
こんにちわ!かつやんです!
今回は『ブセファランドラsp.クアラクアヤンType1』を5年群生させて育てたら超かっこよくなったので経過観察や群生のさせ方も紹介します!
クアラクアヤンType1はブセの中ではクダガンと並び、メジャーなブセの代表格といっても過言ではありません。
流通量も多くブセの中でも丈夫な為、ビギナー向けの品種です。
主な特徴は鮮やかな緑色をした細長い葉、控えめなウェーブとラメ、正直言って個性は乏しくぶっちゃけ地味な印象も感じます。
しかし、一見地味であまり目立たない、主張しないという個性は群生させる事で最強の武器になるのです!
5年でここまでカッコよくなるので今すぐ1株からでも始めたほうが良いでしょう!
この記事ではコチラの群生株の作り方について紹介します!
- ブセファランドラsp. クアラクアヤンType 1【特長】
- クアラクアヤンType1の群生方法
- 活着土台は大きいものが理想
- 経過観察
- クアラクアヤン1を選んだ理由
- まとめ
- この記事を動画で見たい方は!
ブセファランドラsp. クアラクアヤンType 1【特長】

まずは簡単にクアラクアヤンの特徴を紹介させてもらいます!
まずクアラクアヤンには『Type1』と『Type2』のよく似た種類があります!
『Type1』は鮮やかな緑色をした細長い葉が特徴で、経過と共に青みの強い緑色に変化します。
葉の形状は細長く控えめなウェーブとラメ、比較的小さな葉で前景〜中景で活躍します!そこまで個性の強い外観ではありません。
葉が小さい為、ラメも控えめですが、状態が上がるとキラキラした光沢のある緑の葉が美しい種類です。
一見個性が弱く感じますが、大型化せず群生にも向いており、成長が遅く時間がかかりますが、圧巻の群生レイアウトを作る事が出来ます。
クアラクアヤンType1はブセの入門品種的なイメージもありますが、使い易く需要が高い品種なので是非早めに飼育を開始したい品種の一つです。
因みに『Type2』は褐色系で『Type1』とは別の個性や魅力があるのですが、この記事では触れません。興味がある方はコチラの記事を御覧ください!

▼▼クアラクアヤンType1とType2の違い▼▼
www.tanagogo.work
クアラクアヤンType1の群生方法

それではこのクアラクアヤンの群生方法について紹介します!
元々クアラクアヤンtype1は葉の小さな種類なんですが、定期的にトリミングして活着を繰り返すと、葉が大型化するより先に子株の数が取れやすくなります
コレは実験の結果で、クアラクアヤンtype1以外でも同様の結果になりました。

例えばこのビブリスなんかも、倍になったら切って活着。倍になったら切って活着を繰り返した結果、大きさより株数を増やす事が出来ました。
こんな感じで細かい葉の群生株を作るには早期トリミングを繰り返すとこの様になります。
逆に4から5年間一切トリミングせず放置しているとこのように葉も大型化しながら増えていきます。
活着土台は大きいものが理想

ブセファランドラは活着するのに平均2から3カ月かかります
毎回切ってつけてしてると活着の時間も勿体無いので、最初は不恰好ですが予め大きめの活着土台にくっつけた方が群生株は作りやすくなります。
また小さな岩に活着させてしまっても無理に剥がしたりする必要はありません。
そのまま他の岩や流木を隣接させておくと自然と仮根を伸ばすので問題ありません。
むしろ岩ごと好みの位置に移動もできるので使い勝手も良いです。
経過観察

2020年頃
この当時は育て方が分かってなかったり、クアラクアヤンtype1の個性もわからず育ててました。
2021年頃

この当時は普通に岩や流木に活着させて育ていました。ある程度1年ほどそだてて増やせる様になり、群生を考える様になりました。
2022年頃

charmおまかせブセで被りすぎたのもあり、大きめの流木に活着させ群生計画スタート。
元からのブセも葉が少し伸びたらこまめに切り分け活着させる。
2023年頃

3年でようやく群生っぽくなってきた。
トリミングが早かったせいもあり、ほぼ子株の新芽なので葉は小さい。
2024年頃

伸びたブセを足りない所に活着させつつ、葉の大きさも成長させていく。
因みにここに写ってる以外にも6株ほど別水槽に移動している。
2025年頃

1年株分けせずそのまま葉を大きく育てた。
株に対して成長点が多い為成長はとてもゆっくり、
5年経ってようやく見栄えするようになってきた。
クアラクアヤン1を選んだ理由

最後にこの群生株にブセファランドラsp. クアラクアヤン1を選んだ理由を紹介します。
ブセファランドラにも色々種類があり、大型し易いタイプ、小型と色々あります。
僕は元々こういう群生株つくるなら小型で個性が控えめなファントム辺りを考えてました。
しかし、当時はショップでも流通量が少なく中々売ってなかったんですよね。
実際charmおまかせブセで6個被ったり、増やしやすかったのもあるんですが。
クアラクアヤンtype1流通量の多さ、価格の安さから『手に入れやすかった』のも理由の一つです。
ブセは他にも沢山種類があります!興味があればこちらの記事もどうぞ!
www.tanagogo.work
まとめ

ブセファランドラは基本株分けで数を増やしますが、今回気づいたのは早期株分けをすると子株(成長点)が増えやすいです。
未だ理由まではわかりませんが、早期株分けした株は、なぜかそのまま葉が大きくなる訳でなく次々と子株を(成長点)が増えるんですよね。
そして株(茎)の大きさに対して不自然に成長点が多くなるので、成長速度は極端におそくなります。
結果、早期株分を繰り返したブセはこの様な形状の群生株に成長します。

現在はここまで大きくなりましたが、ここまで育つのに5年もかかりました。
しかし前景〜中景で活躍しそうな群生株を作れて満足しています。
今後も石や流木に活着させて群生個体を更に増やして行きたいと思います!
写真撮りはぐってしまったんですが、群生株から小さく白い花がいくつも蕾をもつ姿はとても美しいです。
是非コレクションに入れてみてはどうでしょうか?
この記事を動画で見たい方は!
今回紹介した記事の内容はYoutubeでも紹介しています!動画の方がより伝わるのと思うのでおすすめです!是非興味のある方はご覧ください!
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