こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
今回は淡水環境で飼育できる『赤い観賞魚』を10種紹介します!
もし、水槽にアクセントカラーになる様な生体を導入したいとお考えであれば『赤い』生体がおすすめです!
赤い観賞魚は非常に目に留まりやすく、その水槽の主役を張れる生体が多くいます。
また、水草の『緑』と『赤』は色相環の補色に当たる色でお互いを引き立てる効果があります!
この記事では大・中・小様々な大きさの生体や、熱帯魚だけでなくエビや日淡まで幅広い種類の中から厳選して10種紹介します!
きっとあなたの水槽にピッタリな生体がみつかりますよ!
ビギナーの方向けに簡単な種類の概要や特徴、飼育の注意点等も書いていくよ!
赤系の観賞魚はとにかくバエる!
みなさん『水槽』を思い浮かべるとどんな色が浮かびますか?
イラスト等によくある、ガラスケースに水が入った水色等のイメージが浮かぶ方も多いのでは?
しかし実際水槽を見ると水色の要素はほぼありません。大半の水槽は水草を入れてる事が多く、実際水槽をみると緑の印象の方が強いです。
前途しましたが『赤』と『緑』は補色の関係にあり、色相環でいうと正反対にあたる色です。
補色同志2つの色を使用する事で互いの色を引き立て合い、それぞれの色の特色を高める効果があります。
サラダにトマトを乗せると彩りが引き立つ様に、水草を入れた水槽に赤い観賞魚を泳がせると観賞魚も水草もよりひき立ち一番映えるんです。
確かに水槽の中で赤い観賞魚は1番目を惹くね!赤い生体がいる事で水草の緑もより鮮やかに見えるね!
赤は目を惹きやすい!
一般的に赤色(レッド)には、熱さ、強さ、情熱、興奮等の印象を与える効果があり、見ている物を惹きつける色です。
水槽に赤い生体を取り入れると、注目を集めやすく、目を惹く効果は非常に高いです。
ここでおぼえておいてほしいのが、銀白色や茶系の観賞魚は水槽に馴染みやすく、大きくても数がいても良くも悪くも水景に溶け込んでしまいます。
しかし赤い観賞魚は真逆で小さくても注目を集めやすく存在感が非常に強く、小さな生体でも4〜5匹いるだけで結構数がいる様にも見え、充分な存在感が出ます。
逆に10匹近くいると多いなぁといった印象を与えてしまう事もあり、赤系の熱帯魚はワンポイントで少なめで入れるのが上手な使い方と言えるでしょう!
赤い観賞魚10選!
赤い観賞魚って熱帯魚に限らず金魚等も含めると沢山の種類がいる様に思えますが、実際オレンジに近い色の種類が多く、本当に真っ赤な観賞魚というと数も種類も絞られます。
今回はその中でも特に真っ赤な観賞魚を10種紹介します!
今回紹介する品種には小型〜大型、水槽の表層を泳ぐものから底物系まで様々な種類の生体を厳選して紹介するよ!
ミッキーマウスプラティ レッド
大人ミッキーマウスの模様をあしらったプラティです!プラティの仲間で尾鰭の付け根に隠れミッキーの模様をあしらった可愛いプラティです。
因みにカラーバリエーションも豊富で、赤・白・青・黄・オレンジと様々な色の個体がいるので色指定できるショップでないと赤以外が入る事もあります。
赤というよりは朱色よりですが、幼魚時期から最後まで通年を通して赤色を楽しめます!
プラティは丈夫で育てやすく、初心者の方でも繁殖をさせる事が出来る位飼育・繁殖の簡単な生体です。
寿命は一年程と短めですが、水槽内にオスとメスが居れば勝手に増えていくほど繁殖力が強いです。
グッピー フルレッド
大人気の熱帯魚グッピーからおすすめを1品種紹介!フルレッドは国産グッピー「御三家」と呼ばれる品種の一つで、その名の通り頭部から尾びれまで全身真っ赤になるのが特徴です。
ちなみにRREA(リアルレッドアイアルビノ)と呼ばれる赤い種類は目もアルビノで赤いので全身真っ赤に見えます。
卵胎生といって、メスは卵ではなく稚魚を産みます。比較的簡単なので、ビギナーの方でも繁殖にチャレンジする事が可能です!
少し高くなりますが、国産の種親クラスは全身真っ赤で鼻先から鰭までとてもキレイですよ!
グッピーは水槽中層から表層を生活圏としており、底物系(オトシンやコリドラス)等と混泳の相性が良い事も人気の理由です。
レッドファントムルブラ
レッドファントム・ルブラは、全身が赤く背鰭と体の中心に黒いスポットがはいる南米オリノコ川水系原産の小型カラシンです!レッドファントム・テトラの中で、特に赤みの強い個体は「レッドファントム・ルブラ」と呼ばれ名前がルブラなら赤みが強い個体といった認識で良いでしょう。
最大全長4~5cm程度と比較的小型〜中型の観賞魚です。
小型水槽でも飼育ができる点や複数で群泳する姿を楽しめる事から人気の高い種類です。
より赤みを増したい場合にはカロチンやアスタキサン等の入った色揚げ用のフードを与える事で赤さの底上げが可能です。
温厚な性格なので混泳にも向いてるよ!原種特有の赤さをたのしめるよ!
チェリーバルブ
幼魚のうちはオレンジっぽい体色をしていますが、成熟をする程赤色に変化します。最高潮に達すると全身真っ赤になるので育つほど赤みが増す!育てる楽しみのある生体です!
