こんにちわかつやんです!
先日我が家の水槽でレッドピントシュリンプが孵化しました!
シュリンプは生後1週間ってどの程度成長・変化を遂げるのか、生存率はどんなものか気になったので改めて調べてみました!
水槽内で孵化されると発見不可能になったり、他の稚海老と混ざって正確な成長記録が取れないので、
今回は産卵ケースを使用し、孵化後の正確な生存率、孵化から成長の様子を1週間毎日撮影する事が出来ました!
産まれてから1週間の成長の様子を撮りためたので紹介します!
意外と1週間でも驚くほど成長を感じます。大きさは小さすぎて測れませんが、目視レベルで色が透明から赤白等がクッキリ出て大きくなっているのを感じます。
本当に小さくて拡大撮影したものを更に引き延ばしているので画質はかなり荒いです。
稚エビの大きさや生存率が気になる方は是非お読みください!
※ちなみに今回はピントシュリンプですが、ビーやシャドー・ギャラクシー等も成長過程はほぼ同じです。
シュリンプの稚エビ 生後1週間の成長過程
今回紹介するのは、我が家で孵化したレッドピントシュリンプです。
初抱卵のせいか途中で何個か脱卵してしまい、孵化直前は卵が8個しかありませんでした。
同じく孵化したばかりの方やこれから孵化予定の方に参考程度に見て頂ければと思います!
孵化直前の卵の様子
孵化直前の卵は透明になり中のエビの色や形目も目視できる様になります。
因みに親海老も卵にエネルギーを使う為、柄が色落ちしてしまう個体もいます。
このピントシュリンプは両方の特徴が出ていて非常にわかりやすい例ですね。
生後1日目
生まれた直後からしっかりエビの形をしています。大きさは2mm程度でしょうか?
赤はぼんやり発色していて恐らく白くなるであろう部分は透明です。
ルリーシュリンプなんやないの!?って位透明です。
◆ 所感 ◆
じっとしていてほぼ動く気配はありません。
小さすぎて水槽内に赤い点が見える程度です。
この日は母エビに卵がまだ2個ほどついており、計算上6匹はいると思いますが3匹しか確認できません。
生後2日目
よく見ると模様がほんのり出ています。
白も赤も薄いながらも色や模様が目視できます。
個体によってうっすら柄の違いは確認できる様になりました。
◆ 所感 ◆
1日目動揺じっとしいて動き回りません。
母エビのお腹の卵はなくなっており全てハッチアウトしました。
最初の個体が産まれてから最後の個体が孵化する迄丸1日以上差がでる様です。
現在飼育ケース内に全部で5/8匹は目視できました。
生後3日目
写真を見てわかる様に明らか大きくなってます。
そして白の柄が強く出てきました。
個体差もありますが、始め透明だった部分ににしっかり色がのっているのがわかります。
肉眼で脚までしっかり見えるレベルになりました。
◆ 所感 ◆
脚が目視できる様になりツマツマしてるのが解ります。
歩いたりせず、同じ場所でツマツマしています。
生後4日目
日に日に赤と白の発色がつよくなり、柄がくっきり分かる様になりました!。
◆ 所感 ◆
3日目同様同じ場所でツマツマを繰り返しており
動いてる様子は確認できません。
発色が良くなったことで目に止まりやすく7/8匹確認できました!
生後1週間以内の稚海老は小さすぎて物陰にいると全然見つけられません。
生後5日目
稚海老の大きさに差が出てきた。
同じ兄弟でも大きさや成長にかなり差がでてきます。
色がしっかり出て柄もくっきり出てきた個体がいる中、この写真の子は今回生まれた個体の中でも一番小さく透明に近い色をしています。
経験上1割くらいは個体差で弱い個体、小さな個体がいます。
生後6日目
6日もすると大きな個体は柄が細部までわかります。今日は覗くと母エビそっくりの稚エビを発見!目と頬の近くのピント柄までわかります。
シマシマ柄が3匹
モスラっぽいのが1匹
どんな柄になるかわからないのもまだ3匹います。
◆ 所感 ◆
稚エビの移動が活発になりウィローモス等を足場にして動き回る様子が確認できます。
生後7日目
1枚目白っぽい体色が3匹いたけど、ターコイズ?スノーホワイト?未だに柄がわかりません。
生後1週間目位は目が赤い色をした個体が多いです。後々に黒くなりますが稚海老特有の赤目がかっこいい。
半透明だった子達も殻があつくなり白がのってきます。
2枚目の赤い個体は赤白がクッキリ出てきました、
孵化後1週間でかなり個体差が出てきます。
大きさは正確に測れてませんが、産まれたばかりが2mm程度でしたが、大きな個体は倍の4mm程になりました。
◆ 所感 ◆
1週間飼育してみて成長の早い個体は色や柄がかなり明確になり大きさも差が出ます。
泳げませんが、水草と水槽壁面を移動する様子も伺えます。
親エビを一緒にしてますが問題なさそう。
生存率は7/8と意外と高い。
一週間の稚エビの外観・行動・生存率まとめ
稚エビの外観
まず個体差がかなり出ます。1週間で3〜4mm程になり倍近く成長する個体もいれば、1週間経っても全然小さいままの個体もいます。
外観は赤白の発色は日に日に増してきて、成長の早い個体は柄まで確認する事が出来ます。
稚エビの行動
産まれたばかりはピクリともしませんでしたが、3日目辺りに足の動きまでわかる様になりツマツマと何かを食べている様子を見る事が出来ました。1週間程して動く姿が見られるようになりました。小さすぎて脱皮をした形跡等は見受けられませんでしたが、これだけ成長が見えるので脱皮は出来ていると思われます。
稚エビのエサ
稚海老は人口飼料は一切たべません。経験上最初の1週間は人工飼料を食べてる様子はみた事がありません。親エビを入れてるので水質悪化にならない程度には与えましたがまだ興味は持たない様です。
水槽と産卵ケース内にモスを多めに入れてあるので、恐らく植物性プランクトンやコケを食べてます。
ミジンコが湧いている=稚エビのエサがあるの認識で餌は2週目〜3週目以降で問題なさそう。
稚エビの生存率
稚エビが8匹孵化して、1週間で7匹目視出来ました。今まで水槽内で孵化させていたので生存率は解りませんでしたが、サテライトボックスは観察し易くてかなり良い!
今回は数が少なかったのであまり参考になるかわかりませんが、生後7日で7/8匹、生存率は約87.5%でした。
僕はビーシュリンプを15年程飼育していて現在600匹程飼育してます。
稚海老が産まれてから半年後若親個体になるまでの生存率はおおよそ50%です。
孵化後1週間は意外と生存率が高いと少し驚きでした。
僕の場合はその後の飼育状態が今後の課題という事にも気づけました!
まとめ
今回はレッドピントシュリンプ 稚エビの1週間の様子を紹介しました!次回は生後1ヵ月の様子を報告したいと思います!
何か参考やお役に立てれば光栄です。
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