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レッドラムズホーン飼育・特徴・繁殖・増えすぎた時の対処法!

こんにちわ!かつやんです!

今回はレッドラムズホーンの飼育方法(特徴・繁殖・増えた時の対処法)等紹介します!

ラムズホーンはその高い苔取り能力に加え、美しい外観と水質・水温にも強い丈夫さがある為、貝類の中でダントツで人気があります!

更にラムズホーンは飼育水槽の中でも繁殖ができるタイプの為2匹いればあっという間に増やす事も出来ます。
しかし、増えすぎてしまうという弱点もあります。
今回はそんなラムズホーンの飼育方法や生態・特徴・飼育の注意点等詳しく紹介したいと思います。

レッドラムズホーンの特徴!


 レッドラムズホーンの特徴 ・ 全長最大で2cm程

・オレンジ色の殻に赤い体が特徴的

・繁殖力が非常に強い

・寿命は半年~1年

・丈夫で水質や水温に強い

・食性は雑食で苔や残餌を食べる

・苔対策としても非常に有効

・東南アジアの熱帯に生息している


『赤い』色をした『羊の角』の様な外観から
『赤い羊の角』を直訳したのが名前の由来。

もとは東南アジアの熱帯に生息している『インドヒラマキガイ』という巻貝が原種で、その個体を品種改良により固定したものです。


レッドラムズホーンの飼育方法

ラムズホーンの飼育は非常に簡単です

理想の飼育環境は、水温は15~28℃位。
弱酸性~弱アルカリ性。
幅広い水温・水質で飼育できる為、アクアリウムビギナーの方でも簡単に飼育出来ます。

真冬の屋外以外は基本ヒーターや濾過のタイプも選ばずボトルアクアリウムなどにも向いています。


レッドラムズホーンの餌


基本的に水槽内の壁面や石や水草に付着した苔を食べてくれます。

水草等への食害は無く、水草に生えた苔等をキレイに処理してくれるので非常に有能です。

雑食の為魚やエビを飼育している場合はその残餌や死んでしまった生体も食べます。

苔や藻の餌になるものさえあれば、人工飼料等無しで飼育できます。
ただ、立ち上げ直後の水槽や石と砂だけの環境では餓死してしまう為、水草や生体の居る環境の方が向いています。



レッドラムズホーン寿命

レッドラムズホーンは飼育環境で大きく変わります。
一般的に1〜2年と書いてありますが、個人的には1年位の印象。

繁殖力が非常に強い為、2匹居れば簡単に増えまてしまう為1匹辺りの寿命はあまり気にした事がありません。

飼育水温15℃以上・弱アルカリ性・栄養豊富な環境・外敵がいない環境であれば長生きもしますが、飼育条件次第では半年〜1年程の寿命になります。


レッドラムズホーンの混泳相手は?


ラムズホーンは幅広く混泳が出来ます。

理由は幅広い水質・温度にも適応できますし、熱帯魚以外に、日本淡水魚水槽等も混泳可能す。

オススメは同じく貝類
シマカノコやカバクチカノコ等タイプの違う貝と入れるとキレイです。
www.tanagogo.work


レッドビーシュリンプもおススメ!
赤と白の可愛らしいビーシュリンプも高相性でおススメです!



ラムズホーン飼育のメリット・デメリット

苔取り生体にラムズホーンを選ぶメリットとデメリットを簡単に解説します。

圧倒的にメリットの方が多い
ラムズホーンは非常に優れており沢山のメリットがあります。
しかし繁殖力が強く、増えすぎるデメリットもあります。
苔取り貝は汽水性の物が多く水槽内で孵化・繁殖出来ない種類が多々います。

増やしたくない方以外には基本お勧めです。


ラムズホーンのメリット

・ 丈夫で水質や水温に強い。
・ 繁殖力が強い。
・ 苔の清掃能力が高い。
・ 水草への食害がない。
・ 見た目が美しい。
・ 赤青ピンクと美しい種類がいる。
・ パイロットフィッシュにも向いている。

ラムズホーンのデメリット

・ 繁殖力が強く増えすぎる。
・ 色違い同士の交配は良くない。



ラムズホーンの繁殖について


ラムズホーンの繁殖は容易!

ラムズホーンは雌雄同体の為、性別がありません。2匹いれば繁殖できます。

卵は水槽の壁面や流草や石などに産み付けます。

ゼリーの状の殻で卵を守っています。
大体1つの卵の集合体には10匹前後おります。
約10日程で孵化する為どんどん増えます。

ラムズホーンの繁殖力は非常に高い為、あっという間に100匹位に増えます。その為注意が必要です。



ラムズホーンが増えすぎてしまったら

ラムズホーンは非常に繁殖力が強く、放っておくととことん増えます。
私もレッドビーシュリンプと一緒に飼育している水槽で100匹近く増えた経験があります。

因みに飼育しているラムズホーンを河川に放流したりは絶対ダメです!
繁殖力も適応能力も高い為自然界に影響を及ぼす場合がありますのであらかじめご了承下さい。

では、増えてしまった場合の対処法を紹介します。

増やさない【単独飼育をする】


繁殖させたくない場合は一匹だけで飼育している分には増えたりしません。

極力隔離していくのが良いでしょう。
ボトルや水槽に1匹ずつ分けて入れて増やさない事を第一に考えましょう!


エサにする【捕食生物を入れる】

生物兵器キラースネールがイチオシ!

自分と同サイズ〜小さい貝は捕食してくれる為、エビ水槽などで増えてしまった場合には有効です。

100匹位まで増えたラムズ水槽にキラースネールを5匹入れると2.3ヶ月後にはほぼ駆逐してしまいます。
▼キラースネールに食べられたラムズホーン


他にもアベニーパファー等も貝類を食べてくれるのでお勧めですが、フグは他にも海老なども捕食してしまう為混泳相手を選びます。


その他の対処法

引き取ってくれる所があればペットショップやオークション、ジモティ等なら二束三文ですが
引き取り手がいるかも知れません。

一番良いのはいたずらに増やさない事ですね!



ラムズホーンの仲間

レッドラムズホーンの仲間には、ピンクラムズホーンとブルーラムズホーンといった種類がいます。

もとはインドヒラマキガイから突然変異により出来た個体を定着させたものでレッドラムズホーンの色違いです。飼育方法や繁殖方法も全く同じです。

それぞれの特徴
レッドラムズホーン
オレンジやゴールド色の殻に赤い体。


ピンクラムズホーン
白っぽい殻にピンクの体。
個体によっては殻が透明なものも

www.tanagogo.work


ブルーラムズホーン
青や水色の殻にグレーの体。



色違いのラムズホーン混泳は避けるべき

見ての通りどれも非常に美しい貝です。
しかしピンクやブルーのラムズホーン同士も一緒の水槽で飼育すると交配します。

この場合雑種のラムズホーンが産まれ、赤や青、ピンクの色素の落ちた普通のラムズホーン(インドヒラマキガイ)に戻ってしまいます。

色合いも原種になるので、せっかく掛け合わせてつくった血統が交雑で元に戻ってしまい、
美しさが損なわれてしまう為、色違い同士の交配はあまりお勧めしません。



まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ラムズホーンは丈夫で美しく、その上苔取りまでしてくれて巻貝の中ではかなりお勧めです。

本来は温暖な地域の貝の為、熱帯魚やレッドビーシュリンプとの相性が良いが。

丈夫で幅広い水温にも対応出来る為、日本淡水魚と一緒に飼育する事も出来ます。

美しい赤色をしており、水槽でも存在感を出す為、観賞用水槽の苔とりの巻貝として非常に人気がある貝です。