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キンペコの飼育方法!大きさ・寿命・水槽・繁殖・雄雌の見分け方


こんにちわ!かつやんです!

プレコの中でも常に1・2位を争う人気の種類『キンペコ』の飼育について紹介します!

『キングタイガーペコルティア』『キングロイヤルペコルティア』の略称『キンペコ』の相性で慕われている超人気の種類です!

キンペコは【ペコルティア種】といって成魚でも平均12cm前後の小〜中型のプレコです!
プレコは種類によって最大が50cmを超える大型もいますが、手頃に飼育できる小型種は人気があります。

また色彩や模様に様々なバリエーションが見られ個体差は大きいものの、白と黒の美しい外観が人気があります!
※複数のLナンバーの種類がキンペコの名前で呼ばれており、模様のラインの太さやベースカラーが個体により様々です。

流通量も多く美しい外観と比較的飼育も容易な為、多くのプレコファンが飼育しています。
近年では繁殖に力を入れ美しい個体を作出している方も多く。ビギナー〜ベテランの方迄幅広く人気があります。

この記事ではキンペコの外観や特徴・キングロイヤルとキングタイガーの違い・餌や飼育のコツ・繁殖について詳しく解説していきます!


キンペコの特徴


 キンペコの特徴 ・学名:【Hypancistrus sp.】

・別名:キングロイヤルペコルティア
・Lナンバー:Lー333

・別名:キングタイガーペコルティア
・Lナンバー:Lー66

・大きさ:最大で15㎝程の大きさ
 ※平均では10〜12㎝前後

・寿命:約5〜6年程度

・吸盤状の口を持ち、水槽のガラス面や流木に吸い付く事ができる

・体色は個体差があり白・褐色・黒

・柄は個体差があり縞模様だが太さは様々

・飼育難易度は普通
 ※温度 → 20~28度
 ※水質 → 弱酸性~中性

・固くザラザラした鱗を持つ

・性格は温厚

・分布:シングー川中流〜下流



キンペコとは


『キンペコ』とは…
L―333系(キングロイヤル)とL―066系(キングタイガー)の略称です。

この2種がどちらも『キンペコ』と言う略称から混同され『キンペコ』呼ばれています。

L―333系(キングロイヤルペコルティア)
L―066系(キングタイガーペコルティア)


L―333系とL―066系の違い


【分布の違い】
どちらもシングー川に分布しますが、中流か下流かで分かれています。
L―333系は河川の下流域
L―066系は河川の中流域


【外観の違い】
L―333系(キングロイヤル)
体高がありがっしりした体型。
個体差はあるが、白・黄色味を帯びた体色に黒いラインが入る。
模様は縞・ネットワーク・サッカーボール等色々な表現がされていますが、その模様のパターン分多くのバリエーションが見られる。
成長すると全体的に黒っぽくなる。


L―066系(キングタイガー)
体高は低めスレンダーな体型。
白〜クリーム色~ベージュの体色に焦げ茶〜黒のラインが入る。
柄は個体差があり比較は難しい。
他にも目やヒレが比較的大きい




キンペコの大きさと寿命


・大きさは最大12cm程度
・寿命は5〜6年程です。

小さく飼育にも挑戦しやすい種類です。
多少個体差もあるのでしょうが飼育環境(水槽サイズ・餌)によって大きさは大分変わると思います。

プレコは種類によって大きさと寿命が全然違います
種類によっては大きさは10〜50cm、寿命は3〜10年と全く別物です。
必ず購入前に調べてから飼いましょう。



キンペコの飼育方法


比較的丈夫で飼育は容易です
温度は20~28度とかなり幅広い。
水質は弱酸性~中性が好ましい。

プレコの飼育は然程難しくありません。
下記の2点さえ守れば容易に飼育が可能です。

①プレコの適切な飼育環境を作る
②夜行性という特徴を理解する

プレコは糞や残餌で比較的水を汚しやすい為、
濾過能力は足りているか?
水槽容量と濾過能力・飼育数は合っているか?
等の確認・注意が必要です。


また、プレコは夜行性の為蛍光灯点灯時はほとんど活動しません。
その点を考慮して消灯時に餌やりをするなど考慮すると良い。



キンペコの飼育水槽

【水槽の大きさ・濾過・低床・エアー】
プレコは水を汚しやすい為、この4つを徹底する事で管理し易くなります。
適切な濾過と簡単に底面の掃除が出来る環境を作りましょう!

