく育成出来てました。
しかしディスプレー上のブセは着水していないので、1日1時間のミストでは水分不足になりがちだったんです。
やはりブセは着水させるか、水流を作ってあげないと少しずつ調子を落としてしまいます。
ディスプレーをどければ良い話ですが、台をどけると、30℃近い水温に直に触れてしまいます。
それを改善するのにピッタリだったのが今回購入した『ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器』です!
水槽外に加湿器を置いて超音波式の細かく低温のミストのみを水槽に送る事が出来るので、モーター熱や水温上昇、着水問題等の改善ができます!
■■ ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器 ■■
ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器紹介!

今回購入したゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器を軽く紹介します。
試運転と水温変化等調べるのにかれこれ1ヶ月程使用してみましたが優秀です!
上の黒いタンクに水を入れて上部から細かいミストが発生します。
ホースは初めから複数入っていて、分岐も可能なのでコレ一台で複数の水槽管理も可能です。
気になるミスト量ですが、表のダイヤルで弱〜強も可能です。非常にきめ細かなミストを出す事が出来ます。
あとは個人的な意見ですが、このタンク部分が凄く反射や写り込み・+傷がつきやすいです。
動画撮るのに袋に入れず箱から入れて出してしてたら速攻擦り傷がついてしまいました泣。
加湿タイプ育成容器の作り方!

それでは今回はFog加湿器を使用してブセの育成容器を作ります。
メインは加湿器なのでシンプルに作ります!底面にはパネルを敷きました。
猫よけシートでも良いと思いますが、僕は凹凸で鉢をよく倒すのでフラットなコレを使用しています。
■■ ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器 ■■
因みに止水より水流があった方が水が傷みにくい+根への酸素供給にもなるかな〜と思い。エアーカーテンを下に入れました。
最後にFog加湿器のチューブを上面の穴から差し込みます。
因みにこの穴のφが大きい場合はパテやスポンジ等何かで固定して下さい。
僕は現状このまま使用してますが、後々は調整しようかと考えてます。
穴が空いてない場合はリューター等で上部又はガラス面等にも穴あけ加工出来ます。
ひとまずコレで完成です!
実際稼働した様子

それでは実際稼働した様子ですが、以前ミストメーカーの様に常に一定量のミストと違い強弱が可能なのは便利。
強めのミストを短時間・複数回かけた方がいいのか、弱めのミストを長めに1回かけるべきか、これは現在検証してます。
気になる温度ですが、温度も湿度も問題なし。
この数値はミストの強さを中くらいで30分ミストした場合です。
これで『モーター熱』『水温上昇』『着水問題』の3つはほぼ解決!
因みにミストを出している間はやはりケージの扉からミストが漏れます。
パルダリウムケージでなく普通の水槽の場合は上までミストが上がって溢れました。
理想は噴霧量を中〜弱にして1時間毎に5分程度出来たらいいなと思ってます。
意外なキケンも見つけました

今回は水槽を立ち上げて3週間程度ですが、1ヶ月程度で見えてくる問題点と、半年~1年使用してみないとわからない問題点も多々あります。
空焚きや、ミストメーカーの設置位置等1カ月いろいろ実験している所です。
中でも危ないな~と思ったのが、この様にU字にして6時間ほどつけっぱなしにしているとパイプ内に水がたまり水蒸気が噴霧できなくなり本体が熱を持ち、故障の原因にもなります。
こういうパターンを経験してないでタイマー付きコンセントで自動化するのは怖いので色々試している所です!
コレから試したい事

やってみたい事としては、
②分岐にコックを付けてミスト量を自在に調整できるか?
③ブセを容器外に移動させず、綺麗に成長するか経過観察
④扉の隙間からのミスト漏れを防ぐ対策
カスタム系は既に実験を開始してますが、また別の記事で改めて紹介しようと思っています。
まとめ

今回はブセの加湿飼育容器を作ってみました!以前のミストメーカーの問題点を克服し、更にパワーアップさせてみました!
半年ほ色々なパターンでブセを飼育していた結果、湿度の高さや水流は非常に重要だと感じます!
今回使用した『ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器』はミスト量も調整でき、水温や室温を上げずに加湿できるので満足です。
今回は30×30×30のケージで使用しましたが、噴霧量が多いため分岐すれば3台近く同時に加湿できそうな印象があります!
今後は半年、1年と中のブセの種類を変えずにどれだけ大きく育ったか検証したいと思います。
おすすめなので湿度が足りないな~って方はコチラも是非!
■■ ゼンスイFog 爬虫類・植物用加湿器 ■■
この記事を動画で見たい方は!
今回紹介した記事の内容はYoutubeでも紹介しています!動画の方が動きも見えるのでおすすめです!是非興味のある方はご覧ください!