大きさも最大で4〜5cmの為幅広い生体と混泳も可能で、更に水槽に発生するスネールも食べる超優秀な魚タンクメイトです。
唯一気を使うべき点は草食性が高くはの柔らかい水草は突かれて食べられてしまう事がある点です。
陰性水草等葉の硬い水草との相性は非常によいです!
ベタトラディショナル 赤系
全身濃い『赤』って考えるとやはりベタは外せません!ベタはタイ原産のラビリンスフィッシュで、日本でも古くから親しまれる品種です。
ベタにも様々な種類がおりますが、どれも丈夫で飼育し易いです。
今回紹介する「トラディショナル」と呼ばれるベタは鑑賞価値を高めるために改良されたタイプで、大きく優雅なヒレと鮮やかな体色が美しい品種です!
色味も美しく、値段もリーズナブルな点で考えるとトラディショナルの青系がビギナーにおすすめです!
飼育方法は簡単で、過装置なしでも飼育出来るほど丈夫です。初心者でも飼育しやすい熱帯魚です。
ベタは気性が荒くオス同士は激しく戦うことから”闘魚”とよばれています。
混泳せず単体飼育が好ましいよ!
やってやんよー!
ディスカス レッド系
ディスカスの改良品種にはかなり多くの種類がおり、体表に模様が入らない赤系ディスカスや様々な模様と赤色のグラデーションの美しい種類、その色も赤と白や、赤と青等様々です。ディスカスの名前の由来は円盤(Disk)からきており、体高が高くゆっくり優雅に泳ぐのでとても鑑賞性が高く、最大全長も18cmと見応えがあります。
模様なしなら、フィアマロッサやダイアモンド
模様ありなら、ラフレシアやアナコンダ辺りが
個人的におすすめです。
赤さ、値段、柄等で色々な選択肢がありますよ!
ディスカスは『熱帯魚の王様』の異名で知られているよ!
今回紹介した熱帯魚の中でも最も高級な観賞魚だよ!
紅帝メダカ
人気のメダカで1番赤みが強いのがこの紅帝メダカ!もともとメダカは赤い色素を持ち合わせていないのですが、限界まで赤さを引き出した血統で赤みがかったオレンジ色をしています。
改良メダカは日々新たな種類が作出されていますが、その分現在は紅帝の価格も落ち着きリーズナブルな値段で購入できる様になりました。
黒系の容器・屋外飼育・グリーンウォーター・色揚げ餌を与えると紅帝血統は充分赤く美しく育ちます!
屋外でも飼育できる美しい品種をお探しなら是非皇帝がおすすめです!
火山タナゴ
タナゴというと日本淡水魚のイメージが強いと思いますが、この火山タナゴは中国で作出された、改良品種です。大きさは最大でも5〜6cmと小〜中型でタナゴにしては珍しく小型水槽でも飼育できます。
タナゴは一般的に婚姻色といって、春から夏にかけて色づくのですが、その際に真っ赤に発色する色が火山に似てる為火山タナゴと呼ばれています。
因みに流通量はあまり少なくネットショップでも在庫次第で購入できないケースも多いです。タナゴが持つ日淡らしさのある観賞魚です!
※婚姻色の最盛期と通常時の写真だけ紹介します!
▼通常時
▼最盛期
中国にもタナゴっているんだね!婚姻色前回の時期は真っ赤に変化してカッコいいよ!
極火蝦
レッドチェリーシュリンプを更に赤く濃くした改良品種です。レッドチェリーはクリアーボディ(透明感のある赤)に対して極秘蝦は殻厚で鼻の先端から脚先まで真っ赤に色がはいります。
因みに改良品種ではありますが同じ、他のチェリー系とは交雑してしまいます。他の色のチェリーシュリンプとは混泳は控えた方が良いでしょう。
流通量も多く安価に購入できる為ボックスメイトとしてもおすすめです!
他のカラーシュリンプと交雑して先祖返りしちゃうんだって!
赤一色で育てて選別交配を繰り返すとからなり綺麗な個体がたくさんつくれるよ!
レッドビーシュリンプ
紅白のバンド柄が美しい鑑賞エビレッドビーシュリンプは、赤と白のコントラストが美しい紅白のエビです。
同じビーシュリンプでもバンドや、日の丸、モスラ等、赤白の比率が違います。
極火蝦の様に単色でなく柄や模様が入ったシュリンプの方がいいって方に特におすすめです。
とても綺麗ですが、極秘蝦より数倍デリケートです。混泳等せずビーシュリンプだけで飼育するのがおすすめです。
更に濃い赤や赤の範囲が多い方がいいという方はレッドシャドーシュリンプのキングコングやフルレッドといった模様を選ぶと良いでしょう!
ビーシュリンプは他の生体に比べてかなりデリケートな所があるよ。飼育する際は充分な準備と知識を得ておこう!
まとめ
今回は水槽で飼育出来る赤い観賞魚を紹介しました!
一般的には鑑賞魚の種類によって大きい魚の方が目立ちますが、赤い観賞魚は大・小関係なしに目を惹きます。
赤は良くも悪くも目に留まりやすい色の為、ワンポイントで少ない数を泳がせると効果的ですよ!
今回は極力赤みの強い生体を紹介しましたが、同じ赤でも薄い・濃い、朱色や紅系等種類によって色合いは様々です。
水槽の水景にピッタリハマるの色合いの観賞魚を取り入れると水槽はとても美しくなるので是非取り入れてみてくださいね!