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レッドビーシュリンプの飼育方法・特徴・混泳・餌・繁殖等詳しく解説


こんにちわ!かつやんです!

今回は人気のレッドビーシュリンプの特徴や飼育方法を紹介します!

レッドビーシュリンプは、ブリーダーによって品種改良して作られた種類です。
突然変異で産まれた赤い個体を固定化したものです。
日々愛好家の手によって赤と白のコントラストが美しいシュリンプに仕上がりました!

『ビー』=『蜂』名前の通り蜂のようなバンド柄の外観をもつ事から命名されました。
現在では『モスラ』『日の丸』『進入禁止』等他にも色々な柄が産まれています。

この記事ではビーシュリンプの飼育方法から柄毎の呼び名やグレードについて細かく解説します!
ビーシュリンプは可愛らしいシュリンプです!飼育に挑戦したい方は是非お読みください!


ビーシュリンプの特徴

 ビーシュリンプの特徴 ・ 全長1.5cm〜3cmの小型のエビです。

・赤と白の美しい海老です。

・赤の他に黒色が存在。

・柄や表現によって名前がある。

・雌は抱卵をする為胴回りが太い。

・雄はシャープな印象がある。

・食性は雑食で気性は穏やか。

・改良品種。



ビーシュリンプの外観

ビーシュリンプは主に赤と黒2種類います。
ビーシュリンプはそれぞれ『バンド』『タイガー』『日の丸』『進入禁止』『モスラ』等表現によって様々な呼び名があります。

一般的には殻が厚く白と赤のコントラストが明確なほどグレードが高いとされています!ハイグレードな個体は脚にまで色が入り非常に美しい外観になります。

▼▼レッドビーシュリンプの画像を見たい方はコチラの記事をどうぞ!▼▼
www.tanagogo.work



ビーシュリンプの飼育方法

ビーシュリンプは1.5~3cm前後の小さなシュリンプです。
過密飼育もできるので30cm水槽でも50匹近く飼育可能です。

手先のハサミをツマツマせわしなく動かして水草や流木・底床・水槽の壁面の苔とりもしてくれます。

【ビーシュリンプの寿命】

寿命は飼育下で2年程度です。
夏場などの水温も一定に保てている場合です。
近年は改良品種の個体も強くはなってきましたが体が小さい分特に飼育時の水温・水質管理には気を付けましょう。

【ビーシュリンプの餌】

雑食です。人工飼料に馴れさせた方が楽です。
ケールや無農薬野菜、コケ、プランクトン、モスの新芽や、抜け殻、仲間の死骸、何でも食べます。
※生きている生物を襲うことはありません。

餌は自然に増えるコケや微生物も食べるので、人工飼料は2日に1回少量でOK
2時間程して余っていればピペットで回収します。

人工飼料は栄養豊富の為、色だしや成長にも良い。


▼▼レッドビーシュリンプの餌10選▼▼
www.tanagogo.work

【ビーシュリンプの性格】

温和な性格で他の魚を襲う事や共食い等の心配はありません。

体が小さいので普段は外敵から身を守るため水草に隠れています。
隠れ家になる水草をいれてあげると良いです。

【ビーシュリンプの混泳相手】


基本同一品種にしたほうが良い。

同じサイズのエビであれば混泳は可能です。
ただし別の種類を交配をすると血統が混血してしまい、柄や色合いや艶等が弱まる事もあります。


◎ おすすめの混泳相手
オトシンクルスや、ラムズホーン等の苔とり貝類は混泳可能です。




ビーシュリンプの飼育水槽・底砂


【水槽】

海老自体が小さいので30cmでも飼育可能!
水質と水温の変化にデリケートなので、充分な濾過と安定した水質・夏場の高水温には要注意です。

30cmを複数作った方が後々繁殖・選別等をする際便利です。
水草や隠れ家が多い方が個人的に良く繁殖する印象があります。
水槽の立ち上げはこちらに載せています。
www.tanagogo.work


【底砂】


ソイルは水草とも相性が良く便利です。
ソイル系の底砂を用いることで弱酸性〜中性を維持しやすいので飼育は容易になります。

特にアマゾニアソイル・プラチナソイルはおすすめです。


【水草や流木】

水草や流木は隠れ家にもなり、餌になる微生物を発生させたり、海老のフンを肥料として吸収するので水質を良くする効果もあります。
特にウィローモスは流木などに活着出来て非常におススメです。

また、水草の農薬などの農薬には非常に弱いので輸入品の水草には注意が必要です。


● ウィローモス
シュリンプにとってモスは隠れ家や餌になるので相性最高です。
モスもエビが苔を取ってくれるのでキレイに美しく成長します。
流木や石に活着させて入れましょう!










