こんにちわ!かつやんです!
今回はビーシュリンプと同等の人気を誇るシャドーシュリンプを紹介します!
台湾のブリーダーによって作出された海老で改良品種です。
日本には2010年頃流通し始めました。色は赤と黒がおり、『レッドシャドー』『ブラックシャドー 』と呼ばれている。
当時色濃く艶のあるボディは衝撃を受けたファンも多い。
出始めの頃はまだ安定しておらず、デリケートで飼育は難しく値段も1匹10,000円前後と高価で取引されていました。
現在は品種の固定化が進み、丈夫で価格も手頃になりました。
柄毎の特徴や名前もあり様々な柄や模様、濃い色合いの艶のあるボディを待つ為万人に人気があります。シャドーを軸にして交配を繰り返すことでターコイズや色々な表現を持つ海老ができるので初心者から上級者まで幅広い人気があります。
今回はシャドーシュリンプついて特徴、飼育方法、餌や繁殖方法など詳しく紹介していきます!
- シャドーシュリンプの特徴
- シャドーシュリンプの飼育方法・寿命・餌
- シャドーシュリンプの飼育水槽・底砂
- シャドーシュリンプの性格・混泳相手
- シャドーシュリンプの柄や種類と購入方法
- シャドーシュリンプの飼育の注意点
- シャドーシュリンプの繁殖方法
- 【品種の固定化】
- 【孵化までの日数】
- 【繁殖のコツ】
- まとめ
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シャドーシュリンプの特徴
シャドーシュリンプの飼育方法・寿命・餌
【特徴・飼育方法】
シャドーシュリンプは1.5~2cm前後の小さなシュリンプです。
過密飼育もできるので30cm水槽で飼育可能。
手先のハサミをツマツマせわしなく動かして水草や流木・底床・水槽の壁面の苔とりもしてくれます。
水質は重要でpH6.0~6.8程度、硬度は0より少しあるほうが良い。
飼育するには多少知識が必要です。
【寿命は2年程】
寿命は飼育下で2年程度です。
外敵がいない環境で夏場などの水温も一定に保てている場合です。
近年は個体も強くはなってきましたが体が小さい分特に飼育時の水温・水質管理には気を付けましょう。
【餌の種類や頻度について】
雑食で人工飼料に慣れます。ケールや無農薬野菜、コケ、プランクトン、モスの新芽や、抜け殻何でも食べます。
※生きている生物を襲うことはありません。
餌は自然に増えるコケや微生物も食べるので、人工飼料は1日に1回少量でOK2時間程して余っていれば回収します。
▼▼おすすめはコレ!▼▼
メディシュリンプは食いつきも良く、色上げ効果も高いので愛用しています。
シャドーシュリンプの飼育水槽・底砂
【おすすめの水槽】
海老自体が小さいので30cmでも飼育可能!
水質と水温の変化にデリケートなので、充分な濾過と安定した水質・夏場の高水温には要注意です。
30cmを複数作った方が後々繁殖・選別等をする際便利です。
水槽の立ち上げはこちらに載せています。
www.tanagogo.work
【おすすめの底砂】
ソイル系の底砂を用いることで弱酸性〜中性を維持しやすいので飼育は容易になります。
ソイルは水草とも相性が良く便利です。
特にアマゾニアソイル・プラチナソイルはおすすめです。
【水草や流木】
水草や流木は隠れ家にもなるし、餌になる苔や微生物を発生させたり、海老のフンを肥料として吸収するので水質を良くする効果もあります。
特にウィローモスは流木などに活着出来て非常におススメです。
● ウィローモス
シャドーシュリンプにとってモスは隠れ家にも、餌にもなるので相性最高です。
モスもエビが苔を取ってくれるのでキレイに美しく成長します。
流木や石に活着させて入れましょう!
