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小さな屋外スペースでのメダカ飼育の極意!最適な飼育環境の構築方法


こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!

マンションのベランダや庭先の限られたスペースで小さめの容器でメダカを屋外飼育してる方・検討している方に、メダカの最適な飼育環境の作り方について解説します!

容器の紹介もしますが、もうすでに容器もあって立ち上げもしてるよっ!って方も楽しめる様に赤玉土の使い方や、おすすめの水草、換水頻度、グリーンウォーターの使い方等も紹介します!

最初に一言言っておくと、あくまで大型の飼育容器での飼育方法と小型容器では換水頻度も、おすすめの水草も正直違います。
僕はマンションのベランダの限られたスペースで5年程メダカの飼育をしており、よくYouTubeやブログで本格的にメダカの飼育をされてるプロのブリーダーさんやメダカ屋さんの紹介している内容とは異なる点もあるかと思います。
限りなくこの記事を読まれている方に刺さる内容にまとめてます!

この記事では実際の飼育経験をも元に独自の意見をまとめて書いています!


小さな容器での飼育の肝は容器・環境・換水


はじめに、メダカはかなり丈夫な生体です。
高温にも低温にも強く初心者でも簡単に飼育できます!

ぶっちゃけ池や大きめのビオトープがあれば放置しておいても勝手に増えて勝手に育つ位丈夫なお魚です。

しかしマンションのベランダやガレージ等で小さな飼育容器で同じように飼育できるかと言うとそうではありません。
僕はかれこれ5年近く狭いベランダでコツコツメダカ飼育をしてきましたが、ベランダや限られた環境で小さめの容器で上手にメダカを飼育するにはいくつかのポイントがあります。

・狭いながらも飼育容器の選び方!
・最適な飼育環境の作り方!
・換水等の手入れメンテナンス!

コレを正しく行う事でメダカは綺麗に丈夫に育ち飼育も容易になりますよ!
この記事では狭い飼育環境でも上手にメダカを飼育するコツを詳しく解説します!


1番重要・飼育容器選び


一般的にメダカは1Lに1匹がベストと言われており、その為飼育したい数に応じて飼育容器の大きさや数を検討しましょう!

本格的に飼育を楽しみたいなら75cm位の40Lサイズのトロ舟等が好ましいですが、そんなものは一般的なマンションのベランダや小さな庭先には設置はむずかしいですよね。。

その為、睡蓮か小さめの飼育容器が候補にあがります!
ただし、小さめの容器は水質・水温変化も激しい為初心者の方には管理が難しい点もあります。

そんな中、初心者の方でも水換えが楽ちんで飼育が簡単に行えるおすすめの容器があります!
因みに僕のイチオシは『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』です!


上からジョウロで足し水をすると底面に溜まったゴミや汚水が流れ出る画期的な作りになってて飼育水が汚れにくいのも特徴です!
※実際の所は排出口に溜まるだけで流れ出たりはしませんが、ゴミが排出口付近1箇所に集まるので吸水ポンプで一撃で綺麗にできてすごく便利です。

この容器については別途紹介記事があるので気になる方はコチラの記事をお読みください!

容器も四角く限られたスペースを有効的に使えるのでおすすめです!
www.tanagogo.work
また選別や繁殖には興味がなく、あくまで鑑賞用に楽しみたいなら丸系の睡蓮鉢等が鑑賞性も高いです!


赤玉土を使ってみよう!


最近のメダカブームでよく『赤玉土』の名前を耳にする事も増えたかと思います。

因みに赤玉土は元々園芸用品で使われているものですが、単純に見た目が良くなるだけじゃありません!メダカ飼育においては濾過の役割を担ってくれます。

少し難しい話ですが、濾過にも物理濾過・化学濾過・生物濾過とあります。
赤玉土はここでいう『生物濾過』の役割に深いかかわりがあります。


生物濾過を簡単に解説

よく水槽に入れてるぶくぶく(投げ込み式濾過フィルター)はエアーリフトの力でフィルターに汚れた糞や餌を集め取る物理濾過です。
でも屋外飼育においては電源もないしフィルターは使えません。そんな時こそ生物濾過が役立ちます!

生物濾過は水槽内に発生したバクテリアがメダカのフンや尿のアンモニア等を分解してくれます。
因みにここで分解された亜硝酸塩等の成分は水草が吸収して浄化してくれます。

赤玉土は表面が凸凹しており、そこにバクテリアが住み着くので赤玉土や水草を入れておくと水質浄化作用が良くなります!

つまり赤玉土自体には濾過能力はほぼ皆無です。ただし、水質浄化作用のあるバクテリアの棲家となるので=水質浄化作用があると言われてます。
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水草を入れてみよう!

次に水草を入れてみましょう!因みにメダカ水槽におすすめの水草は浮草がおすすめです。

浮草がおすすめの理由
  • 水質の浄化能力が高い事!
  • 水中葉と違い夜間の酸欠の心配もない。
  • 低床がなくても飼育できる
  • 直射日光から水温上昇を守る
  • 超増えやすい

と言った点です。
その他にも睡蓮等もおすすめです!

