たなごGo!

たなご釣りの虜になった男の釣りバカ日記。たなごと一緒にシャドーシュリンプの飼育もしています!

ミヤコタナゴの特徴 外観・生体・繁殖・保全情報を詳しく解説!

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参照: 所沢ナビHP


こんにちわ!かつやんです!

今回は、
1974年 国の天然記念物に指定されている
『ミヤコタナゴ』を紹介します。

オレンジ色にそまる美しい婚姻色が特徴のタナゴ。

以前は関東全域に生息したらしい、
東京に多く生息していた事から『都』『ミヤコ』の名前がついた。

現在は自然界では絶滅しており、
千葉県いすみ市と栃木の羽田沼の環境センターで観察する事が出来る。

売買する事もできませんが、
飼育・繁殖は勿論所持しているだけで逮捕されてしまいますので要注意。


ミヤコタナゴの特徴


 ミヤコタナゴの特徴 ・ 体長約7cm前後の中型。

・一対の口ひげがある。

・体形は側扁し、体高が高い。
 
・アブラボテ化に属し似ている。

・体色は黒目で腹前部がオレンジ色。
 
・鰓蓋の後あたりに暗色の小斑が見られる。

・腹や尻鰭・尾鰭は黒と橙の縁取りが美しい。

・1974年には魚類初の国の天然記念物に指定。





ミヤコタナゴの婚姻色

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参照: 神奈川県HP

【ミヤコタナゴ雄の様子】


繁殖期を迎えた雄は体色が黒っぽくそまり
鰓蓋から腹部、臀鰭は鮮やかなオレンジ色に染まる、
雄の尻鰭と腹鰭は淵が黒く、その内側には赤と白の帯があるのが特徴。
吻部に追い星が出ます。

少しアブラボテと中国タナゴの火山タナゴにも似た色合いです。

【 ミヤコタナゴ雌の様子】

雌は春型産卵で繁殖期の4〜7月にかけ卵管が出る。地味目な銀白色で姿形もタイリクバラタナゴに類似している。



ミヤコタナゴの生態

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参照: 所沢ナビHP

【食性】

雑食性で底生小動物や付着藻類などを好む。

【生息環境】

平野部の湧水を水源にとした水が綺麗な細流や沼、それらと接続している小川に生息していた。
都心の河川工事などによって生息環境が破壊され、絶滅の危機に瀕している。

【減少した主な原因】

戦後の河川改修工事や都市化などにより、
ミヤコタナゴや産卵母貝(マツカサガイ等)の生息環境が荒廃・消滅したことが大きな原因。

さらに、タイリクバラタナゴの生息域拡大も、ミヤコタナゴにとって圧力となっていた。




ミヤコタナゴの繁殖方法

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参照: 神奈川県HP

【自然界での繁殖】


春〜夏型の産卵で4〜7月にピークを迎える。
マツカサガイ、ヨコハマシジラガイなどの淡水二枚貝を好み産卵する。

水温22度前後で2日で孵化し、全長8〜9mmになると産卵母貝から出て行く。
1年で4cm、2年で6〜8cmの大きさとなり成熟する。自然界における寿命は2年前後

【飼育水槽での繁殖】

国の指定天然記念物の為、
指定の施設以外での繁殖は出来ません。

近年ミヤコタナゴを大量に飼育所持していたとして男性が逮捕されたが、
比較的繁殖は簡単な様子。
施設でも順調に個体数は増えているのだとか

他の春型のタナゴと同様である。


ミヤコタナゴの保全情報

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参照: 神奈川県HP

【分布】

現在は自然界には分布していない。

日本固有種で、以前は関東地方の全域に生息し、ごく普通に見られたが、神奈川県、群馬県、東京都、埼玉県、では絶滅した。

現在は千葉県、栃木県の一部にのみ生息している。
(自然界ではなく、環境保護センター等の国指定の施設で繁殖をしている。)
栃木県の水池の羽田沼と千葉けんのいすみ市
に行くと観測する事が出来る。


【保全状態】

現在は自然界には分布していない。

1974年に天然記念物に、
1994年に国内希少野生動植物種に指定。

環境省レッドリストでは、絶滅危惧IA類に当初から指定されている。したがって、許可のない捕獲採集や飼育、譲渡売買は禁じられている。
同天然記念物のイタセンパラも同様である。


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