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グリーンウォーターの作り方!メダカの飼育に最適!メリットも紹介!


こんにちは!かつやんです!
今回は『誰でも出来るグリーンウォーターの作り方』について解説します!

グリーンウォーターは植物プランクトンが豊富な水の事で、特にメダカの稚魚やミジンコゾウリムシの飼育の際とても役立ちます!

グリーンウォーターを作った事がない方や、グリーンウォーターにならないって方は一度お読みください!
この記事ではグリーンウォーターのメリットや作り方、正しい使い方について詳しく解説します!




グリーンウォーターとは?


グリーンウォーターは「植物プランクトン」が豊富な水の事

植物プランクトンが増殖することで飼育水が緑色に染まりグリーンウォーターや青水と呼ばれています。

植物プランクトンはメダカ・金魚・日淡・シュリンプ類の餌になり見た目は良くないですが観賞魚にとっては常に栄養補給できる環境になり増体効果や色揚げ効果が期待できます。


グリーンウォーターとメダカは特に相性が良い


グリーンウォーターは様々な用途に使う事が出来ます。特に飼育が難しいとされる稚魚の給餌、冬眠中の魚の栄養補給を担う事が出来ます。

・植物プランクトンが豊富で稚魚の餌になる
・成魚は増体や色揚げ効果もある
・活性のない冬場の越冬に役立つ
・ミジンコやゾウリムシを増やす際に効果的

グリーンウォーターを使う理由の一番の目的として稚魚の飼育に使う事が多いです。

観賞魚の稚魚や稚エビは飼育が難しく、水質変化や外敵を除くと餓死が理由に挙げられます。

グリーンウォーターは植物プランクトンが豊富な為、常に栄養補給できる環境にあり生存率を上げる事が出来ます。

その他、観賞魚の冬眠時や二枚貝の餌など比較的難易度の高い飼育を簡易化してくれます。



ミジンコやゾウリムシを増やすときに役立つ

詳細は別途記事にまとめますが、簡単に説明するとミジンコやゾウリムシはメダカや多くの鑑賞魚の稚魚の餌として重宝します。

ミジンコやゾウリムシを増やす際に植物性プランクトンを餌として増殖する為です。その為植物性プランクトンが豊富なグリーンウォーターが必要になります。


■■ 活タマミジンコ生体 ■■



グリーンウォーターの作り方

【かかる期間:2週間〜1ヶ月】

 必要なもの ・ 飼育水orハイポネックス

・ バケツor水槽容器

植物プランクトンは「栄養」と「日光」があると簡単に増やせます。

グリーンウォーターの作り方は、『日光』の当たる屋外に『飼育水』を置いておくと簡単に作る事が出来ます。2週間〜1ヶ月程で作れます。

新しい綺麗な水は栄養が少ない為、魚を飼育していた『飼育水』を使います。
※食べ残しや魚の糞などが植物プラントンの栄養になる為

水換えの際飼育水を捨てずにそのまま屋外の日当たりの良い場所に2週間~1ヶ月ほど置いておくだけでグリーンウォーターを作ることが可能です。

個人的にはグリーンウォーターはペットボトルやバケツより不用な水槽に大量に作っておくのがベスト。種水として水を足せば半永久に使える為です。



屋外で魚を飼育していると自然とできる

因みに普通に屋外でメダカや金魚を飼っていてもグリーンウォーター化します。
糞や餌の食べ残しが常にある為、植物プランクトンが増えます。

因みに濾過・水草・底砂(バクテリア)などは余分な栄養を吸収分解する働きがある為グリーンウォーター化しにくいです。
その他二枚貝やタニシは濾過摂食といって水を吸い込み植物プランクトンを食べて水を綺麗にする食性の生体がいます。
この様な場合も中々グリーンウォーター化しません。

グリーンウォーターは常に作っておく

グリーンウォーターを作るには2週間〜1ヶ月時間がかかります。
グリーンウォーターが一度出来てしまえばその後は使用した分新しい水を足し水してあげると常にグリーンウォーターはなくなりません。

出来たグリーンウォーターを種水にする事で1週間程度で倍々に増やす事が可能です。


飼育水がない・うまく出来ない場合はハイポネックスで代用

魚を飼育してないので飼育水がない場合、またはグリーンウォーターが上手くできない場合は水の栄養成分が少ないのかもしれません。
その際は「ハイポネックス」を使いましょう!

ハイポネックスとは園芸用の液肥の事で、カルキ抜きした水10Lあたり2ml入れると飼育水と同じ水を作れます。
あとは日当りの良い場所に放置すれば完成です。
■■ ハイポネックス ■■





時短でグリーンウォーターを作る方法

【かかる期間: 3日~1週間】

 必要なもの ・クロレラ

・飼育水

・バケツor水槽容器

グリーンウォーターを早く作りたい場合は、「クロレラ」を直接入れるのがおすすめです。
わかりやすく言うと飼育水にグリーンウォーターを入れて増殖させるので、早くグリーンウォーターがつくれます。

飼育水を容器にうつしクロレラを入れて日当たりの良い場所に3日~1週間程でできます。
僕は放置して作ってしまうタイプなのでクロレラは使った事はありませんが、グリーンウォーターを種水としてつくると同様の期間で作れます。

■■ 濃縮生クロレラ原液 ■■


グリーンウォーターの使い方と注意点

グリーンウォーターが出来たら飼育水槽に添加して使います。
くれぐれもグリーンウォーター100%の所にメダカを入れない様にしてください。

適切な濃さを保たないと酸欠を起こし悪影響を与えてしまいます。

作ったグリーンウォーターは必要分飼育容器に添加して使います、飼育容器の底が薄っすら見える程度の濃さになる様に調節して入れます。
グリーンウォーターも濃さや品質がそれぞれ違う為、何リットルに対してどれくらいと言った明確な量はありません。


薄すぎると餌としての効果が見込めず、濃すぎると酸欠を起こすので注意してください。




まとめ


グリーンウォーターはメダカ飼育には最適でその他観賞魚の飼育に役立ちます!

もしグリーンウォーターがなかなかできないって方はこの記事で書いた内容で試してみてください!僕の家はかなり日当たりが良いのでその影響もあるかもしれませんが、放っておくだけでほぼ100%グリーンウォーターになるのでぜひ試してみて下さい!

グリーンウォーターは特に難しいとされている稚魚の飼育や冬眠中の給餌、二枚貝の飼育に役立ちます。生存率が上がったり、より大きくきれいな成魚に育つのでワンランク上の飼育が出来ますよ!是非挑戦してみてください!

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