こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
ラミーノーズテトラはアマゾン川原産の小型カラシンの仲間で、透明感のある体に赤く染まった顔や縞模様の尾鰭が印象的な熱帯魚です!
経験上どの種類よりも群泳を楽しめる種類で、60cm以上の水槽に入れると左右に悠々と群泳する姿を楽しめておすすめです!
レイアウト次第ではシックな印象を与える事もできますし、特徴的なカラーリングを活かして存在感やインパクトを出す事も可能です。
そんな魅力的なラミーノーズテトラですが、鮮やかな赤い色を出したり、上手に飼育するには少しコツがいる生体です!
この記事ではラミーノーズテトラの特徴や飼育方法・注意点・赤く綺麗に育てる方法を解説します!
要点をまとめて詳しく簡潔に紹介するよ!
ラミーノーズテトラの特徴
頭の赤と尾ひれの黒白模様が印象的な人気の小型カラシンの仲間です。
大きさ約5cm程で、寿命は3~4年ほど。
比較的小型テトラの中では存在感があり長生きです。
ラミーノーズテトラのラミー(Rummy)はラム酒から派生した意味で酔っ払いという意味があり、ラミーノーズは『酔っぱらいの鼻』という意味があります。赤い吻先が名前の由来となっています。
群泳させたらno.1
ラミーノーズテトラはよく群れるので小型魚の群泳を楽しみたい方にはお勧めです。
今まで色々な種類を飼育してきましたが経験上ダントツでよく群泳してくれます。
緑の水草水槽に群泳させると補色の赤がよく映えて美しいです!
ラミーノーズ赤の色合いで良し悪しがわかる
ラミーノーズは赤い吻(鼻)は魚の状態を表します。
状態が良いと真っ赤になり、状態が落ちていると薄くなります。
弱酸性の軟水で飼育すると真っ赤に綺麗に育ちます。
温度が高すぎたり、寒暖差があってもストレスを与える原因になるので水温も25~27度に保つのがおすすめです。
ラミーノーズテトラの飼育方法
ラミーノーズは水質にもうるさくなく丈夫で飼育し易い種類です。
pH5.5~6.5あたりの弱酸性傾向を好み、水温は25~28度が理想的な飼育環境です。
ビギナーの方ならソイル低床で、ヒーター若しくは空調管理する事で飼育が容易になります。
ラミーノーズテトラの餌
エサは何でも良く食べますが、口が小さいので小型熱帯魚用の人工飼料が理想的です。
食いつきが良く無い時等はブラインシュリンプ等与えると良いでしょう。
混泳の注意点
ラミーノーズは温厚な性格なので幅広い混泳ができます。
理想的には同種の小型カラシンの仲間や、生活域が違うコリドラス等との相性が良い。
群泳で水槽の中層を泳ぐ為、同じく中層圏をおよぐ少し気性の荒い生体とは相性が良くありません。混泳の際は気の強い生体は避けましょう。
飼育の注意点・かかり易い病気
個体の調子が色に出るのでわかり易い。
色が赤く左右に元気に群泳してる時は調子がいい証拠ですが。
弱っていると群れから孤立したり、じっとしていて色も薄く動かなくなります。
また調子を落としている個体は病気にもかかり易いので注意しましょう。
ラミーノーズテトラがかかり易い病気に『白点病』があります。
一度発生するとかなり厄介でせっかく立ち上げた水槽をリセットする事にもなります。
白点病はウオノカイセンチュウというという繊毛虫の一種が原因で発生します。
基本外部の飼育水等から侵入します。仮に白点病と思われる要因があればすぐに隔離してメインの水槽内での感染に注意しましょう。
ラミーノーズテトラが赤くならない時
ラミーノーズテトラはストレスを感じていたり、弱っていると赤色が薄くなってきます。
例えばネット通販で購入した際は、少ない水量の中で郵送されてくる為、環境の変化でストレスを感じており初日は水合わせ後も薄赤い色をしている事があります。
数日〜1週間様子を見てまだ薄い様なら飼育環境を見直しましょう。
頭部の赤味を出す為には、弱酸性の軟水&硝酸塩濃度の低い水での飼育が適しています。
ラミーノーズテトラはより美しい改良品種がいる
ブリリアントラミーノーズテトラそれがこちらのブリリアントラミーノーズテトラです。
名前の通りキラキラとプラチナの様に輝くボディを持っています。
通常はクリアカラーでシックな色合いをしていますが、ブリリアントラミーノーズは特に背側がキラキラと光輝きます。
存在感を出したい方はこちらのブリリアントがおすすめです。
逆にあまり主張や目立たせたく無い方には通常種がおすすめです!
まとめ
ラミーノーズテトラはとても美しく群泳を楽しみたい方にはおすすめの品種です。
僕は60cm水槽で飼育してますが、90や120cm水槽で悠々と群泳させるとかなり迫力もあっていいですよ!
緑の水草によく映えるので、水草水槽に導入できる生体を探している方に是非おすすめです!