こんにちわ!かつやんです!
マツモは、見た目も美しく丈夫で育成も容易な為アクアリウム初心者の方にも育てやすくおすすめです。
比較的どこのペットショップでも販売しているので入手し易く、安価で手に入る点も人気の理由です。
マツモは非常に美しく清涼感があり別名『金魚藻』と呼ばれカボンバや、アナカリスに負けない人気のある水草です。
金魚やメダカはもちろん日本淡水魚には定番の水草です。
ただし、草食性の強い魚には格好の餌となります。カネヒラをはじめとするタナゴ類、金魚等の魚は食べられる事があるというのは事前に知っておきましょう。
マツモは沈水性浮遊植物といい、根をはらずに成長したり増えたり出来る珍しい特徴があるので、今回はマツモの増やし方、育て方などを紹介して行きます!
マツモの特長
名前 | マツモ |
育成難易度 | 非常に簡単 |
育成光量 | 20W2本~4本 |
CO2添加 | 添加しなくてもOK |
生長速度 | 早い |
植栽位置 | 浮かばせて使う。 |
水温 | 15℃〜25℃ |
低床 | 何でも可 |
外観が水草のツンツンとした型が松の葉に似ているということからマツモという名がついています。
沈水性浮遊植物とよばれる種の水草で根を貼らずに成長繁殖する事が出来ます。
マツモは日本各地の河川や沼地などで自生しており、丈夫で育成が簡単。
初心者向け水草です。
マツモの育て方
マツモの育て方は非常に簡単です。
水質・水温が適応している環境下である程度の光量があれば元気に育ってくれます。
マツモは丈夫な上に活発に光合成を行い成長スピードもはやい。
真冬の屋外水槽や、まるで光の当たらない環境でも無い限り枯れる事はありません。
マツモのトリミングの仕方
マツモは根を張らない浮遊性植物の為、
低床に植えたりする必要はありません。
なので、古い葉を(芽の逆側を)茎ごとカットしていけば、常に新しい葉の状態をキープすることができとても簡単です。
マツモの増やし方
マツモは成長する過程で 脇芽を出します。
その脇芽部分でカットしていけばどんどん数を増やすことができます。
又、脇芽が出ていない場合でも1本のマツモを半分にするだけでも、茎から芽をだし1.2ヶ月後には約倍に増えます。
マツモが育成できる環境が整っていればどんどん脇芽をだして増えて行きます。
環境が悪かったり極端に小さくカットしすぎると腐って溶けてしまうことがあります。(葉っぱ2茎分は残してカットする。)
誰でも簡単に数を増やす事ができます。
【プチ役立ち情報】
トリミングの際、短く切ったマツモの葉や、カットした古い部分は成長も遅いので水槽内で枯れて水質を悪くするケースもあります。
水槽には入れず、ベランダや庭で水の貼ったバケツに入れておくと脇芽を出してさらに増えたり、貝や稚魚の餌になるグリーンウォーターを作る事も出来ます、ただ捨ててしまうのは勿体無いのでうまく活用して株を増やしましょう!
冬場は水温が低く枯れてしまう為、日光の当たる屋内でなく室内が良い。
マツモの植え方
マツモはもともと浮遊性の水草なのでソイルや大磯砂などの底床に植える必要はありません。
しかし底床に植えられた姿は非常に美しい為、レイアウトの後景として植える事も出来ます。浮力がある為、
・ 茎に重りをつける。
・ 数本まとめて縛って植える。
等で植えることは出来ます。※根付く事はありません。
マツモを植えた場合は埋まっている部分に光が届かず茎がとけてしまったり、
浮力に負けて抜けてしまう事が多い。
どうしてもレイアウト上植えたい場合は、
定期的なトリミングが必要になるが良い方法を紹介します。
① マツモを脇芽毎に短めにカットする。
(すぐに伸びてしまうのと長いと浮力が強く抜けやすくなる為。)
② 数本束ねてモスコットン等で巻いて植える。
(※強く結びすぎない、ゆるく多く巻くと重り代わりにもなる。)
(1本単位だと浮力で簡単に抜けてしまう為)
③ そのまま1.2ヶ月程で1.5倍〜2倍に伸びる。
(多分抜くと植え部分は溶けるか枯れかかってる。)
④ トリミングして株分けして再度植える。
(悪くなったところを切る。)
という方法を繰り返す。
マツモが枯れる・溶ける原因
マツモが枯れてしまう原因は主に3つ
・ 水温の変化
(15〜25°を極端に超えた時)
・ 光量不足
特に冬場の温度差により黒ずんで溶けてしまう印象が強い。屋外水槽の場合は溶けて水質を悪化させる原因になるので水草は室内に移したほうが良い。
室内であれば溶ける事は少ないが冬場は成長も遅くなる為、光量は定期的にライトで1日数時間照射する。
葉が成長し増えると光量が行き届かず枯れてしまう場合が多いので、定期的なトリミング、水草の位置等変える、光量を増やす、等が良い。
まとめ
マツモは非常に飼育も簡単で淡水魚にも熱帯魚にも使い易いです。
特に相性が良いのはメダカや金魚、産卵床にも使われる事も多いです。
又見た目に清涼感がある為日本淡水魚の水槽によく合います。
マツモの良い点
・ 値段が安い!
・ 清涼感があり美しい!
・ 増やしやすい!
・ 飼育が簡単!
又屋外では春〜夏場は水中に届く日光をやわらげて水温上昇を緩やかにしたり、
成長が早い=養分の吸収が良い。という事で水質を綺麗にする作用がある!
見て分かる通りほとんど良い所しか出てこないのです。
比較的安価で購入出来るし、一度買ったら後は自家繁殖出来ます。
一度育ててみてはどうでしょうか?
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