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メダカを室内飼育でもキレイに育てる方法!水槽で横見を楽しもう!


こんにちは!かつやんです!
メダカは比較的飼育も簡単なので初めての方でも簡単に飼育が出来ます!

メダカを室内で水槽飼育をしたい方も多いと思います。
しかしメダカは室内飼育をしたり、透明の水槽で飼育すると大半のメダカは色が薄くなってしまいあまりキレイに観賞する事が出来ません。

この記事ではメダカを室内の水槽で飼育方向けに
・室内飼育のメリット、デメリット
・色落ちしない水槽の工夫
・フィルターや水草、低床の選び方
・色落ちしずらく横見を楽しみやすいメダカの種類

この辺りを重点的に解説をしていきたいと思います!


メダカの室内&水槽飼育のメリットデメリット

メダカは日本の気候にもよく慣れている為基本は屋外飼育が適しており屋外飼育の方がキレイに大きく育ちます。

室内飼育についてはメリットとデメリットがあります。まずはここをしっかり押さえましょう。

屋外飼育のメリット
・メダカの色が濃く、大きくなりやすい
・繁殖させやすい
・水換えなど比較的飼育管理が楽

屋外飼育のデメリット
・盗難や猫やトンボ(ヤゴ)等の心配がある
・大雨や夏の高温、冬の氷等
・基本的にトロ舟等で上見が主流、横見は難しい


屋内飼育のメリット
・盗難や外敵の心配がない
・天候や寒暖差による死亡はない
・室内の為水槽での飼育が可能
・水草や低床のレイアウトを楽しめる


屋内飼育のデメリット
・色が薄くなりやすく、大きく育ちづらい
・繁殖には不向き





屋内飼育の最大のメリットは横見


屋内飼育をする一番のメリットは水槽での横見を楽しめる事ではないでしょうか?

好みの水景を作って水草や石・流木でレイアウトした水槽に好きなメダカを泳がせるのは屋内飼育の特権です!

極力色落ちしない種類を選んだり、極力色落ちしない環境を作ってあげる事で室内飼育をより楽しむ事が出来ます!



屋内飼育でも色落ちさせない方法

室内飼育でもちょっとした工夫でメダカの色落ちを防ぐ方法があります。

①水槽にフィルム貼る
②暗めの低床を選ぶ
③色落ちしにくい品種を選ぶ

この3つは比較的簡単に出来る対策なので比較的色落ちさせずに育てる事が可能になります!

難しい事では無いので出来る事なら実践してみてくださいね!


メダカ水槽の選び方(大きさ)


まずは肝心な水槽の選び方です。
正直水量は多いに越した事はありませんが、メダカ飼育にそこまで大きな水槽は不要です。
メダカは一般的に1L辺りに1匹が適正と言われています。

おおよそですが、一般的な市販水槽のサイズと水量の目安を書くとこんな感じです。

水量目安
・30cm水槽 13L
・30キューブ水槽 27L
・45cm水槽 40.5L
・60cm水槽 65L

おすすめは30cmキューブ位が使いやすい大きさです。レイアウトにも飼育を追求するにも使いやすいですよ!
■■ 30cmキューブ水槽 ■■


水槽サイズは目的で使い分けると良い

上記で説明した通りメダカは水量1L辺りに1匹を目安に飼育すると良いです。

まずは目的を考えましょう!
鑑賞目的であれば好きな大きさを選ぼう!
30cmキューブや45cm・60cm 等の大きな水槽に好きな水草や流木を入れてレイアウトするのがおすすめです!

繁殖目的なら30cm水槽の複数設置がおすすめ!
メダカを繁殖する場合複数水槽が必要になります。最低でも『繁殖』『幼魚』『選別』と3つは必要です。

室内飼育の場合は水槽をおけるスペースもある程度限られてきます。
仮に一般的な60cm 水槽(幅60×奥行き30)を置くスペースがあれば、30cmキューブ水槽(幅30×奥行き30)は2個置く事が出来ます。
30cm水槽(幅30×奥行き20)なら縦に並べると3つ置く事が出来ます。

目的によって使い分けると良いでしょう!





水槽にはフィルムを貼って色落ち防止!


メダカは背地反応といって外敵から身を守る為に体色を周りの色に同化させて濃くしたり薄くしたりする特徴があります。

その為白い容器や透明なガラス水槽にいれると体色が薄く変化してしまいます。

みんなメダカを入れる容器に黒や暗めの緑の容器を使っているのは色揚げの為です。

その為、メダカを水槽飼育するのであれば背面には黒のフィルムを貼ると良いですよ!

もし正面からしか見ないならおすすめは背面と左右両方フィルムを貼るとより効果的ですよ!

