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フィッシュレットとは?仕組みや使い方を紹介!ベアタンクに最適です

こんにちは!かつやんです!

皆さんフィッシュレットはご存知ですか?
フィッシュレットは水槽内で飼育している金魚や大型魚の糞や残餌等をエアーの力を使って自動で集めてくれるとても便利なアイテムです!

通常水槽の底にたまった魚の糞は水換えホースで吸いだす等底面の清掃に手間が掛かりますよね?
「フィッシュレット」を使用するとエアーの力で糞を集めてくれるので後は糞を捨てるだけと水槽内の掃除を簡単にしてくれる画期的なアイテムです!

「フィッシュレット」は物理濾過で通常の投げ込み式フィルター同様簡単に導入できます!
この記事ではフィッシュレットの仕組み・構造、メリット・デメリット、より効果的に使用する方法、メンテナンスなどについて詳しく解説していきます!




フィッシュレットの仕組み


構造は投げ込み式フィルターに似ています

エアーポンプによる噴出力でファンを回転させその力を利用し魚の糞やゴミなどを積極的に容器内に取り込む物理濾過です。


エアーチューブを本体に挿すことで、空気と一緒に水を持ちあげ底から上へと水流が生まれゴミや糞を吸い込みます。
中心がフィルターでなく空洞になっており、こにどんどんゴミや糞が溜まっていきます。

吸い込みも強力で底面に溜まった糞をガンガン回収してくれます。フィッシュレット内に入らない場合にも周辺に糞が集まる為清掃はかなり簡易化出来ます!





フィッシュレットはエアレーション効果も高い


フィッシュレットはエアーポンプの力を利用して水槽内の掃除を行う為エアレーションとしても機能を発揮します。

フィッシュレットと相性の良い金魚やプレコ・アロワナ等はエアレーションと相性が良いのでこの点もおすすめ出来るポイントの一つです。



フィッシュレットを最大限発揮する方法

水槽はベアタンク一択

フィッシュレットは底砂を敷かないベアタンクで大活躍します。
ベアタンク水槽に設置するとフィッシュレットを中心に糞や残餌をガンガン吸い寄せていきます。
フィッシュレット容器内に収まらない場合にも近くに集まるので低床掃除も楽に行えます。

低床があると糞や残餌がうまく吸収できない場合があります。



設置場所もかなり重要


フィッシュレットはフンが溜まりやすい場所に設置すると良い
水槽に設置されている濾過によっておおよそ糞の溜まりやすい所は決まります。
それは水流や他の濾過設備によって変わりますが、なるべく糞が溜まりやすい場所に設置する事で最大の効果を発揮します。




フィッシュレットにも弱点がある


生物濾過はあまり期待できない
一応底の部分に白い玉のセラミックろ材が小量入ってます。
セラミックのろ材が細かい汚れは生物濾過してくれますのでその点は◎ですが、量が少ない為バクテリアの量も知れてます。高い効果は見込めません。

フィッシュレットの他に濾過を用いる事で補う事ができます。壁掛け濾過や上部濾過でバクテリアを補うと良い。


エサも吸いこんでしまう

フィッシュレットは強力故、糞やゴミと一緒に餌を吸い込んでしまう弱点があります。

基本食べ残しも水質悪化を起こすの原因の一つになる為、餌を吸い込む事自体はデメリットにはなりませんが、餌やりの際はフィッシュレットの電源を逐一切ると良いでしょう。

電源を入れてると沈下性のエサの場合、魚が餌をつついてる間もどんどん吸い取ってしまいます。
特に気をつけたいのはプレコやコリドラス等沈下性の餌を与える時は要注意です。



底砂があると効果は半減

使える事は使えるのですが、底砂があると糞を中々回収出来ず効果は半減します。

仮に導入するのであればベアタンクがおすすめです。


小さい水槽では使い勝手が悪い

フィッシュレット本体は高さは15.7cm、横幅も9cm程あり中々大きなフィルターです。
【製品サイズ】9×9×15.7cm
小型水槽には少し使い勝手が悪い。






フィッシュレットが向いている生物


他にも沢山いますが、代表的なのは下記の4種です。
共通点は餌をよく食べ、糞が多い事。

① シルバーアロワナ
② プレコ
③ 金魚
④ 日本淡水魚【全般】

上記の生体は低床のある環境では糞の量や残餌の量は解りづらいのですが、ベアタンクで飼育すると糞の量等かなり目立ちます。
底砂を敷くと効果が減ってしまいますのでベアタンクで使用する事をお勧めします!


