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メダカの選別繁殖水槽の作り方!狭いスペースでも成功する秘訣とは


こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
暖かくなってきましたね!5月に向けてメダカの繁殖準備をしましょう!

マンションのベランダや庭先の狭いスペースでメダカを飼育してる方へ、
趣味でメダカの飼育を始めてみたけどスペースが狭いから選別繁殖は無理かな?なんて諦めてませんか?

今回はベランダなどの狭いスペースでもメダカの選別繁殖水槽を作る方法と飼育のコツを紹介します!

選別繁殖ってメダカ飼育の醍醐味でもありますよね!
より綺麗な個体同士を掛け合わせて美しい個体や良質な血統を維持したり、異なる種類を掛け合わせて新種を作ってみたり。楽しみ方は人それぞれです!

ただし選別繁殖をする場合は数組のペアだけを水槽に隔離するので、例えば狙いたい品種が3種・4種と増えるとその分容器が必要になります。

大抵ここでスペースや広さの問題で選別繁殖を諦めてしまう方が多いのですが、
今回はスペース有効活用し、選別繁殖水槽・簡易メダカマンションを作る方法を紹介します!

この記事では、わずか横幅60cmのスペースで7台の容器を設置する方法や作り方の他、小さい容器でメダカを飼育するコツまで詳しくまとめます!

この記事を読むメリット・注意点


まず初めにこの記事を読むメリットと、注意点を紹介します!

■メリットは大きく2つです!■
  • 小型容器の飼育術や管理のコツも紹介!
  • 作り方、使用商品もわかりやすく解説!

僕はマンションのベランダ等の限られたスペースで2019年から6年程メダカの飼育をしています。

YouTubeやブログで本格的にメダカの飼育をされてるプロのブリーダーさんやメダカ屋さんの紹介している内容とは異なる点もあるかと思います。

理由は、あくまで大型の飼育容器での飼育方法と小型容器では水量も違う為、水質・水温変化も違ってきます。その為換水頻度や餌等も変わってきます。

実際僕も60L近い水量でメダカを飼育してますが、容器は小さくなるほど程管理が難しく手間もかかります。
この記事では実際の飼育経験を元に独自の意見をまとめて紹介しています!
■動画でご視聴したい方はコチラからどうぞ■


小型容器でのメダカ飼育・管理のコツ!


メダカはかなり丈夫な生体で、高温や低温にも強く初心者でも簡単に飼育できます!
大きめの容器やビオトープであれば放置しておいても勝手に増えて勝手に育つ位丈夫なお魚です。

理想は大きな容器&充分な水量で育ててあげるのがベストですが、マンションのベランダやガレージ等の狭いスペースで選別繁殖をさせたいとなると、大きな飼育容器何個も設置は出来ません。

その為、限られたスペースで複数水槽管理をする=小型容器を複数使用してメダカを飼育すると言う事です!
小型容器でメダカを飼育するにはいくつかポイントがあるので紹介します!

・小型飼育容器の選び方!
・換水等の管理手間を極力簡易化する!
・小さい容器で飼育するコツを知る!

コレを正しく行う事でメダカは綺麗に丈夫に育ち、
狭い飼育環境でも上手にメダカを飼育する事が出来ます!更に詳しく解説していきます!


1番重要・飼育容器選び


一般的にメダカは1Lに1匹がベストと言われてます。その為飼育したい数に応じて飼育容器の大きさや数を検討しましょう!

本格的に飼育を楽しみたいなら75cm位のサイズで水量が40L程入る容器が好ましいのですが、一般的なマンションのベランダや小さな庭先に複数設置は難しいです。

その為小さめの飼育容器が候補にあがりますが、小さめの容器は水質・水温変化も激しい為初心者の方には管理が難しい点もあります。

そんな中、初心者の方でも水換えが楽ちんで飼育が簡単に行えるおすすめの容器が『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』です!


