こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
今回はコリドラスの飼育に最適な飼育環境の作り方と水槽の立ち上げ方を紹介します!
コリドラスは比較的丈夫な種類で適切な飼育環境であれば元気に育ちますが、飼育環境が合わないと病気になりやすく最悪☆になってしまう事もあります。
飼育環境が良いとコリドラスは低床をもふもふしながら餌を探したり、他のコリドラスと仲良く泳ぐ姿や水流で遊んだりする様々な仕草も見せてくれます。
これからコリドラスを飼育したいけどどんな飼育環境が良いのかわからない。
現在飼育しているけど中々うまくいかない。
こんな悩みを抱えてる方は是非お読みください!
この記事ではコリドラスの飼育に適切な飼育環境の条件と立ち上げ方法について紹介します。
- コリドラスの飼育に最適な環境とは
- 絶対に抑えるべきポイントは5つ!
- ①底床の掃除のしやすさは超重要!
- ② 低床の種類と床面積の確保
- ③おすすめは60cmの水槽!
- ④強力な濾過と水流の確保
- ⑤ 隠れ家や混泳生体
- コリドラス水槽の立ち上げ方!簡易編
- まとめ
コリドラスの飼育に最適な環境とは
コリドラスは比較的丈夫な観賞魚なので、コリドラスの飼育に適正な水温・pHさえ守っていればそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
(詳しい数値等はコチラの記事で紹介しています。)
www.tanagogo.work
熱帯魚等は現地に似た環境が好ましいと言われますが、コリドラスの原産地アマゾン川は非常に広く地域によって土壌、水流、水温、ph等も違う為抽象的ですよね。
実際飼育するのは熱帯気候のアマゾン川でなく、日本の気候・日本の水質・小さな水槽です。
どちらかというと現地に似た環境を意識する事よりもコリドラスの特徴を踏まえた上で、メンテナンスのし易さ等も考慮して飼育環境をつくるのがポイントと言えます。
絶対に抑えるべきポイントは5つ!
これは実際飼育してみての個人的な感想です!
コリドラスを飼育する上で最も注意するべきはコリドラスは動物食生体が高く、フンや残餌による低床の汚れと水質悪化が1番の問題です。
その為下記の5点を特に注意をして作るポイントに挙げています。
①底床の掃除のしやすさ
②低床の種類と床面積の確保
③理想は60cm以上の水量
④強力な濾過と水流の確保
⑤隠れ家や混泳生体
①底床の掃除のしやすさは超重要!
まず1番重要視したいポイントがコレです。
コリドラスは基本水槽の下層域を生活圏にしている為、低床に汚れが溜まっていると病気にかかりやすくなったりデメリットが多いです。
週1くらいのペースで低床掃除をしてあげるのが理想的で、その為岩・流木・水草をレイアウトするのも良いのですが、長年飼育する事を考えると極力シンプルに作るのが良いでしょう。
僕も何度も立ち上げるウチに最終的にとても簡単なレイアウトへ移行していきました。
定期的な清掃と換水で常にキレイな飼育環境を作るのが1番大切です!
② 低床の種類と床面積の確保
続いて低床の種類と床面積の確保が大切です。
低床の種類は細かくて粒の丸いボトムサンドや田砂がおすすめです。
低床の選び方としては掃除がし易く、コリドラスは細かい低床であれば砂ごと食べて餌以外は鰓から吐き出すので極力細かく角のないタイプが理想的です。
崩れてしまうソイルや、珊瑚・角のある小石や大きいものは底面掃除がしづらく汚れが溜まったり、髭を怪我してしまったりとデメリットも多いです。
また、低床を生活圏とする為極力広めのスペースを確保してあげましょう。
③おすすめは60cmの水槽!
コリドラスは最大で5cm程度なので小型水槽でも飼育は可能ですが、基本単体より混泳飼育する事が多く、大きい水槽の方が水質の悪化が緩やかな為管理が楽です。
僕は実際30cmハイタイプと60cmハイタイプの2種の水槽でコリドラスを飼育してますが、大きい方が水量が多く管理が楽になります。
因みに60cm以上の水槽(90や120cm)は水槽本体は勿論の事、濾過や水槽台の値段が跳ね上がるので60cm水槽に抑えるのが理想的です。
④強力な濾過と水流の確保
コリドラスの飼育に欠かせないのが強力な濾過と程よい水流です。
水槽内に水流が発生すると、生体の活性が上がったり、ゴミ・残餌・フンを濾過機が吸い込み易くなったりといったメリットがあります。
コリドラスは水流を好むので運動不足の改善等の効果もあるようです。
コリドラスは外部式濾過や上部濾過の様な強力な濾過と相性が良く、水質維持にも役立ちます。
⑤ 隠れ家や混泳生体
5つ目は隠れ家や混泳整体についてです。
コリドラスは温厚な性格をしており混泳に向いている生体です。
コリドラスは水槽下部で生活する為、水槽上・中部を生活圏とする生体とは干渉せず相性が良い。
しかし攻撃性の強い生体がいたりして追いかられてストレスを溜めてしまう事も、水草を活着させた流木や岩を入れて隠れ家を設ける事でコリドラスは外敵に襲われるリスクが減り、安心して生活ができます。
コリドラス水槽の立ち上げ方!簡易編
ここでは実際水槽を立ち上げる手順を簡単に解説します!正直、ビーシュリンプやレイアウト水槽と違ってコリドラス水槽の立ち上げは難しくありません。
用意するもの
まずはコリドラスの立ち上げに必要な備品から紹介します!
理想的な内容で書いていきますが、家にあるもので代用できるものがあれば代用して大丈夫です。
・濾過フィルターメイン
(外部式or上部フィルター)
・濾過フィルターサブ
(ロカボーイorフィッシュレット)
・低床(ボトムサンドがおすすめ)
・隠れ家(活着済み流木など)
・ヒーター(必要な場合は)
僕は掃除が簡単に行える様に極力シンプルな環境をお勧めします。
あと上には書いてませんが、水槽台、LEDは別途必要です。
水槽立ち上げ方
あまり詳しく書くほどではありませんが手順を簡単に解説します。
1.水槽と機材を全て水洗いする。
2.水槽に洗った低床・濾過・ヒーターを設置し、ゆっくりと水を注水する。
3.隠れ家になる流木や水草を入れて1週間放置します。
4.1週間したらパイロットフィッシュ(ヤマトヌマエビなど比較的丈夫な生体)を投入し、立ち上がるまで約1ヶ月程待ちます。
5.pH等確認して問題がなければ水槽立ち上げ完成です。
ヒーターは環境次第ではなくてもOK
僕は関東圏に住んでますが、エアコンのある部屋の水槽は年間通して夏秋は27℃〜冬春は23℃位あります。コリドラスはヒーターなしでもそこまで問題ありません。
僕の場合空調管理なので冬は若干活性が落ちるけどヒーターの必要性は感じません。
寒い地域や、冬場の飼育に於いてはあった方いいですね!
まとめ
今回はコリドラスに最適な飼育環境の作り方について紹介しました!暫く飼育していて感じる事は、コリドラスは一般的にそこまで飼育の難しい生体ではありません。
pH・GH・ブラックウォーター等はそこまで気にしなくて大丈夫な印象を受けています。
どちらかというと、餌やフンによる水質悪化や低床付近の衛生管理が1番の課題になるので、なにより掃除のしやすさが重要です!
極力シンプルな作りで、強力な濾過や大型の水槽を用意する事より飼育が簡易化できますよ!