こんにちわ!かつやんです!
オトシンの中でも特に小型で、大きな頭とプレコの様な身体のオトシンの仲間『ボルケーノオトシン』について紹介します!
ペルー産のオトシンの仲間で、日本で流通されたのも割と最近です!
頭部が大きく扁平しており、頭でっかちでコミカルな表情がかわいい種です。
頭部が赤みを帯びている事が名前の由来とも言われています。
胴体部分はゼブラやタイガーオトシンのような縞模様が入り個性的で人気の高い生体です!。
勿論コケ取りも出来ますが、プレコの餌等にもよく懐きます。
ボルケーノオトシンはオトシンクルスやネグロに比べ飼育難易度も高いので飼育にもコツや方法が必要です。
※私も何度か失敗してます。。
この記事ではボルケーノオトシンの特徴や飼育方法・種類・混泳・繁殖などについて詳しく解説していきます!
- ボルケーノオトシンの特徴
- ボルケーノオトシンの外観
- オトシンクルスの飼育方法・寿命・餌
- ボルケーノオトシンの飼育水槽・底砂
- ボルケーノオトシンの性格・混泳
- 【ボルケーノオトシンの苔取り能力】
- ボルケーノオトシンの繁殖方法
- ボルケーノオトシンの入手方法
- オトシンの種類・仲間
- 初心者ならオトシンクルスがオススメ!
- まとめ
ボルケーノオトシンの特徴
ボルケーノオトシンの外観
身体の3分の1が頭で『ゼブラロボコップオトシン』の別名を持つだけあって体側は白と黒の縞々模様、プレコの様な外観をしています。
形は扁平したプレコに似ています。
吸盤状の口を持ち水槽のガラス面や流木などに貼り付いてコケや表皮についた藻を食べます。
何より顔、特に目が可愛いので癒されます。
オトシンクルスの飼育方法・寿命・餌
【ボルケーノオトシンの飼育・寿命】
ボルケーノオトシンは比較的飼育難易度が高い!オトシンクルスやネグロの様に丈夫ではありません。
特に【水質・水温・餌・エアー】に注意をしましょう!
・水温は22~27℃前後
※ヒーターがあった方が安定する。
・PHは6.5〜7位
20℃以上を保てればヒーターも不要ですが、冬場は活性が落ちます。
急な水温や水質の変化に弱い為、導入時の水合わせはしっかり行いましょう。
また栄養過多な水質や、底面の汚れ等にも弱いので定期的な換水・底面清掃を行ったり水草を入れて余分な栄養分を吸収してもらうと良い。
またボルケーノオトシンを育てている方のブログ等を拝見しているとエアーをたいた方が良いという意見もよく目にします。
水質にうるさくビーシュリンプよりもデリケートに感じます。
寿命は約3年程度??
飼育難易度が高く、まだ日本に流通してから長くも無い為これと言った正しい寿命はわかっていません。
デリケートな為、環境が合っておらず早死にしてしまうケースがあります。
【ボルケーノオトシンの餌】
ボルケーノオトシンは植物食性が強く水槽内の茶ゴケを食べて水槽内の掃除もしてくれます
水草や流木、ガラスの壁面に付いた茶ゴケは食べますが、緑髭・黒髭コケ・藍藻は食べません。
ボルケーノオトシンを飼育をされている方の記事を見ていると、餌は苔だけでなく、上手に育てている方は人工飼料プレコのエサ等も与えている様です。
他にも生餌(イトメ等)冷凍餌(アカムシ等)も食べる様です。
※因みに私はビーシュリンプと混泳させていますが、シュリンプの餌には全く興味を示しません。
ボルケーノオトシンの飼育水槽・底砂
【ボルケーノオトシンの水槽サイズ】
30〜60cmの幅広いサイズの水槽での飼育が可能!ボルケーノオトシンは特に小型なので30cmの小型水槽でも充分飼育できます!
大きさも小さいので複数飼育も問題ありません。
フィルターや濾過のタイプはどんなものでも大丈夫です。
※繁殖を考えるなら吸い込み事故のない底面濾過や吸水口にスポンジがあるものが好ましい。
あまりコケがない立ち上げたばかりの水槽では餓死してしまうので立ち上げ半年以上のこなれた環境が理想的。
【ボルケーノオトシンの底砂・水草】
オトシンは基本壁面や水草・岩に張り付きますが、それ以外は下層が生活圏の為底床材は敷きましょう。ソイルや田砂等の角のない丸い物を選ぶと落ち着いて生活できます。
水草を育てるならソイルが良いでしょう!