縦40×横20のメダカ容器ですが、深さがあり8Lと多めの水量で水質も安定しやすいです!
▼おすすめできるポイント▼

・水質安定!8L多めの水量
・色揚げ効果アリ!黒い容器の色
・複数設置可!幅を取らない四角い形状
・大雨時でも大丈夫!水嵩対策!
・飼育も楽々!水換えが容易!


上からジョウロで足し水をすると底面に溜まったゴミや汚水が流れ出る画期的な作りになってて飼育水が汚れにくいのも特徴です!

この容器については別途紹介記事があるので気になる方はコチラの記事をお読みください!

容器も四角く限られたスペースを有効的に使えるのでおすすめです!
www.tanagogo.work



換水等の管理手間を極力簡易化する!


今回は簡易メダカマンションにして足し水だけで換水も出来る楽々仕様にしてみました!

因みに僕の作った水槽は1番上の水槽を足し水すると次々と水が下の容器に移動して半自動で換水ができる仕組みです。

※実際の所は排出口に溜まる事が多く、全て流れ出たりはしません。しかしゴミが排出口付近1箇所に集まるので吸水ポンプで一撃で綺麗にできて便利です。

正直メダカにしても熱帯魚にしても、水槽が増えて1番大変なのは水換えや低床掃除です。
メダカ容器を10台近く管理していると掃除や水換えが大変なので少しでも管理を楽にすることをお勧めします!


繁殖には飽和給餌×換水!


因みになぜ換水や低床掃除を簡易化すると良いか?と言うと
メダカを産卵・繁殖させるには飽和給餌ができる環境が好ましい為です。
産卵にはたくさんのエネルギーを必要とするので、メダカの繁殖をする際は親メダカに栄養をしっかり与える事が大切です。

その為常に栄養補給が出来、水を汚さないグリーンウォーターやミジンコ、ゾウリムシも欠かせませんが。栄養豊富な人工飼料は必須です。

ただし小さい容器に大量の餌を与えると、メダカのフンや餌の残りが水質悪化を早めるので、定期的な換水が必要になります。
その為、換水頻度が高まるので簡易化する事をおすすめしています!


小さい容器で飼育するコツ

経験上、挙げればキリがないんですが。
コレだけ抑えて欲しいポイントを3つ紹介します!

①『赤玉土』を使用して生物濾過を行う
②グリーンウォーターで栄養補給
③換水は2日に1度!水質悪化を防ぐ!



赤玉土で生物濾過促進


まず赤玉土はメダカ飼育において『生物濾過』の役割に一役買ってくれます。
生物濾過は水槽内に発生したバクテリアがメダカのフンや尿のアンモニア等を分解してくれます。
因みにここで分解された亜硝酸塩等の成分は水草が吸収して浄化してくれます。

赤玉土自体には濾過能力はほぼ皆無ですが、水質浄化作用のあるバクテリアの棲家となるので=水質浄化作用があると言われてます。
赤玉土は表面が凸凹しており、そこにバクテリアが住み着くので赤玉土や水草を入れておくと水質浄化作用が良くなります!
www.tanagogo.work

その他、浄水作用が高い水草を使用すると、バクテリアが分解した亜硝酸塩を吸収してくれるので相乗効果が高いです!


グリーンウォーターは必須!

グリーンウォーターは「植物プランクトン」が豊富な水の事で、植物プランクトンが増殖し飼育水が緑色に染まる為グリーンウォーターや青水と呼ばれています。

グリーンウォーターはメダカにとって、植物プランクトン等常に栄養補給できる環境になるので、増体効果や色揚げ効果も期待できます

実際メダカを繁殖する際、メダカは多くのエネルギーを消費するので栄養補給が出来るグリーンウォーターは必須です!
ゾウリムシやミジンコ等の微生物(生き餌)は人工飼料と違い飼育水を汚さないと言う点も優れています!
グリーンウォーターはミジンコやゾウリムシより簡易に作れて増やしやすく、人工飼料と併用する事でメダカのエネルギーを満タンに出来る点も優れています!