また、水草の農薬などの農薬には非常に弱いので輸入品の水草には注意が必要です。
シャドーシュリンプの性格・混泳相手
【性格は大人しい】
温和な性格で他の魚を襲うことはありません、共食い等の心配はありません。
体が小さいので普段は外敵から身を守るため水草に隠れています。
隠れ家になる水草をいれてあげると良いです。
【混泳相手の注意点】
同じサイズのエビであれば混泳は可能です。
ただし別の種類を交配をするとシャドー血統が混血してしまい、シャドーの良さである濃い色合いや艶等が弱まる事もあります。
基本同一品種にしたほうが良い。
逆にターコイズであったり、ピントやギャラクシーと呼ばれている柄の個体はシャドーをベースにビーシュリンプやタイガーを掛けたヘテロ個体を何度も交配を繰り返し作出されています。
◎ おすすめの混泳相手
オトシンクルスや、ラムズホーン等の苔とり貝類は混泳可能です。
シャドーシュリンプの柄や種類と購入方法
購入方法
シャドーシュリンプはペットショップであれば取り扱っている可能性はありますが、入荷・在庫次第では無い事もあります。
ネットショップで専門店から購入したほうが確実です。
ちなみに10〜20匹単位の購入をした方が安くなります。
赤いピントを『レッドシャドーシュリンプ』
黒いピントを『ブラックシャドーシュリンプ』
という名前で売られています。
シャドーシュリンプの柄の種類
同じシャドーシュリンプでも柄によって名前が違います。
・パンダ
動体に白と黒(赤)のバンドになっている個体を『ブラック(レッド)パンダ』等と呼びますす。
・キングコング
海老の頭の背中に白い線が一本入った個体で黒(赤)の面積が多い個体を『ブラック(レッド)キングコング』と呼びます。
・フルブラック(レッド)
全身が真っ黒もしくは真っ赤な体の個体です。
『フルブラック(レッド)』と呼びます。
10年近く前は柄によって値段が違い、パンダ〈キングコング〈フルの順で価値が高かった。
現在は他のピント・ギャラクシー・ゼウス等の複雑な表現をもつ種類が増えた為、柄による値段の差はほとんどなく。
同じ『シャドーシュリンプ』として売られている。
因みに赤や黒の色が濃く、脚までしっかり色が入っていて艶のある個体はグレードが高く値段も高い場合がある。
シャドーシュリンプの飼育の注意点
【水温】
シャドーシュリンプに適している水温は20度〜30度です。
水温は23〜28度が最も好ましく、
20度以下・30度以上は危険域です。
室内飼育の場合20度以下にならなければ冬場もヒーター無しで越冬ができます。
逆に夏の暑さには非常に弱く、水温が32度を超えると死んでしまう事もあります。
水温が30度を超えるようなら冷却ファンをいれるかエアコンを使いましょう。
水温対策はこちらの記事で紹介!
www.tanagogo.work
【導入時は要注意】
シャドーシュリンプは水質や水温の変化に非常に敏感です。
特に導入時はいきなり☆になってしまうケースがありますので、『点滴方』でしっかりと水合わせをしましょう。
水合わせのやり方はこちらの記事で紹介!
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【水草の農薬】
基本海外の水草は美しく育てる為、害虫を寄せないように薄い農薬を使用しています。
農薬処理をしていない水草は小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。
シャドーシュリンプの繁殖方法
【飼育水槽での繁殖】
生後半年で1.3㎝程になるのでこの大きさであれば抱卵できます。
飼育水槽の水温が20度前後あると季節に関係なく抱卵します。
ビーシュリンプと同様に淡水で繁殖することができます。
【品種の固定化】
シャドーは元々改良品種で複数品種を掛け合わ固定化したものです。
シャドー同士を交配させればシャドーが生まれてきます。
仮にビーシュリンプや、ビー✖️シャドーのヘテロと掛け合わせるとターコイズ柄やビー表現、シャドー表現のヘテロ等産まれます。
好きな方はタイガーやビーシュリンプ等色々な海老を掛け合わせて新しい個体を作出したりしもします。
【孵化までの日数】
季節や水温によってかわります。
600÷水温=孵化までの日数
という計算式があり、面白いほどにピタリと当たります。
一度に埋める卵の数は20~30程、
抱卵した後はハッチアウト後(卵から稚海老が出た後)3ヶ月程でまた抱卵出来る様になります。雄雌のペアがいると4.5ヶ月に1度抱卵を見る事が出来ます。
まとめ
シャドーシュリンプは現在も人気のある観賞エビです。
繁殖させてより美しい個体を作る楽しみもありますし、水草のレイアウト水槽に入れて鑑賞を楽しむのも良し!
私もはじめは水草水槽のマスコット的な存在として飼育したのですが、どんどん抱卵したり繁殖をしてく内にハマってしまいました。
かれこれ10年も前シャドーシュリンプが1匹1万円位してた時代から飼育していて、当時はシャドーの出現に惚れ惚れした記憶があります。
今は非常にリーズナブルになって海老も丈夫で強くなりました。アクアリウムに興味がある方は是非初めてみませんか?
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