こんにちわ!かつやんです!
ふわふわしたフリルのような外観が魅力的な【オオサンショウモ】
美しく涼しげな外観が特徴で、浮き草の中でも高い人気があります!
オオサンショウモは水質浄化効果もあり、メダカとの相性も良く一緒に飼育されている方も多いです。
この記事ではオオサンショウモに興味のある方や、メダカの飼育用浮草を探している方向けにオオサンショウモの特徴や育て方・増やし方・購入から枯れてしまう時の対策等詳しく解説します!
- オオサンショウモとはどんな水草??
- オオサンショウモの特徴
- オオサンショウモの飼育方法
- オオサンショウモは水質浄化効果アリ!
- メダカと高相性!
- オオサンショウモの購入方法や時期
- オオサンショウモ枯れる・溶ける理由
- オオサンショウモの増やし方
- フリル状にならない時の対処法
- まとめ
オオサンショウモとはどんな水草??
名前は和名ですが、南米が原産。
日本では1950年代から栽培されています。
シダ植物の1種で、名前の通りサンショウモを大きくしたような外観の浮き草です。
浮き葉の表面に細かい毛があり、よく水をはじきます。成長すると内側に折れてふわふわとした外観が特徴の水草。
しかしフリフリになるのは強い光量と暖かい気温で育てた場合のみ!条件を満たしていないと撥水性のある丸い葉の計上のままになります。
オオサンショウモの特徴
学名 Salvinia auriculata
【サルビニア アウリクラータ】
分類 シダ植物/サンショウモ科
分布 南米
形態 浮き草
最大草姿 葉の直径2cm~3cm
生長速度 速め
増殖方法 分裂
温度 20〜30度
底砂 ソイル
水生のシダ植物で葉序は3輪生、葉は表面に毛のある2枚の浮き葉、1枚は根のような形で水中に垂れ下がります。
根のような水中葉には球形の胞子嚢が葉の軸に沿って付きます。
オオサンショウモの外観
ふわふわとしたフリルのような可愛らしい葉が印象的です。
学名通りauriculata[小さい耳]の様な形に見えます。
葉の表面には細かい毛がびっしり生えており、
若いうちはサンショウモ同様丸い形のものが水面に浮かんでいる状態です。
成長と共に葉が内側に向かって二つ折りになり波打っているような形になります。
オオサンショウモは花を咲かせませんが、美しい形状から人気があります。
オオサンショウモの飼育方法
育成難易度 ★★★☆☆
日当たりの良い場所を好みます。
水質は弱酸性が好ましく、ソイルや液肥主体の施肥で育成しやすいです。
ビオトープなどの場合、日当たりの良い場所・季節的には夏場は特によく育ちます。葉が柔らかいので食害に遭いやすい一面もあります。
夏場によく成長&よく増える!
オオサンショウモを大きくしたい。増やしたい場合は、夏場に屋外のビオトープやメダカ鉢に浮かばせると急激に成長&よく増えます。
オオサンショウモは若いうち平たい形状をしており、大きく成長するとふわふわな形になります。
ある程度の気温・日光・栄養と条件が揃わないとふわふわな形状になりずらいです。
オオサンショウモは水質浄化効果アリ!
オオサンショウモは水質の浄化にも一役買います。
魚の排出物に含まれるアンモニアや水中の余分な栄養分などを吸収し、きれいな水質を保つ役割があります。
頻繁に苔の生えてしまう水槽やメダカ・金魚のビオトープ等幅広く活躍します。
メダカと高相性!
メダカブームでメダカを飼育している方も多いと思いますが、オオサンショウモはメダカとの相性は非常に良いです。
浮草全体に言える事ですが、水上の葉は強い日差しや外敵からメダカを守ります。
水中の根と呼ばれる部分は、魚のエサや卵を産む産卵床として最適です。
オオサンショウモは他の小型浮草の中では根が長めなので産卵床としても申し分ありません。
水質浄化効果もあり、飼育環境もメダカと近い為とても相性が良い。
オオサンショウモの購入方法や時期
オオサンショウモを購入するならネット通販が良いです。浮き草の中では定番品種ですがアクアショップではある時・無い時があります。
またメール便等で送料無料でリーズナブルに購入が出来ます!
また購入するなら春頃が良いでしょう。
夏場に向け気温や日照時間が延び始めるとどんどん増えますので枯れてしまうリスクが低いです。
オオサンショウモに拘りが無いのであればおまかせ浮草セット等もおススメですよ!リーズナブルに浮き草が購入できます。
オオサンショウモ枯れる・溶ける理由
① 耐寒性 冬場の水温
オオサンショウモは熱帯地域原産の為、耐熱性はあるが耐寒性があまりない。
比較的丈夫ではありますが、枯れる・溶けるの理由は屋外では越冬出来ずに枯れてしまうことが多い。
冬場は室内に入れる等して水温を15℃以下に落とさないと良い。
多少枯れたり少なくなっても春から夏にかけてまた増えるので問題はありません。
② 光量不足・栄養不足
室内で飼育した場合、光量が足りず枯れてしまったり、栄養のない水だと枯れてしまう事があります。
ライトによる光量と栄養系ソイルや液体肥料があると問題なく飼育出来ます!
オオサンショウモの増やし方
オオサンショウモを増やすコツは簡単です。
正直放っておいても冬場の屋外以外なら必ず増えます。
あえていうなら、光量と水温さえあれば室内外関係なしに増やすことができます。
一応これだと解説にならないので増やし方だけ説明しますと、
オオサンショウモは株分けで増やす事ができます。
ある程度成長したオオサンショウモを3枚セットになっている葉を壊さない位置で切ります。
光量や水温・栄養の条件が合うとまた成長して大きくなります。
フリル状にならない時の対処法
環境と条件さえ合っていればフリル状に成長します。
ポイントは太陽光の様な強い光量がないとふわふわな状態にはなりません。
①春〜夏場の屋外に出す
温かい気温・強い光量・水流が無い(穏やか)これらがオオサンショウモがよく増える条件です。
春から夏場の屋外に出しておくと自然に増殖してくれます。
まとめ
オオサンショウモは美しい外観と丈夫さを兼ねそろえた人気のある水草です。
夏場の屋外飼育に適しており、フリルの様なふわふわな浮草を見る事ができます。
勿論室内水槽内でも飼育は可能ですが、光量や栄養が少ない室内ではサンショウモの用に平たい形状までしか育たない場合もあります。
水質浄化効果も相成ってメダカの飼育にはピッタリな水草です!
浮草初心者にも挑戦しやすいので興味があるなら是非挑戦してみて下さい!