水草の表面についたコケも食べてくれます
食害の心配もありませんし、ドジョウの様に底床を掘り返して潜る事もないので水草を抜かれる心配もありません。全ての水草と相性は良いです◎
苔取り効果も高い為ブセファランドラ等も高相性と言えます。
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ボルケーノオトシンの性格・混泳
【ボルケーノオトシンの性格・混泳相手】
個人的には性格は臆病な印象
飼育している方の記事やブログを見ると気性が荒い等書かれている物をみますが、ボルケーノオトシンは他の魚を襲う事はありません。
基本温厚ですが、驚いてたまに暴れたりする印象はあります。
小さい生体であれば大半の観賞魚と混泳が可能です。
逆に大きめの肉食魚には捕食されてしまいます。
2〜10cm程の大きさの生体であれば、ほとんどの魚と混泳が可能です。
※混泳生体が限られるビーシュリンプとも混泳可能な希少な種類です。
また混泳する場合は水草や石等の隠れ家を多めに設けましょう!
隠れ家を設ける事で生体へのストレスも軽減されます。
【ボルケーノオトシンの苔取り能力】
ボルケーノオトシンはそれ程コケ取り能力はありません
小さい事もありますが、水槽壁面を見てても全然効果を感じません。
水槽を綺麗に保ちたいならエビや貝類を混泳で組み合わせると良いです。
一応苔は主食として食べますが、ボルケーノオトシンが食べるのは主に茶ゴケを食べる、他のコケ取り生物と比べてデメリットが無い事も大きなポイントです。
ボルケーノオトシンは苔除去能力は低めです。効果が感じられない場合は、貝類やヤマトを一緒に飼育しましょう!
▼▼▼おすすめの苔取り生体▼▼▼
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ボルケーノオトシンの繁殖方法
ボルケーノオトシンはまだ繁殖例が少なく、 正確な方法は確立されていません。
オトシンクルスやネグロ同様の繁殖方法の様です。
水草が多い水槽環境にオスとメスを用意して自然繁殖をさせます。
水槽壁面や水草等に卵を産みつけます。
卵は3〜4日で孵化します、苔の生えた水槽なら餌になる植物性プランクトンが豊富な為餌無しでも成長します。
ボルケーノオトシンの入手方法
ボルケーノオトシンは希少性が高く、オトシンクルスやネグロと違いアクアショップでは目にする事はありません。
ボルケーノオトシンはネットショップで購入出来ます!
※1番購入しやすいのがネットショップです。
後はオークション等で探すか位でしょうか?
因みに年々価格が上がってきています。
現在では2,200〜3,000位が相場です。
オススメはcharm等の有名ショップからの購入がおすすめです!
オトシンの種類・仲間
オトシンを探している方へいくつかの種類がいるので簡単に紹介します!
オトシン・クルス
平均価格 ¥300〜外観は体側に黒い縦線が走っており、外観は腹側が白く、鰓蓋後部がほんのりピンク色に染まりかわいらしい外観をしています。
体長は最大5cm程度で、コケ取り生体として人気があります。
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オトシン・ネグロ
平均価格 ¥700〜全体的に黒っぽいカラーでプレコの様な外観をしています。
流木やソイルと似て見えるのでレイアウトの邪魔をしません。
体長5cmとオトシンクルスと変わりません。値段はオトシンクルスより2~3倍高価になります。
その分苔取り能力が高く、非常に大人しい性格。ビーシュリンプとの混泳にも向いており個人的におすすめです!
オトシン・タイガー
平均価格 ¥1,400〜体長は2〜3cmオトシンクルスの仲間では恐らく最小。
ショートボディで体高があります。
虎柄の様な模様が入り、体色は白・黒・茶色をしています。
身体が小さい分コケとり能力はそこまで高くありません
見た目がかわいいので観賞魚として導入するのが良いでしょう。
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ニューゼブラ・オトシン
平均価格 ¥2,100〜ペルーから輸入された新しい品種です。
シマウマの様な白と黒の縞模様が入る美しい種類。体長は3〜4cm程。
近年輸入された為、あまり個体数が流通していません。
初心者ならオトシンクルスがオススメ!
ボルケーノオトシンはすごく可愛いんですけど、飼育は難しいです。
はじめにオトシンクルスやネグロの様な丈夫なタイプで飼育に慣れる。適正な環境を作ってからでも良いでしょう!
【オトシン・クルスとネグロの違い】
価格はネグロの方が3倍近く高いのですが、その分オトシンクルスに比べてネグロの方が苔取り能力が高く性格も温厚で大人しいです。
特にビーシュリンプなどの小型生体との混泳目的であれば幅広い混泳に向いているオトシンネグロの方がおススメです。
▼▼2種の違いを紹介してます▼▼
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まとめ
ボルケーノオトシンは可愛らしく美しい外観が魅力的な種類です。
ただ飼育が難しく初心者がいきなり挑戦するには少しハードルが高めです。
栄養豊富※過多な水質には向かない為、水草を多くする。酸欠になりやすいのでエアーを入れる等他のオトシンより環境を整える必要があります。
コケとり生体というより観賞魚として飼育すると良いです。
相手を襲うことが無い為、ビーシュリンプや小さな熱帯魚とも混泳が出来ます。
オトシンクルスや熱帯魚の飼育経験がある方なら水槽のBOXメイトとして飼育してみてはいかがでしょうか??
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