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シマドジョウの飼育方法・混泳・餌・底砂・繁殖徹底解説!

こんにちわ!かつやんです!

今回はシマドジョウの飼育について紹介します!
綺麗な縞模様とかわいい顔つきが人気で、ユニークな動きに魅了される人も少なくありません!

シマドジョウは日本固有種で、コイ目ドジョウ科に分類されているドジョウの仲間です。

シマドジョウは温厚な性格をしており、底に沈んだ魚の餌等も食べてくれる為、日本淡水魚の混泳魚としても非常に人気があります。

ドジョウの仲間でも比較的リーズナブルな価格なので飼育にも挑戦し易い種類です。
今回はそんなシマドジョウについて特徴や飼育方法・寿命・混泳できる魚など詳しく紹介していきます!



シマドジョウの特徴


 シマドジョウの特徴 ・ 全長10cm程の大きさになる。

・シマドジョウの体は細長い。

・6本の髭が左右に3本ずつある。

・尾びれは丸みを帯びている。

・黒い斑点が 10から20縦に並んでいる。
※ これが綺麗なシマシマ模様に見えます。

・種類により身体の模様が違う。
※ 斑紋は種類以外に個体差・地域差がある。

・食性は雑食で気性は穏やか。
※ 混泳には最適のお魚。

・日本各地の河川に生息しています。


シマドジョウの飼育方法・餌


水質や温度にも強く生命力が高い。
飼育環境に適応力が高く、水温・水質の幅が広い為初心者でも飼い易い観賞魚です。
底面で生活しますが、夜行性で夜になると泳ぎ回ったり空気を吸いに水面まで泳いだりと活発な一面もあります。

飛びだす事もある為蓋のある飼育環境が適しています。


【寿命は平均で3年ほど】


自然界での寿命は1~2年程
飼育下の場合では約4年程度となります。
丈夫な為、環境があっていると6年近く生きるドジョウもいます。


【餌は人工飼料に馴れさせよう】

シマドジョウは雑食で沈下性タブレット等の人工飼料や冷凍アカムシ・ミジンコなんでも食べます。

仮に金魚やタナゴ等の混泳として入れている場合は、低床に落ちた混泳生体の人工飼料を食べます。
フレーク・顆粒は問いませんが、浮遊性の餌はドジョウの元に届かない事もあるので沈下性の餌が良いでしょう。

メダカ等の餌が細かく、量が少ない生体の場合は混泳生体の餌だけではたりません。
その際はタブレットの人工飼料を別途与えると良いでしょう。



シマドジョウの飼育水槽


シマドジョウは最大で8cm前後の大きさになります。
昼間は比較的温厚ですが、夜行性で夜中に活発に泳ぎ回る為広い環境が好ましく、60cmあると理想的です。最低45cmは欲しいかも。

フィルターや濾過のタイプはどんなものでも大丈夫です。

※サイズより蓋や低床の方が重要です

飛び出す可能性が高いので必ず蓋のある水槽を選びましょう。

シマドジョウは筒の様な隠れ家を好むので、筒状のアクセサリーをいれてあげると良い。


【底砂・水草】

自然界のシマドジョウは水底の泥の中に潜って生息しているので、水槽の底に細かい川砂を敷くと潜ってくれます。
細かなじゃ

角のない丸い田砂やパウダーのソイルにすると頻繁に潜る様子をみれます。

また潜る際に水草を抜いてしまう事があるので、
カボンバの様な浮力の高い水草は頻繁に抜かれてしまう恐れがあります。

水草を設置するならミクロソリウムやウィローモス等の活着系か、「マツモ」等植える必要のない水草がお勧めです。





シマドジョウの性格・混泳


性格は温厚なので他種の魚を襲う事もしません。
とても丈夫なので飼育もしやすいです。

普段は温厚で大人しいのですが夜になると活発に泳ぎ始めたりします。
時々大暴れをして水槽から飛び出す事もあるのでその点は注意が必要です。 

同じ底物系より遊泳力の高い魚の方が相性が良いです。


【混泳相手】


おすすめの混泳相手はタナゴ、金魚、モツゴ、オイカワ、メダカなど大小の日本淡水と混泳できます。

シマドジョウは雑食性なので魚の残餌など、底に沈んだものを食べてくれるので水槽内を綺麗に掃除してくれる為混泳に向いています。

同じ底面に生息するエビを襲う事もありませんのでミナミヌマエビやヤマトヌマエビとも混泳が出来ます。


シマドジョウの飼育のメリット


シマドジョウは低床を吸い込んで底に落ちた餌だけを食べて、砂やゴミを吐き出してくれます。
その為本来濾過に吸い込まれず低床に溜まってしまう汚れや有機物をフィルターへ運んでくれる為、低床を綺麗に保つ事が出来ます。




シマドジョウの繁殖方法


【自然界での繁殖】
産卵期は5月~7月の春型で、水温が20度を超えて日照時間が12時間を超えてくる時期に産卵を行います。
泥の中で産卵する方法を取る為泥底の外敵の少ない環境で繁殖をします。


【飼育水槽での繁殖】

シマドジョウの繁殖は難しく、自家製繁殖は不可能といわれています。
春先に発泡スチロールに泥を10cmほど敷いて屋外で飼育することで自然と繁殖をさせる方法があります。
日照時間が12時間を超える5月から6月に繁殖行動しやすくなります。




シマドジョウの入手方法


シマドジョウを入手するには自然界の個体をつかまえるか、購入するのふた通りの方法があります。
ドジョウを購入する場合であれば、シマドジョウ以外にも他に色々な種類のドジョウがいます!

水槽で飼育しやすいドジョウ7選!
www.tanagogo.work

【自然界で捕まえる】

シマドジョウは日本各地の河川の支流や水路、沼地に生息しています。
隠れる場所が多く、流れが穏やかな泥底の用水路などを好みます。


本島各地に生息しているので、簡単に捕まえる事もできます。

釣りと言うよりホソでガサガサをすると比較的簡単に捕まえることができます。
網で救ったことは多々ありますが釣ったことはまだありません。




【ネットショップやアクアショップで購入する】


シマドジョウは観賞用どじょうの中で最も人気がある種類でペットショップやホームセンターでも見かける事があります。

比較的流通量が多く、販売価格は約500円前後です。

ネットショップでも購入する事が出来ますので
お近くにペットショップがない時等はおススメです。



まとめ


シマドジョウはかわいい見た目と、水底に落ちた餌を掃除してくれる魚として淡水魚好きからは非常に人気があります。

巻貝やミナミヌマエビとも混泳できるので3種揃えれば底面の清掃は一安心と言えるでしょう。

混泳に向いてるお魚なので是非飼育してみませんか?