グリーンウォーターには注意が必要
▲濃すぎるグリーンウォーターの例底面が見えないのはキケンです。

グリーンウォーターは植物プランクトンなので、日中は光合成をして酸素を作りますが、夜間は酸素を必要とする為濃すぎると夜間酸欠の原因にもなります。また濃すぎる=濾過が足りてない場合もあるので水質悪化の懸念も気をつけてください。

理想はグリーンウォーター+飼育水を混ぜて換水し、底面がうっすら見えるような濃さにするのがベストです!



換水頻度


飼育環境にもよりますが、僕は基本足し水のみです!
僕の場合足し水すると自然と換水ができる『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』をつかっているからというのもあります。

夏はほぼ毎日
春秋は3日に1回
冬場は週1〜程度

換水別に容器毎リセットは年3回行ってます。
僕の場合3月・7月・10月頃を目安に行い、基本冬場は餌も与えませんし足し水だけです!冬場は活性が下がり餌はほぼ食べないので放置もしくは室内の水槽に引越します。

換水時はグリーンウォーター+飼育水


飼育容器が広い場合カルキ抜きした水で足し水しますが、小さな容器の場合環境次第ではただのクリアーな水になってしまいます。
なので僕はグリーンウォーターと1:1でわった飼育水槽を入れてます。

僕は底面がわかるように白やグレーのプラケースに赤玉土を入れてますが、軽く底面が見える程度の濃度がベストです。
写真はどうしても反射してしまうのであえてエアーを少なくして水を少なめにしてますがあくまでも目安です。
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エアレーションは必要か?


メダカの飼育をしていると必ず気になるポイントの一つにエアレーションは必要か?といった問題が出てきます。

個人的な見解としてはあったほうがいいです!
理由としては基本飼育水の水面から酸素を供給しており、表面積(水面が大きい程)酸素供給がしやすく、小さな飼育容器は表面積が小さくその分溶存酸素量が少なくなります。

グリーンウォーターを使っていると夜間酸欠や水質悪化・夏場の高水温等にも弱くなるのでエアレーションで解決してあげるのがベストです!

あとは小さい容器の場合大きい容器に比べてすぐ過密飼育になってしまうので酸欠が起こりやすくなります。

因みに太陽光で動くソーラーパネルのついたエアーポンプがコスパもよく最高です!

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屋外繁殖水槽の作り方


では上記の写真の水槽の作り方を紹介します!
手順は簡単、
①まず水槽台上下団に60㎝水槽がセットできるものを用意します

②次に『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』をセットします
横幅20㎝なので上下段に横並びで3台づつセットできます。

③上段下段それぞれの排水口からホースでつなぎ
下段の水槽に流れるように水の流れを作ります
※排水溝は直径15㎝なので、ホースは内径15㎝ 外形20cm程度のホースを選びましょう。

④最後に最下部に横向きに『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』をセットします。こうする事で最上段の飼育容器に足し水をすると、上から次々に飼育水が排出され全て換水されます。

⑤中段や下段は現在はエアレーションされてませんが、後々買い足す予定です。
エアレーションはあったほうが活性するので良いでしょう。

⑥それぞれ赤玉土・水草を入れて1週間ほど置きます。

(僕はもともと立ち上げてる水槽があったので、水草=ウィローモス・グリーンウォーターそれを使っているため水が出来上がりやすいです。)



まとめ


因みにこの方法でメダカの繁殖は出来ます!昨年もこの環境で100匹近く増えました。
僕はずっとマンション住まいですが、最初は繁殖や選別はこのスペースではと諦めてましたがここ3年ほどはずっとこの方法で増やしています。

僕の場合増やしすぎても飼い切れないので100匹前後(採卵自体はおおよそ200個)程度で止めてます、4月中旬から9月まで採卵し続けたらこの3倍はとれると思います!

是非チャレンジしてみてください!

この記事を動画で見たい方は!

今回紹介した記事の内容はYoutubeでも紹介しています!動画の方が動きも見えるのでおすすめです!
是非興味のある方はご覧ください!

www.youtube.com