こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
ブセファランドラの種類は100種近い種類があると言われており、その中でも日本に流通し出回っているのは50種ほどです。
クアラクアヤンは中でも流通量が多く、メジャーなブセの一種です。
そしてクアラクアヤンは『クアラクアヤン1』と『クアラクアヤン2』の2種存在します。
ブセビギナーの方はこの違いがわからない方も多いのですが、長く色々な種類を飼育しているとすぐ見分けもつくようになりますよー!
今回はこの『1』と『2』の違い・見分け方をわかり易く紹介します!
クアラクアヤンの魅力!
まず簡単にブセファランドラsp.クアラクアヤン(1.2に共通する)の魅力をお伝えします。ブセの中でも流通量が多い理由は『丈夫さ』にあります。
僕は現在50種近いブセを飼育しており、この2種もかれこれ3年近く育てていますが、とにかく丈夫で経験上一度も枯れたり溶けたりしていません。
そしてクアラクアヤンの最大の魅力は群生に向いている事です。
葉の大きさが小〜中型サイズで活着物を覆うように茎分が伸びるので群生や密生に適しています。
ブセ単一品種で作る茂みはとても美しく魅力的なレイアウトを作れます!
またそこまで強い個性がないのでどんな水景やレイアウトにも使いやすいのがいいですね!
- ブセの中でも丈夫な品種
- 群生に適している
- 水景に馴染みやすい
クアラクアヤン1と2の見分け方
では本題のtype1とtype2の見分け方についてです。
まず大きさや成長スピードについてはほぼ同じです。
株分けの際に小さくしすぎたり、別々の飼育環境で育てた場合は多少差は出ますが基本は一緒です。
葉の外観(色やウェーブに)違いがでます。
クアラクアヤン1
形状…葉の縁にウェーブがほとんどない
ラメ…ラメ質が大きい
花……白い蕾をつける
クアラクアヤン2
形状…葉の縁にウェーブが出る
ラメ…ラメ質がきめ細かい
花……ピンクの蕾をつける
写真で見比べた図
クアラクアヤン1は青・緑色が強く、クアラクアヤン2は褐色系の色合いが強い。
茎の部分も1は緑や黄緑ですが、2は赤系の色をしています。
花の蕾も色の特徴が出やすいです。
クアラクアヤン1は緑→白へ
クアラクアヤン2は緑→ピンクへ変化します。
その他葉がクアラクアヤン1は葉が真横へ、クアラクアヤン2は上に向いて生えてきます。
葉や株が小さい頃は見分けが難しい
例えばこの上のブセはクアラクアヤン1か2かわかりますか??
答えはクアラクアヤン2です!
これはブセファランドラ全種に言える事ですが、ブセの株や葉が小さい時は種の特徴が出づらいです。ある程度大きくなると色や差がでてきますが、充分に成長していない時のブセは違いが分かりづらいです!
クアラクアヤンはビギナー向け
クアラクアヤン1.2は共にビギナー向けのブセです。
育てているとわかりますが、斑系や白系は特に枯れたり溶けやすく成長も遅いです。
その点クアラクアヤン1.2は丈夫ですし増えたら群生レイアウトにも適している為、飼育している月日が長いほど育ちやすいのでおすすめです!
最初は似ている様に感じますが成長と共に差が出てくるのが面白いです。
個人的に両方買っても損のない種類です。
クアラクアヤン1
まとめ
いかがでしたか?クアラクアヤン1と2は検討がつきづらいと言う方も多いのですが、ちゃんと見比べると違いもわかります。
僕は基本ショップで購入してるので1や2と明確にわかった状態で購入していますが、長年飼育しているとメルカリやヤフオクで見かけるクアラクアヤンとだけ記述してあるブセを見てもおおよそ1か2か判断がつくようになりますよ!
クアラクアヤンはサイズや色味的にも色々な場所で活躍させる事が出来ます!
是非興味があれば飼育にも挑戦してみてください!