こんにちは!かつやんです!
今回はタナゴや二枚貝と深い関係のあるヨシノボリを紹介をします!
ヨシノボリはハゼ科・ヨシノボリ属 に分類される淡水魚の総称です。
姿形はハゼに似ていて日本でも約14種類が発見されています。
日本各地の河川や小沼に生息しています。
冒頭で話しましたが、二枚貝が繁殖する際ヨシノボリの鰓などに幼生を寄生させて繁殖します。
自然界では、
タナゴは二枚貝がないと生息しませんし、
二枚貝はヨシノボリがいないと生息しません。
その為、タナゴ釣りをしてると一緒によく釣れるのです。
日本淡水魚を飼育する方でも多くの方が混泳魚として飼育されています。
底面を泳ぐ為、残餌を食べてくれたりメリットはありますが、ヨシノボリは肉食なので混泳相手を選びます。
混泳魚によってドジョウを飼育するかヨシノボリを飼育するかといった感じです。
ヨシノボリは愛くるしい見た目をしてますし、よく見ると非常に美しい魚です。今回はそんな魅力たっぷりのヨシノボリについて詳しく解説していきます!
ヨシノボリの特徴
参照: 淡水魚写真図鑑
参照: 淡水魚写真図鑑
ヨシノボリの性格・飼育方法
参照: 淡水魚写真図鑑
ヨシノボリの性格は攻撃性が強いです。
基本的に肉食の魚なので水生昆虫やミミズ・赤虫も食べますが、生きる為にもエビや魚の稚魚などを捕食して食べます。
その為自分より大きな魚を襲うことはしませんが、小さい魚や稚魚・稚海老は襲い掛かって捕食します。
繁殖期の雄は特に気性が荒く、自分の縄張りに入ってきたヨシノボリにはすぐに攻撃を仕掛けます。
【混泳相手を選ぶ注意点】
混泳は可能ですが、ヨシノボリは肉食なので他の魚を混泳させる場合は飼育しているヨシノボリより大きい7cm〜15cm前後の魚が良い。おすすめはカワムツ・オイカワ・カネヒラ・ヤリタナゴ・フナ・ドジョウ等が適しています。
ヨシノボリより大きな魚を襲うことはありませんが、小さい魚(メダカや稚魚、稚魚海老など)は格好の餌になります。
非常に歯が発達しいる為、同サイズの魚も鰭などをじわりじわりかじってボロボロにして弱った所を捕食するので混泳する際は大きさに注意をしましょう。
※ヨシノボリ同士の混泳も注意が必要です。
大きいヨシノボリは小さいヨシノボリを突っついて弱らせ捕食します。
飼育水槽は45cm以上、土管や石を入れて隠れ家を作りましょう。
ヨシノボリの飼育方法
ヨシノボリの飼育は容易です。
飼育水槽の大きさも45cm以上であれば問題ありませんし、濾過フィルターもタイプも選びません。
冬場の低温より、夏場の水温上昇に弱いので注意が必要です。
ヨシノボリは床を這う様に泳ぎますが、低床は礫や大磯砂の様な小石でもソイルや目の荒い田砂でも飼育が出来ます。
物陰を好むので石や流木、土管などがあると尚良いです。
ヨシノボリは雑食&肉食で何でも食べます。
生や冷凍のアカムシや糸ミミズは好んで食べますが餌代が嵩むので、顆粒タイプに慣れさせると良いでしょう。
動物性素材の糸ミミズやアカムシ由来の沈むものがおすすめです。
飼育下での寿命は2年程。
ヨシノボリの繁殖方法
参照: 淡水魚写真図鑑
自然界での繁殖・産卵期は5月~8月下頃で、
ヨシノボリの雄は川底の石や物陰の近くに巣穴を掘って雌を誘い産卵します。
産卵が終わると、雌は去り、雄は巣穴で孵化するまで卵を守ります。
その生態はオヤニラミに少し似ています。
【飼育水槽での繁殖】
水槽内で繁殖させたい場合は、水槽を二つ用意しましょう。産卵水槽は雄が岩陰などに穴を掘るので大磯砂より細かい田砂の方が良い。
繁殖させる際は水槽内に婚姻色の出た雄と雌を1ペア入れます。交尾後は雌は去り、雄は巣穴で孵化するまで卵を守ります。4.5日で孵化しますので極弱めのエアストーンで飼育しましょう。
ヨシノボリの釣り情報
日本各地の水路、川、沼、湖に生息します。
日本にとどまらずアジアの熱帯や温帯、
淡水から汽水域と幅広く生息しています。
沼や湖、池などの岩場にン身を隠して生活している。
【釣り情報】
釣る時はウキを深くしてエサが底面に届くくらい深くすると高確率でヨシノボリがかかります。また、禁止でないところなら魚キラーやガサガサでも簡単に捕まえることが出来ます。
ヨシノボリはタナゴ・二枚貝の繁殖に深く関わる生物なので、タナゴや二枚貝が生息する場所ならかなり高確率で生息しています。
ウキやしかけもタナゴ竿で釣る事が出来ます。
【入手方法】
もし釣ったり捕まえたりが難しい場合は、あまりペットショップでは見かける事は少ない為
ネットショップで購入するのが手っ取り早いです。
比較的安価で購入できますので水草や、餌と送料の掛からない金額で購入するのが最も安価で安全です。
オークションでは基本送料のが高くついてしまいます。