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サザエ石巻貝の飼育方法!イガイガが特徴のかわいいおすすめ苔取り貝


こんにちわ!かつやんです!

サザエの様なイガイガを持つ少しユニークな巻貝『サザエ石巻貝』の紹介をします。

サザエ石巻貝は東南アジアや日本の南西諸島にも生息している汽水性の巻貝で、水槽のコケとり係として有名です。

名前に『石巻貝』という名前が入りますが、カノコ貝の仲間でイメージ的には石巻貝より『シマカノコ貝』に近い特徴が多くあります。

コケ掃除能力は高く、飼育水槽で勝手に繁殖しない点等も似ており、基本的にシマカノコ貝とは外観の好みで選ぶ事が多い。

寿命が長かったり、熱帯魚~淡水魚水槽にも似合うので幅広いレイアウトが可能です。

今回はそんなサザエ石巻貝の飼育方法や生態や特徴、飼育の注意点等詳しく紹介したいと思います。


サザエ石巻貝の特徴!

 サザエ石巻貝の特徴 ・ 大きさ約2.5cm程。

・サザエの様なトゲ(イガ)がある。

・水槽内で繁殖させることは難しい。

・寿命は約1~2年程

・汽水性だが淡水でも飼育可。

・食性は雑食で苔や残餌を食べる。

・水の外も這って行動できる。

・東南アジアに生息する。

サザエ石巻貝はカノコ貝科に 分類される巻貝の一種です。
東南アジアや日本の南西諸島にも生息している淡水~汽水生の巻貝です。

外観は、サザエの様なイガイガがついている事が『サザエ石巻貝』の由来である。又外見の特徴から『イガカノコ貝』という別名もある、
トゲのある巻貝は見た目も珍しいので数匹飼育してみても面白い。





サザエ石巻貝の飼育方法

 サザエ石巻貝の飼育環境 水質 … 弱酸性~弱アルカリ性を好む
水温 … 15℃~28℃位を好む
寿命 … 約1~2年
淡水環境での飼育が可能

淡水で飼育が可能で水温も幅広い為、熱帯魚の他日本淡水魚とも相性が良い。

サザエ石巻貝はコケ取り能力も高く見た目のユニークさと水槽内で勝手に繁殖もしない事から人気が高く、導入している人も多いです。

飼育できる環境や水質が弱酸性~弱アルカリ性を好み、水温は15℃~28℃位を好む為、熱帯魚だけでなく日本淡水魚とも相性が良い。

汽水の巻貝の中でも淡水と汽水の中間層に生息している為、水質や水温への適温能力が高い。寿命も約1~2年と普通です。

日本淡水槽にも熱帯魚水槽でも活躍出来る為万能型の巻貝である。



サザエ石巻貝に餌は必要?

特に気にしないでOKです。

基本的に苔や魚の残餌を食すので、底床や水草・流木などがある状態なら気にする必要はない。

ただ、立ち上げ直後の水槽や石と砂だけの水槽では餓死してしまう為、水草は必ずいれる必要があります。


サザエ石巻貝の混泳相手は?

サザエ石巻貝は幅広く混泳が出来ます。

サザエ石巻貝が別の生体を捕食したり襲う事はありませんが、肉食性の強いテナガエビやスジエビ、貝食性の強い大型のフグには捕食のターゲットになる事があります、最大でも2.5cmと小さい為カワムツやオイカワ等の大型淡水魚にも注意が必要です。


サザエ石巻貝のコケ取り効果は凄い


サザエ石巻貝のコケ取り能力は高いです。

エビ類は水草や流木のコケや、ソイルの隙間の残餌取りが得意です。
対してサザエ石巻貝はガラス面や石の掃除等が得意でつるつるした面を好んで移動しながら綺麗にコケ取りしてくれます。

雑食の為、コケの他にも残餌や魚の死骸なども食べてくれるので水槽の掃除屋さんとして非常に優秀です。

因みに苔対策にはヌマエビ+巻貝が最強の組み合わせです。








サザエ石巻貝の繁殖について

サザエ石巻貝は水槽内では繁殖出来ません。

サザエ石巻貝は自然界では卵から孵化した幼生(ベリジャー幼生)が海水で浮遊生活をして川に戻るという成長過程をたどる為、淡水の一般的な水槽内では孵化できないのです。

これは汽水に生息する貝の大半に当てはまります。
勝手に増えないという意味でメリットにもなりますが、繁殖できないという一つのデメリットとして覚えておきましょう。

定期的に子貝を取りたいならレッドラムズホーン等がおすすめです。



サザエ石巻貝の飼育上の注意点

サザエ石巻貝飼育の際は蓋を付ける事。

カノコ貝の仲間は元々水中より水際を好み、湿った所であれば生活できます。
その為、水中を出て水槽の上面まで登り飛び出してしまう事もあり、飼育の際には蓋(フタ)をする必要があります。

ガラスでも網でも蓋さえしておけばOK、蓋を持ち上げてまで脱走はしません。


カラフルな模様のサザエ石巻貝


ここでちょこっとサザエ石巻貝の仲間の紹介です。
普通のサザエ石巻貝より少し模様がオシャレな
『カラーサザエ石巻貝』という貝がいます!

飼育方法はサザエ石巻貝同様。
こちらも模様が色々あってかわいいんです!


飼育するメリット・デメリット

サザエ石巻貝を飼育するにあたっての
メリット・デメリットを解説します。


サザエ石巻貝のメリット

・ 苔の清掃能力が高い。
・ 丈夫で水質や水温に強い。
・ 水槽内で繁殖しない。
・ 水草への食害がない。
・ ユニークな形がかわいい。
・ 熱帯魚と淡水魚両方と相性が良い。

サザエ石巻貝のデメリット

・ 飼育下では繁殖できない。
・ 水槽から脱出する事がある。


見ての通り圧倒的にメリットの方が多いです、繁殖できないという点は人によってメリットでもデメリットでもあります。デメリット以上にコケ取り能力も高くメリットの方が圧倒的に高い。

また、貝を繁殖させたい方には検討リストにレッドラムズホーンなどが挙げられますので、こちらの記事も宜しければご覧ください。
https://www.tanagogo.work/entry/snail-Redramshorn-20200421www.tanagogo.work




まとめ

サザエ石巻貝は飼育が容易で、汽水貝の中では
『寿命が長い』『水温が幅広い』『混泳リストが多い』
と、バランスが良くメリットがかなり高い。

繁殖しない点は好みです、させたいならラムズホーン。
繁殖させたくないなら汽水巻き貝が良いでしょう。

熱帯魚の水槽は勿論、ビーシュリンプや日本淡水魚のタナゴ、金魚、メダカとも相性が良く活躍の幅が広い!

水槽のボックスメイトとして一度飼育してみてはいかがでしょうか??
新たな魅力やコケ取り能力を実感できると思います。