ただ、こんな事はメダカ飼育をしている人は誰でも知ってる話。
泣く泣く狭いベランダで5年近くメダカを飼育している僕の経験談では、メダカ飼育におすすめとされてる『睡蓮』『ホテイアオイ』等はまず狭い飼育環境には向きません。


そして一概に濾過能力の高い『マツモ』や『アマゾンフロッグピット』は丈夫で良く増えて優秀ですが、グリーンウォーターも綺麗に浄水してしまうので僕的には優秀だけど小型水槽向きじゃない。
▼アマゾンフロッグピット横から見た図
根っこが長く浄化能力が非常に高い


個人的には『フィランサスフルイタンス』や『オオサンショウモ』辺りがベストです。
因みに僕は赤玉土には陰性水草とか刺してます。
理由は光合成控えめ、栄養吸収控えめ、グリーンウォーターで光量がとどかなくても平均って所で程よく使いやすいです。
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グリーンウォーターを使いこなせ!


グリーンウォーターはメダカの飼育に於いてすごく重要な要素です!
グリーンウォーターは「植物プランクトン」が豊富な水の事で、植物プランクトンが増殖し飼育水が緑色に染まる為グリーンウォーターや青水と呼ばれています。

植物プランクトンはメダカ・金魚・日淡・シュリンプ類の餌になり見た目は良くないですが観賞魚にとっては常に栄養補給できる環境になり増体効果や色揚げ効果が期待できます

グリーンウォーターは屋外飼育しいていると自然に発生しメダカを屋外飼育する最大のメリットでもあります!

一応メリットや作り方を詳しく解説している記事があるので良かったらお読みください!

ただしグリーンウォーターには注意が必要

▲濃すぎるグリーンウォーターの例底面が見えないのはキケンです。

グリーンウォーターは常に栄養補給が出来て、色上げ効果もあるなら濃いグリーンウォーターでガンガン色揚げ増体しようぜ!
っていうのはNGです。

グリーンウォーターは植物プランクトンなので、日中は光合成をして酸素を作りますが、夜間は酸素を必要とする為濃すぎると夜間酸欠の原因にもなります。また濃すぎる=濾過が足りてない場合もあるので水質悪化の懸念も気をつけてください。

理想はグリーンウォーター+飼育水を混ぜて換水し、底面がうっすら見えるような濃さにするのがベストです!



換水頻度


これはその人の飼育環境にもよりますが、僕は基本足し水のみです!
僕の場合足し水すると自然と換水ができる『 テトラ じょうろでキレイメダカ鉢40』をつかっているからというのもあります。

夏はほぼ毎日
春秋は3日に1回
冬場は週1〜程度

換水別に容器毎リセットは年3回行ってます。
僕の場合3月・7月・10月頃を目安に行い冬場は足し水だけ、基本冬場は餌も与えませんし足し水だけです!冬場は活性が下がり餌はほぼ食べないので放置もしくは室内の水槽に全てまとめて引越してます。

換水時はグリーンウォーター+飼育水


飼育容器が広い場合カルキ抜きした水で換水しますが、小さな容器の場合環境次第ではクリアーな水になってしまいます。
なので僕はグリーンウォーターと1:1でわった飼育水槽を入れてます。

僕は底面がわかるように白やグレーのプラケースに赤玉土を入れてますが、軽く底面が見える程度の濃度がベストです。
写真はどうしても反射してしまうのであえてエアーを少なくして水を少なめにしてますがあくまでも目安です。
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エアレーションは必要か?

メダカの飼育をしていると必ず気になるポイントの一つにエアレーションは必要かどうか?といった問題が出てきます。

個人的な見解としてはあったほうがいいです!
理由としては基本飼育水の水面から酸素を供給しており、表面積(水面が大きい程)酸素供給がしやすいです。

大きい容器で睡蓮鉢のように上部に行くほど面積が広くなる逆三角形なら良いものの、小さな飼育容器は表面積が小さくその分溶存酸素量が少なくなります。

グリーンウォーターを使っていると夜間酸欠や水質悪化・夏場の高水温等にも弱くなるのでエアレーションで解決してあげるのがベストです!

あとは小さい容器の場合大きい容器に比べてすぐ過密飼育になってしまうので酸欠が起こりやすくなります。

因みに太陽光で動くソーラーパネルのついたエアーポンプがコスパもよく最高です!

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まとめ

狭いスペースでも充分飼育は楽しめます!
メダカを飼育していると鑑賞以外に選別や繁殖を楽しみたい!と言う方も多いと思います。

僕はマンション住まいですが、最初は繁殖や選別はこのスペースではと諦めてましたが程々の量であれば充分飼育ができます!

僕の場合実家の庭に池があるので増えすぎた分は実家にあげてるのですが家の飼育スペースだけだと採卵すると過密飼育になりかならず飼育の限界が来ます。
その点さえ注意すれば狭いスペースでもメダカの飼育を楽しむ事は充分可能です!
是非色々な種類の飼育や繁殖を楽しんでみてはいかがでしょうか?良いメダカライフを!