たなごGo!

タナゴ釣り&飼育のオリジナルバイブル!ビーシュリンプも飼育してます!

ゼニタナゴの特徴 外観・飼育・繁殖・釣り情報を詳しく解説!

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参照: amazonショッピングHP

こんにちわ!かつやんです!

今回はたなごのなかでも非常に希少価値が高く
小さなウロコが印象的なゼニタナゴを紹介します!
現在は自然界には殆ど分布はしておらず
秋田のごく一部でしか見る事ができません。

婚姻色も美しく正に日本の美!
そんなゼニタナゴを紹介します!


ゼニタナゴの特徴

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参照: 東京ズーネットHP


・ 体長6~9cmと小〜中型。

・ タナゴ類の中では最もウロコが細かい。

・ 体形は側扁し、体高は高め。

・ 各ウロコが黒く縁取られるため、
  体色は暗い銀色である。

・ 背びれと尻びれは大きく伸張する。

・ 近縁種にイタセンパラがいる。



ゼニタナゴの婚姻色

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参照: 東京ズーネットHP

【ゼニタナゴ雄の様子】

繁殖期の雄は口先に追星が現れ、
鰓ぶたから下腹部にかけて紫〜桃色になる。

地域により発色に差があるようだが
細かい鱗や鰭の柄と何とも言えないおしとやかな婚姻色はもぅ芸術!
日本の美と私は感じます。
タナゴの雌より愛好家の目を釘付けにしそうです。笑


【ゼニタナゴ雌の様子】

雌は秋型産卵の為、繁殖期の9〜11月に卵管が出て、最大伸長時には尾びれの先より長くなる。

雄同様細かい鱗が特徴的で鰭は黄色っぽい色をしている。
雄のような鮮やかさは無いが、
黒く縁取られた細かい鱗のせいで燻銀のようななんともいえないシブい色合をしている。


ゼニタナゴの性格・飼育

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参照: amazonショッピングHP

【性格】

現在は専門施設での繁殖程度で
一般的にあまり流通していない為
詳しい情報はない。
比較的大人しい性格をしており
大きさも6〜9cm程
繁殖を考えるなら1ペアでの飼育が好ましい。

【混泳相手】

同じタナゴ類と混泳させる事が出来ますが、

繁殖時強い個体が貝を独占し縄張りを作ります。弱い個体は追い払われ産卵が出来ない事もあります。

なので繁殖を狙うなら他のタナゴ類や別の生物とは混泳せず、タナゴだけで飼育しましょう!

【飼育方法】

成長しても大きさも6〜9cm程の為
小さな水槽でいいかと思いますが、
秋型産卵のタナゴは9月過ぎに貝を入れる為
水槽は60㎝以上の深めがオススメです。
※水槽小さいと水温変化も激しく貝が死にやすい

飼育自体は難しくないですが、
風通しの良い室外での飼育が好ましく、
日陰のなるべく寒暖差のない場所で飼育をしましょう!
冬は餌を与えなくても水槽内の藻やプランクトンを食べて過ごします。

室内飼育の個体は餌は市販の顆粒を食べます。



ゼニタナゴの繁殖方法

【自然界での繁殖】

珍しい秋型の産卵で9〜11月にイシガイ、カラスガイ、ドブガイ等の二枚貝を好み産卵する。
※秋に産卵するタナゴ類はカネヒラ・ゼニタナゴ・イタセンパラの3種。

産卵後数日から1週間で孵化するが、稚魚は母貝内で越冬する。翌春4〜5月に9mmほどの稚魚が母貝から浮出する。
この方法は産まれてきたばかりの稚魚を外敵から守ったり冬場の水温から稚魚を守る意味合いがあるが、現在同じ秋型産卵のイタセンパラは絶滅危惧種になっている。

この原因には貝自体が越冬前に死んでしまったり、コンクリート化が進み貝自体が少なくなってきている傾向がある。
残念ながら自然界では目にする事は殆どありません。

【飼育水槽での繁殖】

水槽内で繁殖させたい場合は、
本種1ペアと貝を10個ほど入れておく。

飼育水槽に二枚貝を入れると、雄は雌を二枚貝に誘導し産卵します。

9月下旬頃から水槽内に二枚貝を入れ2カ月程したら貝を取り出し、貝を別水槽に移し半年経過を見る。

ポイントは如何に貝を死なせない様にするか。

・貝は24度以上水温があると死んでしまう為
越冬から孵化まで深い水槽を使用する。

・稀にヒル等が入り込み母貝内の稚魚を食べてしまうケースがある。貝をタナゴの飼育水槽から移動する際ハブラシ等で寄生虫類は洗い落とすと良い。

特に秋型タナゴは本当に難しいです。
ですが、成功すれば貝一個から10匹程稚魚が出てきます。


ゼニタナゴの釣り情報

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【分布】

昔は手賀沼(千葉県)、霞ヶ浦(茨城県)中心に関東近辺から東北地方に生息していた。

Wikipediaによると、
"本種は佃煮などで食用にも供された他のタナゴ類よりも苦みが強いため、手賀沼などでは鶏の餌にしていたという。"
【参照:Wikipedia】
鳥の餌ってありえん笑

しかし現在は、埋め立て開発や水路の護岸化、さらに外来魚による食害を受け、個体数が激減し自然界からはほぼ絶滅状態である。

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に指定されており、絶滅一歩手前状態です。

【釣り情報】

食性は雑食だが植物食性に偏りがち、自然界ではは藻類を好んで食べる。

河川の下流域や、用水路、湖沼などの比較的流れの穏やかなところを好み生息する。

遠浅で浮水植物が繁茂する止水環境を好む。
数百からの大きな群れを作り、浅瀬を回遊していたという。

現在は秋田の一部の地域で放流がされており
自然界にも僅かながら生息しているようです。


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