
こんにちわ!かつやんです!
今回はベルベットブルーシュリンプを青く美しく育てる方法の紹介です!
僕は2019年にベルベットブルーシュリンプを10匹程度購入して、かれこれ6年程飼育しており、現在では稚エビ含め80匹程を飼育しています。
実際僕は6年育てていて、ベルベットブルーシュリンプって真っ黒い個体や、青い体に黒い柄が入った個体など色々な表現が出ており、最初は結構個体差があるんだな~程度に考えてました。
しかしそのまま飼育していると、いつの間にかルリー表現が増えてしまい、ベルベットブルーの定着率が下がりました。
最初に結論を言うと『ベルベットブルーシュリンプを青く美しく育てるには、選別する』が大切です!
今回は自身の経験を元に、
- 最初に知っておきたい失敗談
- 選別の重要性
実際自分が失敗した事等も細かに紹介したいと思います!
あまり他には無い独自性の高いコンテンツにしてみました!
ベルベットブルーシュリンプを青く美しく育てたい方はご覧ください!
ベルベルベットブルーシュリンプは簡単です!

まず初めにベルベルベットブルーシュリンプは見た目も綺麗で、一見デリケートに見えますが飼育難易度は然程難しくありません。
丈夫さや育て方自体はチェリーとほぼ変わらないので、飼育自体は簡単でシュリンプビギナーの方でも育て易い品種です。
一応他にも青いエビだとビーとシャドーを交配させて作出されたターコイズシュリンプや、更にそこから改良した種類も居ますが、こっちは飼育が難しいです。
ビギナーの方や、気楽に飼育を楽しみたい方にはベルベルベットブルーシュリンプがおすすめです。
ただ経験上ベルベットブルーシュリンプは青く美しく育てるには選別が必要です!
■ベルベットブルーシュリンプ■
ベルベットブルーを無選別で育てたら…

▲2019年購入当初のベルベットブルーシュリンプ正直今に比べるとグレードは低く感じる。
それでは初めに実際経験した失敗談から紹介しておきます!
実体験をそのまま紹介します!僕は2019年にベルベットブルーを10匹購入して育てていました。
私は基本ベルベットブルーだけで、他種は混ぜず先祖返りなどない様に育てていました。
私の飼育しているベルベットブルーは血統的に真っ黒やブラックルリーの様な柄もたま~に出てたんですよ。

▲2020年頃、青も薄いし柄の入った個体が多かった。
最初は個体差があってタイガー柄の様に胴体に色の濃い柄が入ったり、モスラの様に頭だけ色が濃いものも居るんだな〜
黒いシュリンプはベルベットブルーの色が濃いハイグレード個体だったり?なんて気にせず育ててました。
そのまま飼育したらいつの間にかルリー表現が増えてしまい、ベルベットブルーの定着率が下がりました(泣)
▲2022年頃、いつの間にか半数以上がこんな表現に。
それを一緒にして飼っていると、いつのまにかブラックルリーの様な表現が増えてしまい、2023年に水槽の約半数がブラックルリーの様な個体になってました。
2023年に一度水槽リセットした際に分けたんですけど、全身青とブラックルリーみたいな柄がおおよそ30匹ずつ半々位になってました。

▲2024年頃、ローグレードだけをひとまとめにしたらブラックルリー爆誕!
その後は子エビも選別し、ベルベット以外の個体は水槽から出しました。2025年現在ようやく血統が落ち着き現在は9割はベルベットブルーの柄が出てきています。

▲濃い青だけを選別していくと子供も濃い青が産まれやすくなる。
私は自分が育てている血統以外は育てた事がないので他の血統の事は解りませんが、ウチのベルベットブルーはブラックルリーの柄が出やすく、長い期間をかけて増えていました。
このまま放っておいても半々で均衡が保たれていたのか?全部ブラックルリーになったのか。チョット気になります。
結論選別は必要!

選別はキレイな個体だけを厳選して残し、それ以外の個体を極力省いて行く事です。
ベルベットブルーで言うと、ルリーっぽい表現や真っ黒の個体、色が薄い個体等を除外します。
実際僕は2019年に購入して間もない頃は9割は全身ブルーの個体が産まれてましたが、
無選別で育てているといつのまにか色々な柄や表現が出てきました。

先祖返りしないように他の色は混ぜてませんが、ブラックルリーの様な個体が増えて、純粋なベルベットブルーの全身青を定着させるにはそれなりに選別を行う必要があります。
更に特に色の濃い綺麗な個体を、繰り返し選別した結果、今では約9割ベルベットブルーの表現が出る様になりました!
いまでも1割は少し変わった個体が出てきます。
比較検証!選別の重要性!

2019年購入当初は色が薄くライトブルーな個体が多かった。

2022年色の薄い個体や柄個体が増えてくる
2023年放置してたら半分ルリ―になってた!

2023年色が濃くて奇麗な個体だけで再スタート!

2025年殻も光沢が出て綺麗な青だけが出てくるようになった!
先祖返りすると更に悲惨!

▲2019年実験で先祖返りを試してみました。
ベルベットブルー以外の他のチェリーシュリンプと混泳すると先祖返りが発生します!
簡単に説明すると、チェリーって元々シナヌマエビの特別変異個体を掛け合わせて改良していったんですけど、別々の色のチェリーを掛け合わせると、お互いの個性が消えて元のシナヌマエビになるって事です。
例えば赤いエビ×青いエビ=紫のエビではなく、色の薄いエビになってしまいます。

▲2022年実際3年後は個性がほぼなくなります。
かろうじて赤、黄色、青なんの遺伝子を持っていたかはわかるレベル。
詳しくはコチラの記事で紹介してるので、詳細を知りたい方はどうぞ。
www.tanagogo.work
まとめ

ベルベットブルーシュリンプを青く美しく育てるには選別は必須!という事!
青いシュリンプって幻想的でいいですよね!
ベルベットブルーシュリンプは美しく存在感のある外観と価格もリーズナブルなので、初心者にもおすすめの生体です。
実際6年育ててみて、2023年から約2年半選別をくりかえして育てましたが。
選別して育てたベルベットブルーは超綺麗です!
適切な飼育環境を作り、半年~1年に1回選別を行う事でキレイな個体を作れますよ!興味のある方は是非挑戦してみてください!
この記事を動画で見たい方は!
今回紹介した記事の内容はYoutubeでも紹介しています!動画の方がより伝わるのと思うのでおすすめです!是非興味のある方はご覧ください!
www.youtube.com