 プレコの飼育環境  ・飼育水槽は大きい方が安定
・濾過能力の高いものを選ぶ
・エアーも+する
・低床は砂系かベアタンク
・水温は20~28℃前後
・PHは6.5〜7位
・産卵筒等の隠れ家を作る

水槽の大きさ
糞尿が多く水質悪化が起こりやすい45cm以上の水槽管理がベスト
45cm程の大きさがあったほうが水質が維持しやすく管理は楽です。


濾過の種類
プレコは自然界では流れの強い場所に生息しているので水流やエアーを好みます。

理想は外部式や上部濾過の濾過能力が高い物を選ぶのがベストです。

濾過を選ぶポイントは水槽の大きさ以上の濾過力のあるものを選ぶのが◎
ベアタンクなら『フィッシュレット』× 『濾過』が最強です。
インペの様な小型なら壁掛け濾過でも可能です!

GEX-スリムフィルターL


おすすめ底床
低床掃除の簡単なベアタンクがおすすめ

食べ残しや糞で低床が汚れる事が多い為、掃除し易くフィッシュレットの使えるベアタンクが圧倒的にお勧めです!

レイアウトを楽しみたい場合は掃除のしにくいソイルより田砂等が良いでしょう。

▼ベアタンクのメリットを紹介しています!▼
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水流・エアーはフィッシュレットで
プレコは水流×エアーを好むため、フィッシュレットで供給をしてあげるとゴミや糞掃除まで行ってくれる為一石二鳥の効果があります。
フィッシュレット

▼フィッシュレットの仕組や使い方完全攻略▼
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キンペコの餌


人工飼料にも良く馴れます
プレコは動物性の餌を好み人工飼料も底に沈むタブレットタイプの『プレコ・コリドラス用の餌』に馴れさせるのが良いです。

プレコは夜行性の為照明のついてる時間はあまり餌を食べません。
残餌による水質の悪化が考えられる為消灯時に与えましょう。

ワイルド個体や導入直後は人工飼料に慣れず食べてくれない事があります。
その際は冷凍アカムシ等を与えると良い


キンペコの苔取り能力


あまり期待しない方が良い!
オトシン等に比べると大きさも齧る力も強いです。
しかし、あまり動かない事や大半が人工飼料に慣れてしまい苔を食べなくなる事が多いです。

苔取り生体というより観賞魚寄りに感じます。

※私のプレコ飼育環境がベアタンク+光量少なめの為そもそも苔が生えづらいのでなんとも言い難いです。


キンペコの性格・混泳


性格は大人しい!土管や流木・石等の影にひっそりと隠れている事が多い。

キンペコの性格は温厚で他の魚を襲う事はありません!夜行性の為普段照明をつけている時は物陰でじっとしています。
土管や産卵筒は大好きみたいです。



● おすすめ混泳生体

・他の種類のプレコ
複数飼育する場合は流木や岩・産卵筒や土管等を入れ隠れ家を作ってあげると良い。

※プレコを多頭飼育する場合は水槽の大きさ・飼育数にも注意が必要です。
糞や残餌で飼育水が汚れやすい為、複数飼育する場合は濾過能力は足りているか飼育水槽の容量と合っているか等確認が必要です。

小型プレコ同士の混泳はとても可愛いですよ!
▼▼おすすめ小型プレコを紹介しています▼▼
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キンペコの繁殖方法


水槽での繁殖も可能です!

キンペコはプレコの中でも繁殖に挑戦されている方が多くいます。
産卵筒を利用して成熟したオスとメスをペアで水槽に入れて産卵させます。

雄が産卵筒に雌を誘って産卵します。
一度の産卵で約30個程卵を産みます。

混泳生体を極力入れずプレコには安心して産卵できる環境を作ってあげる事が必要です。
※ストレスで雄が卵を食べてしまう事がある様です。

比較的産卵までは順調に出来る様ですが、稚魚の飼育が難しく生存率をあげる施策が必要です。

キンペコの雄雌の見分け方

雄雌の見分けは比較的他のプレコと同様です。

【雄雌を並べて比較する場合】
① 雄の方が大きく横幅があり大きいです。
雌の方が小さくスリムな体型になる傾向があります。

② 胸ビレのトゲが雄は大きい、雌は少なく滑らかなのも特徴の一つです。


【単体で見分ける場合】
判りやすい見分け方としては、尾筒(胴から下、尻尾迄の間)にトゲがあるものが雄になります。

ある程度成熟していれば見分けはつきますが、遠目写真では中々わかりづらいです。


キンペコの入手方法


比較的流通量も多くアクアショップでも購入できます。

ネットショップでも購入可能です
ただネットショップでは雄雌の選択が出来ないショップと、専門店であれば画像の個体等1匹づつ写真で確認して購入できる所もあります。

値段はピンキリで現在では4,000〜25,000位です。

※ 水質や水温の変化に神経質なので必ず水合わせをじっくり行いましょう!







まとめ


キンペコは小〜中型のプレコの中でも美しく人気のプレコです。

比較的流通量も多く血統にもよりますが、価格も手頃に入手出来ます!

プレコは寿命も長く長期的に飼育を楽しめる為少し値段も上がりますが、美しいキンペコに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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