大型魚又は多頭飼育にも◎

また、アロワナやプレコ・金魚も大型になればなるほど汚れやすくなります。
大型魚はとにかく水を汚しますし、フンも下にどんどん溜まります。

中型魚の場合にも数が多いほど糞や餌の量が増える為多頭飼育の水槽にも向いています。



フィッシュレットが不向きの生物


ベアタンク環境と合わない生体や、小さすぎる生体は不向きです。

例えばビーシュリンプやチェリーシュリンプ等の小さなエビ類

エビは一般的に生物濾過のソイル飼育が向いており、水草やソイル内のバクテリアによって分解されます。
シュリンプの糞の量は知れてますのでフィッシュレットは不要です。




フィッシュレットの購入


フィッシュレットはネット通販で購入出来ます。
【アクア工房】さんが販売しており、楽天やAmazon、yahooショッピングで購入が出来ます。

価格が安価な点も購入しやすい要因の一つです。

【メーカー】アクア工房
【製品サイズ】9×9×15.7cm
【本体重量】320g



カスタムパーツでグレードアップ出来る!


アクア工房 フィッシュレット用 パワーリフト

アクア工房 フィッシュレット用 パワーリフト

フィッシュレットの吸引力を高める専用のカスタムパーツです。

こちらはパワーリフトと言ってフィンが3枚付いた吐出口に取り付けるパーツです。

気泡が上昇する力を利用しフィンを回転させる事で水槽内に水流を作り、水を引き上げる力を30%強力にします。

パワーリフトは別売りで販売されています、取り付けは本体についているプロペラ部分を外し置き換える必要がありますが比較的簡単に取り付けができます。

個人的に水槽内に水流を作りやすくなり吸引力は上がったと感じています。

最初からセットになっているセットも販売されています!



アクア工房 フィッシュレットの交換用フィルター

製品名アクア工房 フィッシュレット(ろ過フィルター)

こちらは交換用フィルターです。フィルターは下から指で押すことで外れるようになっていますので、ある程度の期間使用したら交換すると良いでしょう。700円前後で特別高いわけでもないので、交換・使い捨てどちらでも使用できます!



エアーポンプ選びが重要


フィッシュレットに使用するエアーポンプはパワーが重要
フィッシュレットは構造上エアーポンプの力が強力である程、汚れを吸い取る仕組みになっています。

強力なエアーポンプを用意する事でより効果を発揮します。
仮にエアーポンプの力が少なければ、パワーリフトで補う方法もあります。
※メーカーは3000㏄のパワーを推奨してます。


最強はパワーリフト+強力なエアーポンプがあれば、その分強く吸うことが出来ます。


フィッシュレットにおすすめエアーポンプ

水作 水心 SSPP-2S

フィッシュレット単体で使用するなら充分なパワーと静音性があります。

有名メーカー水作から販売されているエアーポンプでエアー量の調節も可能です。

最大吐出量は1分間に3500ccとなっており、メーカー推奨のパワーも十分確保しています。
静音性にも優れ調整できる点も◎



水作 Air-Max12000c-4

こちらは大型水草や複数水槽管理されている方にお勧めのエアーポンプです。

最大吐出量は1分間に12000ccとなっており、吐出口も4つ付いています。
大型水草であれば120cmも管理できますし、フィッシュレットの他、別水槽の底面濾過やエアストーン等複数管理も可能になります!



フィッシュレットの掃除方法


糞が溜まったら捨てるだけ!
フィッシュレットは水槽に沈んだ糞を自動で回収してくれるので、後は集まった糞を捨てるだけでOKです。

フィルターがないので比較的掃除はかんたんです。

飼育している生体の数・大きさによって掃除頻度は変わりますが、大型魚水槽であれば2日に1回、中型なら週2回程度を目安に行うと良い。

基本は溜まったらこまめに捨てると良い。


まとめ

フィッシュレットはベアタンク水槽と相性が良く、大型魚や水を汚しやすいお魚達にはとてもおすすめです。

フィッシュレットを使用するとエアー効果で水流も発生する為水流を好むプレコや日本淡水魚にはとても高相性です!

私はフィッシュレットを使いたくて使用をベアタンク水槽に変更しました!
とても使い勝手も良いのでおすすめです!