こんにちわ!かつやんです!
サファイアの様なクリアーブルーの外観が美しいベルベットブルーシュリンプの紹介です。
チェリーシュリンプの改良品種で非常に濃い青色の発色が特徴です。
他のシュリンプより一回り小さいが濃く美しい外観をしています。
個体差はありますが、青系シュリンプの中でも最も濃い青色を持つ為、存在感も一際強い。
美しく存在感のある外観と価格もリーズナブルなので飼育されてる方も多く、初心者にもおすすめの生体です。
今回はベルベットブルーシュリンプの飼育方法について紹介していきます!
- ベルベットブルーシュリンプの特徴
- ベルベットブルーシュリンプの飼育方法
- ベルベットブルーシュリンプの飼育環境
- ベルベットブルーシュリンプの性格・混泳
- ベルベットブルーシュリンプ飼育の注意点
- ベルベットブルーシュリンプの繁殖方法
- ベルベットブルーシュリンプの入手方法
- まとめ
ベルベットブルーシュリンプの特徴
ベルベットブルーシュリンプの外観
ベルベットブルーシュリンプは青くクリアーな宝石でいうとサファイアの様な外観をしています。
個体差があり、タイガー柄の様に胴体に色の濃い柄が入ったり、モスラの様に頭だけ色が濃いものも居ます。
▼ベルベットブルーシュリンプのギャラリー100!▼
www.tanagogo.work
ベルベットブルーシュリンプの飼育方法
大きさが他のシュリンプより小さい為飼育は水質・水温に少しデリケートな面もあります。性格は大人しく、単独飼育or極小型生体との混泳に向いています。
雑食性で主に藻・苔類やシュリンプフードを食べます。
【寿命は約1〜2年】
ベルベットブルーシュリンプの寿命は1〜2年です。
小型のシュリンプとほぼ同じです。
改良品種で身体が小さいので外部から影響に弱い。飼育水の管理(水温・水質)には気を使いましょう。
【餌の種類や頻度は?】
苔やシュリンプフードを食べます。
雑食で苔や人工飼料、プランクトン、抜け殻、魚類の死骸何でも食べます。
栄養バランスや色上げを考えるとシュリンプフードが好ましく、水槽内に苔や藻類が豊富にある環境であればシュリンプフードは3日に1回ごく少量でOK。与えすぎには注意!
▼▼おすすめはコレ!▼▼
メディシュリンプは食いつきも良く、色上げ効果も高いので愛用しています。
ベルベットブルーシュリンプの飼育環境
【おすすめの水槽サイズ】
30〜45cmで飼育できます。
ベルベットブルーシュリンプは小さく大人しいので30cm水槽で飼育が可能です。
しかし急な水温・水質の変化には弱い為、エアコンの無い部屋であれば大きい飼育水槽の方が水質・水温の変化を防ぐ事が出来るので45〜60cmの方が管理しやすいです。
▼▼簡単な水槽の立ち上げ方を紹介▼▼
www.tanagogo.work
【おすすめの底砂】
水槽下層に生息しているので底砂は必須
低床はソイルがお勧め!水草や底面濾過とも相性◎
他に大磯砂や田砂でも飼育出来ますが、水質に影響のあるサンゴ砂等はお勧めできません。
『アマゾニアソイル』もしくは『プラチナソイル』が使い易いです。
【おすすめ水草】
好きな物をいれてOK!
水草は隠れ家や餌になる苔や微生物を発生させるために必須です。
ベルベットブルーシュリンプも水草に付着した藻や苔を食べてくれるのでお互いメリットがあります。
※農薬の付着には充分気をつけましょう!
