こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
今回はブセの水上葉飼育に特化した滝の流れるブセ水槽、その名も『スプラッシュブセファランド』を作ってみました!
イメージ的には底面フィルターと水中ポンプを結合して、上部に設置したシャワーパイプとつなぎ合わせ、滝を作りました!
この水槽を作るメリットは多く、下記のメリットがあります。
② 水が循環するので管理が楽
③ 水や酸素の動きがありピシウムも発生しにくい
④ コストが鬼がかって安い!
結論・鑑賞面・飼育面(特に管理)がめちゃくちゃよくなります!
ブセの水上飼育管理が大変だと思っている方や
見た目を良くしたい・この水槽つくりたいっ!
って方は是非最後までご覧ください!
この水槽をつくるメリット

まず初めになぜこの水槽を作ったのか?メリットって何?って話です。
ブセの水上飼育って湿度・温度・光量・水質が整っていればどんな環境でも飼育できます。
変な話100均のガラスケースやプラケースでも飼育できるし、衣装ケースみたいな蓋付きの容器でも充分飼育は可能です。
しかしブセの数が少ないうちは良いのですが、増えると小さい容器は管理がめんどくさかったり、衣類ケースだと折角の美しい草姿が上見でしか楽しめません。
そこで見た目も綺麗に飾れて、水も循環する為飼育が容易でピシウム等の問題も発生しにくい環境を作ってみました!
勿論!お金をかければいくらでも凄いものは作れますが100均グッズを多様し、他メーカーとの魔改造もして財布にも優しく仕上げてみました!
用意するものかかる費用

次に用意するものとかかる費用です。
同じものを作りたい方はこれで出来ますし、家にある水槽やサイズ違いならおおよその参考価格になると思います。
僕が使用したものと費用はこちらの通り
ニッソーバイオフィルター30 | 約 550円 |
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GEXコーナーパワーフィルター | 約1,000円 |
EHEIMシャワーパイプ | 約1,300円 |
ダイソーディスプレイ2段 | 約200円 |
ダイソーディスプレイ3段 | 約200円 |
その他吸盤やらホースやら | 約500円 |
total (水槽以外) | 約3,750円 |
水槽を持っている方なら3,750円(おおよそ4,000円前後)で作る事が出来ます。
ぶっちゃけ水槽はピンキリなので参考になりません、300 ・450・600等の大きさや、スタンダードな水槽とパルダリウム用の両開き等で倍近く変わります。
因みにウチの水槽は45×30×30両開きのパルダリウム水槽で値段は約12,000円です。
オーダーメイドタイプなので市販されてませんが
タイプ的にはパルダリウムケージです。
イメージ的には▼これに近いですね!!両開きはやっぱいいですよ!
作り方図解

それでは作り方について紹介していきます!
例えばこの水槽用に作るだけなら長さ〇センチでカットする等、結果論から話せますが。
60cm水槽等別サイズの水槽でも作れるように応用の効く作り方を紹介していきます。
完成系のイメージを作ってみる

まずは完成系のイメージを作ってみます。
具体的に言うと、底面濾過を入れて、ディスプレイケースを入れて、シャワーパイプ等をまずは全部入れてみます。
するとパイプやフィルターをカットする必要があるとか、シャワーパイプが水中モーターと繋がらない等問題点が出てくるので一つ一つ解決していきます。
僕の水槽450×30×30では、この段階では
② シャワーパイプと水中モーター
③ 底面濾過フィルターをカットする
一つ一つ解決していきます!
底面フィルターと水中モーター結合

まずはこの二つが繋がらない事には話が進みません。
この水中モーターは底面フィルターと結合ができる様になってます。
本来はモーターがGEXなのでGEX底面フィルターとの相性が良いのでしょうが、僕はニッソーバイオフィルターと結合しました笑
少しパイプと連結するのが固くて大変でしたが、特に問題なく連結できます!
この水槽は水嵩が5cmまでなので、底面から5cm位の位置に水中モータが設置をできる様にします。
パイプは丁度接続できる太さの為、パイプカッター等で長さだけ調整すればOKです。
シャワーパイプを魔改造

GEX水中モーターには元からシャワーパイプがついてますが、付属パイプは長さが短い為、シャワーパイプの長いエーハイム外部フィルター用シャワーパイプを接続します。
もう一つ問題があって、モーターの位置が低くく、エーハイムシャワーパイプはそのまま設置が出来ません。
僕はエーハイムホースの余りを水中モーターとシャワーパイプの間に使用して高さ問題を解決しました。
因みにパーツの合う合わないは魔改造を施すと付き物です、意外と長さを延ばす・太さの同じパイプを連結させる時等はホースはめちゃ役立ちます!
底面フィルターカット

次に底面フィルターはそのままだとディスプレイと干渉してしまい、不安定な足場になってしまいます。
その為フィルターをカットしてディスプレイの内側に収納できるサイズにカットします。
カッターやキリ、v字の彫刻刀等様々なものを使用して、最後は紙やすりで加工しました!
特に低床を使用するわけでもないので側面が一部無くても問題ありません。
組立て

それでは最後に全ての道具が揃ったら組み立てます。
シャワーパイプの位置を吸盤で固定するとより安定します。
写真は付属品のエーハイム正規の吸盤です。
因みに水中ポンプは水嵩を5cmまで増やして十分な水量にしてからでないと水が巡回しませんでした。
なので、水量を調整する際はまずは電源を入れて水を巡回させてから水を必要分のみ残して抜いていきます!
完成

今回はこれで完成です!
450cm水槽ですがブセは25種位入ります。(上記の写真で24種入りです。)
見た目の都合で湿度計は入れてませんが測定した結果湿度90%以上ありました!ぶっちゃけ湿度はそこまで大幅に変わらないのと、見た目がダサいので湿度計は常に入れず測定したい時だけ入れています。
水槽上部にも1φの換気メッシュになっているのですが、換気も出来ていると思いますが湿度の確保は十分出来ています。
今回に関してはコードを手前の窓から出していますが。自分でも気に入ってるので後々は水槽のメッシュ部分に穴を開けてコンセントを出せる様に加工したいと思います。
作ってみた感想

容器のブセは霧吹きする必要ない位飛沫で充分濡れています。
まだ作成2週間程度の経過観察ですが、手間要らずで飼育できそうな予感がしています。
個人的な話ですが、僕は水上葉だけで70株位あります。
数が少ないウチは面倒とは思いませんでしたが正直毎日の霧吹きと週一位の水換えは数が増えると大変です。
飼育や管理の手間も浮いて、更に見た目が綺麗という点で僕は今回のブセ飼育容器は結構良い出来だと感じています!
水槽抜きなら4000以下でも作れるのでコスパもいいですよ!
気になった方は是非チャレンジしてみてね!
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