こんにちわ!かつやんです!
皆さんエアレーションは水槽内の生体に酸素を供給するだけなんて思ってませんか?
ビーシュリンプを上手に飼育するには、エアレーションは重要です!
エアレーションは水槽内の水流や溶存酸素量を増やす事で好気性バクテリアを活性させより良い飼育環境を作る事ができます!
ビーのポツポツ死の原因の一つにエアレーション不足による水質悪化やソイルの劣化・低床内の状態悪化等の原因でもあります。
ビーシュリンプは細かい気泡のエアレーションを行う事でより水槽内も活性し、状態改善が行えます。
- エアレーションがあたえる効果とは?
- なぜビーシュリンプの飼育にエアレーションが必要なのか?
- 水槽のエアレーションが足りているか確認しよう
- 分岐を上手に活用しよう
- 見落としがち水草多めの水槽は要注意
- おすすめの機材はこれ!
- まとめ
エアレーションがあたえる効果とは?
エアレーションとは『エアーポンプ』から『エアストーン』等を使用して水槽内に空気を送る行為の事です。
一番の目的は水中に空気を送り込み、溶存酸素量を供給する事で観賞魚の酸欠を防止する事です。
その他エアレーションは底面フィルターやスポンジフィルターを通して水槽内の濾過を行ったり。
水槽内に緩やかな水流を発生させ水温を適温に保ち、止水域を作らず水槽内のバクテリアの活性化等の効果もあります。
なぜビーシュリンプの飼育にエアレーションが必要なのか?
ビーシュリンプの飼育にエアレーションは必要不可欠です。
ビーがポツポツ死してしまう原因って最終的に行き着く所は『水質の悪化』が大半です。
エアレーションの量が十分で無い場合、特に低床内が止水となり好気性バクテリアが死滅、結果水質悪化を招きます。
エアレーションをしっかり行い水槽内に充分な酸素と程よい水流がある水槽は、バクテリアが活性し水質が安定し状態が格段に良くなります。
↓
バクテリアが活性化・定着する
↓
水質が改善・安定化する。
エアレーションをしっかり行う事でビーシュリンプポツポツ死を根本から改善できますよ!
水槽のエアレーションが足りているか確認しよう
僕の経験上エアレーションが足りてない水槽はビーの飼育がうまくいきません。
エアレーションは水槽内の飼育水温を均一化したりバクテリアの活性により水質を根本的に改善します。
僕が理想とするエアーや濾過の設置は下記の通り
① 底面フィルター(エアリフト式)
② スポンジフィルター
③ エアストーン
①底面フィルター
ビーシュリンプ水槽には必須と言える濾過です。
底面濾過は低床をフィルターとした生物濾過に優れており、低床内にも緩やかな水流を生み出す為バクテリアの活性に最適です。
エアリフト式はエアーの力で濾過を行い低床の下から全体に水流を作る為、強めの吐出量が必要。
②スポンジフィルター
エアーの力で水槽内に水流を発生させ、フィルターで水中のゴミ等を物理的に濾過します。
スポンジフィルターは水槽内の物理濾過だけでなくスポンジフィルターにもバクテリアが住み着く為、シュリンプとの相性が良い。
エアーが強いほど物理濾過も強化されるのでこちも強めのエアーが好ましい。
③エアストーン
エアーの力で水面を揺らす事で水槽内の溶存酸素量を増やします。
水槽内に行き渡る水の溶存酸素量を増やしたり、止水域になりがちな場所に入れる事で新たな水流をつくり水槽内に緩やかな水流をつくり水槽内の環境を良好に保つ為重要な役割を果たしています。
水面を揺らしたり緩やかな水流の確保が目的なのでそこまで強い吐出量は不要です。
分岐を上手に活用しよう
仮に30cmキューブ水槽一台につき、一つの水槽に対して底面濾過・スポンジフィルター・エアストーンと3つも濾過を使用する為、多くの吐出量が必要となります。
複数設置する場合は2倍・3倍のエアーホースと吐出量が必要です。
そんな時は吐出量強めのエアーポンプ1台と分岐を上手に使用しましょう。
各フィルターによって酸素量を分散し、吐出量の細かい調整を行うのに分岐は必須です。
■ 分岐3又 ■
因みに30cmキューブを2台設置する際はエアポンプは60cm用でなく90cmか120cmの1つ上サイズを選ぶと良い。
複数エアーポンプを動かすより1台強いエアーポンプを使用した方が結果コストも静音性も高い為です。
Air-Max12000c-4
見落としがち水草多めの水槽は要注意
ビーシュリンプは水草との相性が良い為水槽に水草をたっぷり入れてる方がいます。
僕も実際稚海老のシェルターにもなるし、水質改善効果や光合成により酸素供給も出来るので賛成です。
しかし意外と見落としがちなのが、消灯後の水草は酸素を必要とする為水中が酸欠状態となります。
水草は普段光合成により酸素を作りますが、消灯後は逆に大量の酸素を必要とする為水槽内の水が酸欠状態となります。
水草が多い水槽には夜間エアレーションを行う理由がこれです。
特にビーシュリンプ飼育に小型水槽を使用している場合は水槽内の酸素不足で油膜が張る事もあります。
油膜はエアレーション不足で酸欠により死滅したバクテリアの死骸です。充分なエアレーションが足りて無いと水槽の状態は一気に悪化します。
おすすめの機材はこれ!
水槽は生物を飼育するだけでなく、観賞性も高い必要があります。
その為外観を崩さず、高性能で見た目も良いおすすめの機材を紹介します!
分岐やエアポンプも紹介するので必要なアイテムは事前にチェックしましょう!
ニッソー 底面バイオフィルター
コスパ最強!安くて実用的!
スポンジフィルター
ツインタイプで水槽のサイズに合わせて選びましょう!
エーハイム ディフューザー
エアーストーンと同様で使えます!流量調整やフィルターがついており濾過ができるのも◎
いぶき エアストーン#180
#180は細かい泡がでるのできめ細かい泡を出したい方におすすめ!#150シリーズもかなり細かくてバリエーションは豊富でおすすめ!
分岐5又
強力なエアポンプを使う場合や複数水槽管理に向いています。
個人的に市販のエアポンプで5又以上分岐すると吐出量不足になるので5が最大かと。
Air-Max12000c-4
吐出量12,000とハイパワー30キューブ なら3台位は余裕で管理できます!
複数管理したい方向け!
まとめ
ビーシュリンプのポツポツ死の原因は飼育環境の悪化が原因です。
エアレーションを増やす事でバクテリアを活性化させ根本的な改善をする事ができます。
もし、飼育が上手くいかないとお悩みの方はエアレーションを増やしてみてはいかがでしょうか?