こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
今回は屋内飼育でもメダカは産卵するのか?
また産卵しやすくする方法について解説します。
因みに僕はマンション住まいなので基本ベランダの限られたスペースでメダカを飼育しています。
飼育容器の数も限られてるので、選別個体のみ産卵床を入れて繁殖、その他は1箇所にまとめてMIXにして鑑賞用にしてます。
先日暑さのせいか小さな容器に入れてたメダカが☆になる事が多かった為、残暑が落ち着くまで室内に一部を避難させました。
今回は実際屋内水槽でも産卵するか?
散乱しない時の対処法はどうするか?
について紹介したいと思います!
結論:屋内でも産卵する
まず結論からいうと屋内の飼育でもメダカは産卵します。
ただ屋外の栄養豊富なグリーンウォーター・12時間以上の日照量・高めの水温・規則正しい1日の適正な寒暖差があった方が採卵数は圧倒的に多い印象があります。
本来メダカの産卵シーズン最盛期の6〜9月なら屋外の方がよく採卵できます。
逆を言えば屋外ではメダカが産卵しない時期でも繁殖が見込めます。
メダカは条件さえ整えば産卵するので、屋内飼育は数は期待できないもののいつでも繁殖が可能という事です。
条件次第では室内飼育は産卵しにくい
屋内でも産卵しますが、条件が揃わないと産卵しなくなります。
今回室内に移動したのは『幹之』『紅帝』『ブルースターダスト』『煌』の4種です。※この子達は容器の関係上小さめの容器に入れてた為、水温や酸欠の問題があって移しました。
このうち『煌』『幹之』は産卵してくれましたが『紅帝』『ブルースターダスト』は屋内に移動してから1ヶ月経ちますが産卵がパタリととまりました。
経験から屋内飼育で産卵しなくなる要素を紹介します。
室内で産卵させるには条件がある
メダカを室内飼育する上で産卵させるにはいくつかの条件があります。
まず基本的に屋外・屋内に限らずメダカが産卵する条件は下記の通り。
メダカが産卵する条件
①水温18℃以上
②日照時間が12~13時間以上
③エサによる充分な栄養
▲こちらがメダカが産卵する為に必要な条件です。
この条件さえ満たしていれば普通に産卵してくれます!
屋内飼育の場合1番ネックになるのは
②日照時間が12~13時間以上
日当たりの良い場所に設置して光量をあてるか、照明を1日12~13時間できる限り自然の時間帯と同様に点灯する必要がありそうです。
照明を付けていた水槽は無事産卵しましたが、照明を1日4時間程度しかつけてない水槽は産卵しません。
③エサによる充分な栄養
室内でグリーンウォーター&ベアタンクでガンガン餌を与えられる状態が理想です。僕の場合これ以上置き場がないのでソイル低床の空いてる水槽に移してます。
まずグリーンウォーターにならないし、餌も食べ残されると困るのでそこまで強気な給餌ができません。僕の場合はソイル低床しか空きがなかったので尚更です。
光量過多・栄養過多で苔や水質悪化が心配です。
※ヤマトを入れると卵が食べられてしまうのでミナミヌマエビ等で対策が必要です。
メダカが卵を持つが産卵床に産みつけない
メダカの雌が卵を抱えてる姿は見るがその後卵が見当たらなくなってしまうケースです。
経験上水槽内に産卵床以外の水草等がある場合そちらに産みつけてしまい結果見つけられなかったり他のメダカに食べられる事もあります。
採卵がしたい場合には水槽内は極力シンプルにすると良いでしょう!
室内飼育のメリット
ヤゴや野生動物による被害や、台風や酷暑・冬場の低温等自然界における天候の影響を受けにくいといったメリットがあります。
また横見ができると言った鑑賞面と、条件さえ整えば季節に関係なく産卵する事が出来ます。
僕個人としては屋内の水槽で飼育するなら横見の鑑賞用に割り切ると思います。
室内飼育のデメリット
もともとメダカは日本の在来種で改良品種とはいえ丈夫です。
高水温から低水温、寒暖差にも強い種類です。
メダカを綺麗に育てたい・大きくしたい・繁殖させたい場合には圧倒的に屋外飼育の方が向いています。
まとめ
今回はメダカは室内でも産卵するか?という内容をまとめました!
結果めだかは室内でも繁殖可能です!
しかし通常の繁殖時期であれば屋外で飼育した方が簡単にしかも倍近く採卵できます。
しかし、地域によっては暑さや動物・ヤゴ等色々な問題・課題がある水槽においては外界の影響を受けない為室内飼育はおすすめですよ!