こんにちわ!かつやんです!
今回はアヌビアス・ナナの正しい活着方法を紹介します!
この記事を読むメリットは
ただ巻きつきつけるだけの活着から、植物の成長方向を見据えた、活着や面裏を考えた活着が出来るようになります。
・正しい活着位置
・石や流木に仮根を活着させる方法
・表・裏を考えたら活着
を行えるようになります。
この記事は余計な事は書かずシンプルに書いてます。
3分程で読める内容になってますのでどうぞご覧下さい。
- アヌビアス・ナナの活着
- アヌビアス・ナナの正面を決める
- 長い仮根は活着しないので切る
- アヌビアス・ナナの成長方向
- 活着させる際は場所も考える
- 成長の伸びしろを用意する
- レイアウト設置例
- アヌビアス・ナナの購入
- まとめ
アヌビアス・ナナの活着
アヌビアス・ナナは初心者向きの非常に育てやすい陰性水草です。
CO2や強い光量を必要とせず、成長も遅いのでトリミングの手間もかからない事等が初心者向けと呼ばれる理由です。
また、アヌビアス・ナナはソイルや砂に植えるので無く流木や石に活着させて育てます。
レイアウトの幅も広げやすく是非挑戦してもらいたい水草です。
用意する物
はじめに用意する道具から紹介します。
( )内は代用可能お好みで使い分けて下さい!
そこまで専門的な道具は要りませんし、100均で揃うものでも代用出来ます。
アヌビアス・ナナの正面を決める
石や流木に活着させる際、どの面を正面にするか決めます。
葉っぱの向き等も見ながら適切な植栽位置を考えて活着させます。
長い仮根は活着しないので切る
もともと生えている根っこは活着しません。
新たに生えてくる仮根が活着土台にか活着するので不要な伸びた根っこはカットしましょう。
アヌビアス・ナナの成長方向
アヌビアス・ナナは写真のように一定の方向に新しい葉を出し株を成長させます。
その為どの方向に向かって伸びるのかわかりやすいです。
因みにこの一定方向と別に分岐した場合、その株が成長して根を出したら株分けをして増やす事もできます。
活着させる際は場所も考える
例えば岩や流木に活着させる場合、基本的には中心に活着させる事が多いのですが、
くっつける今より活着させた数ヶ月後、半年先を考えて活着場所を選びます。
石や流木の接着面に仮根を用意しましょう!
成長の伸びしろを用意する
赤い丸の部分が現在の活着面ですが、黄色い丸の所は伸びしろの場所です。
アヌビアス・ナナは成長が遅いので黄色まで成長するのに1・2年近くかかります。
活着してすぐトリミングや株分けをせずに済む様にある程度伸びしろは用意しましょう!
裏面から見た様子
レイアウト設置した時に裏手になる部分です。
葉と株の間に糸を通して、接着面にしっかり等間隔で巻きつける様にします。
表面から見た様子
葉は光の強い方向に向かって伸びます。
その為最初は写真のように少し下に向かって伸びてますが、1.2ヶ月もすると葉がグッと上を向いてきます。
葉の正面が見えるように活着させましょう!
レイアウト設置例
アヌビアス・ナナはある程度高さも出る為、前景〜中景〜後景と幅広く活躍します。
大きな水草や背の高い水草と組み合わせるなら前景〜中景で活躍しますし、
一緒にアヌビアス・ナナプチの様な小さい陰性水草を前景に使用するなら後継としても活躍します。
一緒に使用する水草次第で前〜後景をこなす万能タイプの水草です。
前景で使うか後景で使うかによって背の高い石や低めの流木等活着土台も使い分けると尚立体感が生まれます。
アヌビアス・ナナの購入
アヌビアス・ナナは流通量も多く、どこのアクアショップでも手に入ります。同じアヌビアス・ナナにもいくつか種類があり、
アヌビアス・ナナ
最もポピュラーで育てやすく、流通量も豊富です。
前景~後景まで水草との組み合わせ次第で幅広いレイアウトが可能。丈夫な水草です。
アヌビアスナナ・プチ
小型水槽や前景に向いています。
アヌビアス・ナナを後景に、手前にプチを配置して遠近感のあるレイアウトも作れます。
まとめ
アヌビアス・ナナは成長は遅いものの強い光量を必要とせず、成長も穏やかで初心者の方でも挑戦しやすい水草です。
陰性水草は活着するまでも時間がかかりますし、その後の成長もゆっくりです。
長く美しい景観を保つ為、活着位置や成長方向、レイアウトの向き等も考えて活着させましょう!