ビーシュリンプの購入方法

ビーシュリンプはペットショップであれば大抵取り扱っています。入荷・在庫次第では無い事もあります。
ショップでの購入のメリットは自分で選べる事が最大のメリットです。


ネットショップで専門店から購入したほうが安く買えます。
10匹単位で買った方が安く購入できますし、増やしやすいというメリットがあります。
20匹以上になるとかなり値段も安くなります。


※個人的にはアクアショップは個体を選べるメリットがあるが、寿命は1~2年程なので最初はネットショップでグレードを気にせずまとめて購入。
生まれてきた子供から選別していく、と言った方が安くて効率が良い。

ショップで3cm級の大きくキレイな個体を買っても1歳以上の海老の場合、そこまで長生きしません。はじめはAやBグレードを20程飼育すると、水槽内繁殖をし増える方に傾くので、増える状態を作りながら選別していく方が良いでしょう。


【ビーシュリンプの柄の種類】


同じレッドビーシュリンプでも柄や模様によって名前が違います。

柄毎の模様や見た目の特徴、またグレードの違いを一部紹介します。


・バンド
背中の赤い線が胴体まで伸びている個体。赤白の縞模様の色がクッキリ濃いとハイグレードに選別されます。


・タイガー
バンドに似てますが背中の赤い線が胴体で割れて虎の様な柄に見えるのが特徴です。名前通り。


・日の丸
背側に赤い丸模様があります。
バンド柄の胴体側が繋がっていない為、背中に日本国旗の日の丸の様に見えるのが特徴です。
似てる種類で日の丸に白線の入った進入禁止なんて柄もいます。


・モスラ
背側は真っ白でなんの柄も入りません。
頭部にだけ柄の入った個体を指します。
昔は他の個体より高い値段が付きました。

【ビーシュリンプのグレード】


よくBグレード、Aグレード等、の表記を見たことがあると思います。
ビーシュリンプにはB・A・S等グレード分けがされています。
細かく分かれている所ではSSやSSS等さらに細かく分けられます。
一般的に色・殻の厚さ・大きさ等が基準になります。


・Bグレード
ランクでは一番低いです。
いわゆる選別漏れ、白の発色が弱く透明であったりする個体が多いです。


・Aグレード
白や赤の発色が強く、美しい外観をしています。
葦や髭は透明な色をしている事が多い。
ビーシュリンプは子供にも体色や外観が遺伝し易いので
ハイグレードな稚エビが出やすくなります。


・Sグレード
Aグレード同様白や赤の発色が強く、美しい外観をしています。
脚まで赤や白が入り非常に美しいです。
ハイグレード交配でも1~2割の上級シュリンプです。


・SSグレード
Sグレード同様白や赤の発色が強く、殻厚で大きめの個体。
脚や髭の先端まで色が入り別格の美しさがあります。
滅多にお目にかかれない超級シュリンプです。


ビーシュリンプの飼育の注意点


【水質・水温】

ビーシュリンプに適している水温は20度〜30度です。
水質も重要でpH6.0~6.8程度、硬度は0より少しあるほうが良い。

水温は23〜28度が最も好ましく、20度以下・30度以上は危険域です。
室内飼育の場合20度以下にならなければ冬場もヒーター無しで越冬ができます。

逆に暑さには非常に弱く、水温が32度を超えると死んでしまう事もあります。水温が30度を超えるようなら冷却ファンをいれるかエアコンを使いましょう。

水温対策はこちらの記事で紹介!
www.tanagogo.work


【導入時は要注意】

ビーシュリンプは水質や水温の急激な変化が特に敏感です。
導入時はいきなり☆になってしまうケースがあります『点滴方』でしっかりと水合わせを行いましょう。

水合わせのやり方はこちらの記事で紹介!
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【水草の農薬】

海外の水草は美しく育てる為、害虫を寄せないように薄い農薬を使用している事が多い。

農薬処理をしていない水草は小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。




ビーシュリンプの繁殖方法

【飼育水槽での繁殖】

生後半年で1.3㎝程になるのでこの大きさであれば抱卵できます。

飼育水槽の水温が20度前後あると季節に関係なく抱卵します。

【孵化までの日数】


季節や水温によってかわります。
600÷水温=孵化までの日数
という計算式があり、面白いほどにピタリと当たります。

一度に埋める卵の数は20~30程、
抱卵した後はハッチアウト後(卵から稚海老が出た後)3ヶ月程でまた抱卵出来る様になります。雄雌のペアがいると4.5ヶ月に1度抱卵を見る事が出来ます。

【繁殖のコツ】


1番のポイントは産まれてきた稚海老を死なせない事です!

産卵ケースやエビだけの水槽があると比較的簡単に増やす事が出来ます。

説明すると長くなるので、500匹以上孵化させた経験をここに書いています。
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まとめ

レッドビーシュリンプは水槽で飼育できる鑑賞エビとして多くのアクアリストから絶大な人気があります!

飼育環境(水質)さえしっかりと整えていればそこまで飼育が難しい種類ではありません!
水草水槽に入れて鑑賞を楽しむもよし、繁殖に挑戦しても楽しいですよ!是非可愛らしいビーシュリンプの飼育を楽しんでみてはどうでしょうか??

こちらの記事に続きのリンクを貼りますのでブックマークや是非読者になっていただけると幸いです!

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