濃色のバックスクリーンの他、底砂や黒色の溶岩石などを入れる事で体色を維持しやすいです。

■KOTOBUKI ツーカラーバックスクリーン600


メダカ水槽のフィルターは?

メダカ水槽のフィルターと低床について説明します!

まず濾過については何でも大丈夫です。
なるべくなら水流を作らないタイプがおすすめ!

例えば飼育メインなら投げ込み式のロカボーイやスポンジ濾過が管理も楽で良いです!
ただ思いっきり濾過フィルター感が出るのでレイアウトしたいなら水景を台無しにしてしまいます。
鑑賞メインであればレイアウトの邪魔をしにくい底面濾過や壁掛け式濾過も良いです!


メダカ水槽の低床は?


低床を入れた方がバクテリアが住み着き水質悪化を防ぐ為、低床は入れた方が良いです。

掃除を考えると無しでも問題はありませんが、おすすめは大磯砂です!
大磯砂がおすすめな理由
① バクテリアが住み着く
② 掃除がしやすい
③ 色揚げ効果もある
④ 水草を植える事も出来る

繁殖目的でメダカを大きく育てる為に餌をしっかり与えると糞をこまめに掃除する必要があります。大磯砂は掃除も楽なので優秀な低床です。

■■ 大磯砂 ■■

水草を育ててレイアウトや鑑賞を楽しみたいならソイルもアリですが、使い分けは考えましょう。


水草はメダカ飼育に必須?


メダカだけに限らず、魚は自然に近い環境の方が落ち着くことができます。

また産卵床や隠れ場所にもなるので、アナカリス、マツモ、カボンバ等の育て方が簡単な水草や、浮草等もおすすめです!

ただ繁殖メインなら水草は不要です。
理由としては人口の産卵床以外に卵を産みつけてしまう事がある為です。

水槽の中に水草が一切ない状態で人口の産卵床を入れた場合、卵を全て産卵症に産みつけてくれます。

水槽内に水草があると、あらゆる水草に卵を産みつけてしまう為、人口の産卵床に産みつける数が少なくなってしまいます。

水槽内の水草についてる卵は発見が難しかったり他のメダカに食べられてしまうので繁殖メインなら入れない方が良いでしょう。

▼メダカと相性の良い水草をこちらの記事で紹介しています▼
www.tanagogo.work


屋内飼育も向いているメダカとは?


では屋内飼育が向いているメダカはどんな種類かを考えてみましょう!
水槽飼育をする=横見を楽しめる種類がおすすめ
横見は水槽等で横から鑑賞を楽しむタイプのメダカです。
おすすめはロングフィン『ヒレ長』『スワロー』等の長い鰭を持つ種類はおすすめです。


その他にも背地反応のない種類もおすすめです!
透明の室内水槽の環境であっても色落ちせずに美しい色が楽しめます!
『オロチ』『サタン』『ブラックダイヤ』等背地反応のない種類は室内の水槽飼育でも屋外飼育と変わらない美しさを出す事ができます。

オロチ メダカ

黒メダカの代名詞のようなメダカで全身鰭まで真っ黒に育てた改良品種です。
漆黒のボディが美しく黒い容器でなくても黒さが損なわれない背地反応が無いタイプのメダカです。

定着率も高くオロチは初心者にも飼育しやすい特徴があります。


ブラックダイヤ メダカ

オロチの様な漆黒ボディに紫や青のラメ鱗を持った改良メダカです。
鑑賞性が高く背地反応がない為、水槽飼育や横見にも向いています。
ラメが全身に出ているほどグレードが高くなります。



サタン メダカ

オロチをベースに、長い鰭を持たせた改良品種。
鰭が黒いタイプと縁が赤やオレンジになるタイプがおり妖艶な姿は人気があります。
配置反応がなく真っ黒な姿をしており、泳ぐ姿まで美しいメダカです。

他の鰭長系も屋外よりは色落ちしますがもちろん飼育可能です!

▼▼美しいメダカ定番品種20選!▼▼
他にも色々美しい種類がたくさんいます!
www.tanagogo.work




まとめ

メダカをキレイにそだてるには屋外飼育の方が条件は色々揃うのですが、屋内の水槽飼育をする場合は今回紹介した点を抑える事で極力色落ちを防ぎ飼育する事ができます!

屋内飼育をする上で『鑑賞目的』か『飼育目的』かによって水槽の大きさや育て方、低床や水草の有無等も変わってきます。

もし鑑賞と繁殖の両方をたのしみたいのであれば屋外にメダカの飼育スペースが設けられるのであれば、一つだけ繁殖用にしておき他は室内飼育等にしてうまく使い分けをするのも良いですよ!

またブラックダイヤやサタン等は横見でも長く美しい鰭やラメ等魅力を存分に楽しめます!
みなさんも是非メダカライフをお楽しみください!