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【シュリンプの卵】抱卵直後から孵化までの変化や様子を紹介!


こんにちわ!かつやんです!

今回はシュリンプが抱卵してから産まれるまでの
『卵の変化の様子』を紹介します!

今回はクラウドシュリンプの【ギャラクシーフィッシュボーン】が3匹抱卵したのでこの子達を例に紹介しますが、経験上ビーシュリンプやシャドー・ピント等全てに於いて孵化までの期間や卵の変化はほぼ変わりありません。


シュリンプを飼育している方で、抱卵した個体を飼育している方は産まれるまで待ち遠しいですよね??
この記事を読んで頂ければご自身の育ててるエビがあとどれ位で孵化するかもわかりますよ!

これから繁殖を狙う方の参考にもなればと思い。卵の様子を紹介していきます。


抱卵個体から孵化するまでの日数


冬場という事もあり水温20度で約40日で孵化しました。
※自身でも40日は異例の長さでした(笑)

本来シュリンプが卵をもってから孵化するまでの期間は以下の式で表せます。
600÷(水温)=孵化までの日数


今回は水温が20°だったので、
600÷20(水温)=30(日数)

30日で孵化の予定だったのですが、ヒーター無し+冬場+仕事中&外出中は暖房offの環境の為10日も差が出たと思います!

孵化までの日数はヒーターの有無や水槽環サイズ部屋の暖房等により前後する場合がありますのでご了承ください!


ちなみに今回は観察し易いように産卵ケースを使用して撮影しています。






孵化40日前(抱卵直後の様子)


母海老のお腹にビッシリと卵がギュウギュウに入っています。

初抱卵だと数は少なめですが、平均20前後は卵を持つようになります。

卵は黄土色・茶色い色をしています。



孵化30日前(抱卵後10日目の様子)


卵が母海老のお腹の中で少しバラけた印象、お腹の中でよく動かすような仕草が見えます。

色や見た目は黄土色→茶色に変化します。



孵化20日前(抱卵後20日目の様子)

卵の中心に核になる部分が黒く点になっているのがわかります。

卵の殻が半透明になり中心に海老の形が伺えます。この状態から約10日かけて黒や赤色に変化していきます。



孵化10日前(抱卵後30日目の様子)

卵の色が真っ黒になりました!赤系の親だと卵の色も赤っぽくなります。

卵の色で産まれてくる子供の色が目に見えます。




孵化7日前(抱卵後33日目の様子)

卵が真っ黒でも10日前に比べると卵の殻が薄く半透明になり、全然違ったイメージになってきます。



孵化5日前(抱卵後35日目の様子)


卵の中のエビの色がしっかり出てきて産まれてくる海老の色が目視出来るようになります。

黒の卵に赤い卵がいくつか入ってるのをよく見えます。


孵化3日前(抱卵後37日目の様子)


卵の殻が更に薄くなり、中の生体の様子が分かる様になります。

海老は卵の中で丸まっており赤い海老なら黒い目が確認できます。



孵化直前の様子(抱卵後40日目の様子)


特徴は卵が透明になり稚海老の目や形がハッキリ見える様になります。ここまで来ると次々とハッチアウトし始めます。

卵が割れてピュンと稚海老が飛び出てきます。

※ブラックギャラクシーフィッシュボーンの卵に約20個のうち2個に赤い卵が混じっていました。



孵化直後の稚海老の様子

①黒い卵からは黒い海老が


黒い卵からは黒い色をした稚エビが産まれました最初は黒いっていうより青っぽい色をしています。
1週間位で柄がわかる様になります。

稚海老の1週間の成長過程はコチラから
www.tanagogo.work



②赤い稚海老が出てくる事も


恐らく掛け合わせの中で赤いエビが混じっていた為
赤い卵から産まれたと思われます。


※産まれて1ヶ月後の様子


孵化後1カ月もすると5㎜程迄成長します。
成長過程が気になる方はコチラの記事をどうぞ!
www.tanagogo.work




まとめ


今回は孵化まで40日の卵の様子を紹介しましたが、夏場やヒーターがある環境・常に冷暖房をかけている場合は卵の成長速度なども全然違います。

600÷水温=日数
こちらの計算式が目安になりますが、時期・環境によって多少前後します。

今回は6週間近くかけて40日で孵化しましたが、夏場は半分の19日で孵化した経験もあります。慣れてくると水温と卵の様子で孵化迄のおおよその日数もわかってきますよ!

シュリンプ飼育に繁殖はつきものです!是非挑戦してみてください!