【おすすめの隠れ家】
隠れる場所を好む為、流木・石・土管何でもOK!隠れ家を作ってあげましょう。
生体へのストレスを軽減さたり、稚海老が外敵から身を隠す為にも必須です。
おすすめはウィローモスを活着させた流木。
隠れ家にもなり、モスの新芽は餌にもなりますので相性が良い。
ベルベットブルーシュリンプの性格・混泳
【性格は大人しい】
ベルベットブルーシュリンプは温厚な性格。
混泳相手を襲う事もありません。
気性は大人しいので他の小さな生体と一緒に飼育も出来ます。
【混泳の注意点】
極小型の魚や海老類等と混泳ができます。
中型以上の魚には捕食されてしまう事がある為注意が必要です。
他のエビ類と混泳する際は…
ミナミヌマエビや他のカラーシュリンプと混泳できますが、他のシュリンプと一緒にすると交配してしまいます。
改良品種として定着した血統を壊してしまう事になるので理想は単一品種での飼育が好ましいです。
【混泳相手】
ベルベットブルーシュリンプは小さいので数が揃わないと苔取り能力に欠けます。
そこでお勧めは『ピノキオシュリンプ』です。
苔取り能力が高く水槽内に1・2匹入れておくと苔問題も解決できます!
気性も大人しいので安心です!
エビ以外のボックスメイトなら苔取り貝等が良いでしょう。
おすすめ苔取り貝はコチラから!
ベルベットブルーシュリンプ飼育の注意点
飼育は簡単です!
しかし水温・水質の変化にデリケートな為、慎重に扱う必要があります。
基本水質・水温は一定を保つ様にして下さい。
特に水の交換や購入した時の導入時は注意してください。
【適正な水温は20〜25℃】
飼育に適している水温は20〜25℃
高温に弱く、小さい水槽は特に夏場の水温で☆になってしまう事があります。
夏場は冷却ファンを使いましょう。
※水温が30℃を超えると危険。
冬場は15℃を下回らなければ経験上ヒーターなしでも平気ですが常に一定温を保つのが好ましい。
【適正な水質phは6.5~7】
水質や水温変化に敏感です。phは6.5~7が理想。
立ち上げ3ヶ月程のバクテリアが安定した水槽を準備しましょう。
換水は月に1度、4分の1程を目安に行います。
導入時はゆっくり時間をかけて水合わせをしましょう。
【水草の農薬に注意】
農薬には厳重注意
海外の水草は害虫を寄せないように薄い農薬を使用している事が多いです。
農薬処理をせず水槽に入れると魚は死なずとも特に小さいエビ類には非常に有毒な為ショック死する事があります。
充分注意が必要です。未処理の水草は『水草その前に』を必ず使いましょう。
ベルベットブルーシュリンプの繁殖方法
【飼育水槽での繁殖は簡単】
ベルベットブルーシュリンプの繁殖は比較的簡単です。
雄雌を複数5ペアずつ入れておけば自然と抱卵し増えていきます。
抱卵サイクルは抱卵から約1ヶ月で孵化します。一度の抱卵で20個前後の青黒い卵をこんもり持ちます。
孵化直前でも殻も卵も青黒いので変化はあまり確認できません。
産まれた直後から濃い青色をしています。
水槽の水質さえ良ければ7割が大人に成長出来ます。
【脱皮と成長・抱卵の関係】
定期的に脱皮を繰り返し成長します。
脱皮は月に1〜2回位の頻度で行われます。
稚海老の頃はほぼ毎日脱皮を繰り返し成長します。
カルシウム不足になると脱皮不全が起こり☆になる原因になります。
カルシウムはシュリンプフードや牡蠣殻から摂取する事が出来ます。
脱皮直後の体は柔らかく、他の混泳魚に食べられてしまう事もあるので水槽には隠れ家になる岩や流木を用意しましょう。
脱皮は大きくなる以外に、雌はフェロモンをだし交尾に発展させたり抱卵へ導く効果もあります。
ベルベットブルーシュリンプの入手方法
ネットショップで購入がおすすめ。
アクアショップではシュリンプに特化したお店でないとあまり見かける事がない。
そしてアクアショップより複数購入ならネットショップの方が安いです。
繁殖させたい方は10匹位購入した方が良いでしょう。
まとめ
ベルベットブルーシュリンプはかわいらしい外観で人気があります
可能なら単独飼育が好ましいですが、他のカラーシュリンプとも勿論混泳が出来ます。
ターコイズシュリンプとは一味違った美しさがあり、ターコイズより値段もリーズナブルで飼育難易度も低い為興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか?