こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!
今回は底面フィルターと外掛け式フィルターをジョイントして2年稼働してみました!
実際、底面フィルターと外掛け式フィルターをジョイントしてお互いメリット・デメリットはあったのか?2年使用した感想や改善ポイント・どんな生体に向いているかを紹介します!
この水槽は2023年5月に立ち上げて、作り方や当初の感想は半年後の2023年12月に記事を書いています。
しかし立ち上げ後半年では感じなかったが、2年使用して実感するメリットやデメリット等が出てきます。
例えばフィルター掃除のしやすさや、低床の汚れ方、水質の変化等『ここすごく良かった!』『これは改善が必要だ!』といった生の感想や、結合はすべきかどうかも紹介します!
これから結合しようって考えてた方は是非読んでみてね!2年分の感想が入ってるよ!
- 立ち上げ後2年、実働1年半!
- 結論結合して良かった?
- 底面濾過と外掛け式濾過結合のメリット
- 底面濾過と外掛け式濾過結合のデメリット
- どんな生体と相性が良いか?
- 水換えやフィルター掃除はほぼ不要??
- 今後改善したい事
- まとめ
立ち上げ後2年、実働1年半!

まず初めに、この水槽立ち上げたのが2023年5月です。
立ち上げ後最初3ヶ月は手をつけずにいましたが、同年8月〜11月迄出張が入ってしまい、何だかんだ立ち上げ後半年間から回ししてました。
その後はブセやエビの飼育で使用しており。
立ち上げてから2年、実働1年半って所です。
作り方やジョイントの仕方等に関しては当時の記事で解説しているので気になる方はコチラで解説しています。
▼▼
www.tanagogo.work
結論結合して良かった?

最初に結論からお話すると、底面フィルターと外掛け式フィルターを結合して良かったと思っています。
素直な感想を言うと、結合して得られるメリットは多いです。
勿論デメリットもあるんですが、設置の仕方や結合方法によってデメリットの大半は解消できます。
何を飼育するか、どんな大きさの水槽を使うかにも左右されますが。
正しく結合する事で快適に使う事が出来ると思います。
底面濾過と外掛け式濾過結合のメリット

初めに底面濾過と外掛け式濾過を結合したメリットからお話しします。
底面濾過と外掛け式濾過を結合するメリットは沢山ありますが、2年使用していて特に強く感じたメリットを5つ紹介します!
②見た目がスッキリした。
③生物濾過・物理濾過・化学濾過が行えた。
④静音効果も上がった!
⑤ 底面に水流を発生させ汚れがたまりにくい 。
少し詳しく下記で紹介します!
①濾過力が強力になった

まず底面濾過はエアーリフトより、外掛け式濾過と結合した方が断然力が増して濾過力が上がりました。
エアーリフトってエアレーションの力で水流を循環させているだけなんで、汚れはどんどん低床内に蓄積して行くんですよね。
その点、外掛け式濾過と結合した事で外掛け式濾過はモーターの力で吸引し汚れをキャッチできるので、圧倒的に物理濾過がある分強い印象を受けました!
結論=結合させる事で濾過力が上がり、より透明度が高く美しい水質を作る事が出来ました。
②見た目がスッキリした

通常底面濾過フィルターと壁掛け式濾過フィルターには各1本ずつパイプがあります。
壁掛け式フィルターには給水部にスポンジもつくので小さい水槽では圧迫感が出てしまいます。
連結させる事でパイプは1本で済む為、水槽内を圧迫せずレイアウトの幅が広がった印象があります!
③生物濾過・物理濾過・化学濾過が行えた
底面濾過フィルターと外掛け式濾過フィルターにはそれぞれ濾過の種類が違います。外掛け式濾過=フィルターによる物理濾過、フィルターの種類を変える事で化学濾過も行えます。
この2種を組み合わせると、これ一つで様々な濾過力が使用できる万能な濾過になります。流木が多い時なんかはキョーリンブラックホールでアク抜き等も出来便利でした。
④静音効果もある!

底面濾過フィルター使用すると、一般的にモーター若しくはエアーポンプを使用します。
外掛け式濾過フィルターとジョイントする事で、モーター1つで済む為エアーポンプや複数モーターを使用するより圧倒的に静かになります。
エアーポンプがないだけでかなり静かに感じます。
⑤底面に水流を発生させ汚れがたまりにくい

単純にモーターの力で水を吸い上げ水流を作るので、低床内にもしっかり水流が産まれます。
実際低床掃除をしても殆ど汚れがたまっていません。
外掛け式濾過フィルターとジョイントする事で、底面濾過はかなり強くなった印象を受けます。
底面濾過と外掛け式濾過結合のデメリット

次に底面濾過と外掛け式濾過はを結合するデメリットもあったのでこれもリアルな感想をお話しします。
ただし2年稼働してこうすれば改善もできるのねって話もわかりました!
①取り外しできる仕様にしておく。
②外掛けフィルターが汚れやすい。
③一部に汚れが滞留しやすい。
ただしこのデメリットはセットの仕方やモノによっては改善が出来る物もあるのでそこも紹介します。
①取り外しできる仕様にしておく

外掛け式濾過と底面濾過を結合する際は取り外しし易い様にしておく必要があります。
僕はGEXの外掛け式濾過フィルターにニッソーの底面濾過をジョイントしたので、変な話魔改造です。
パイプをカットしたり、無理やりはめ込んだりした事もあって。
外掛け式濾過を掃除する際、低床の下のフィルターを引き上げてしまったり、低床内のパイプ毎引き抜いてしまった事もあります。
そうするとまた低床全部どかして入れ直さないといけないっていう最悪の展開になるので注意です。
加工するならモーター部分の上下辺りから外せる様にしておくと便利です。
②外掛けフィルターが汚れやすい

外掛け式濾過のフィルターが通常より汚れやすくなります。
例えばこれが普通の使い方をしていた場合は、水中に漂うゴミや汚れがスポンジで物理濾過された上で吸収されますが、
底面濾過と結合しているので、水槽底面のゴミ+@崩れたソイルなど普段より多くの汚れが吸収されます。
その為、普段より外掛けフィルターは汚れやすくなります。
特にパイプに汚れが蓄積しやすく、これはスポンジを経由せず汚れを直に吸い取っている事や、崩れたソイル等が付着しているものと考えてます。
③一部に汚れが滞留する事も

外掛け式濾過特有の水流と、底面濾過フィルターが届かない場所に汚れが蓄積し易いです。
図で表した方が早いので図解すると
僕の場合、奥の底面濾過がある所の低床は綺麗です。
逆に手前の底面濾過が無い部分には水流の流れもあり汚れが蓄積しやすく、年月が経つほど感じます。
ある意味ここに全て溜まるので低床掃除する際ここだけ集中的にやれば済むって意味ではある種メリットです。
どんな生体と相性が良いか?

底面濾過は元々低床をろ材として水槽全体に水流を作ります。
個人的な見解では小型のシュリンプや、岩や流木に活着できる陰性水草等が向いていると思います。
陰生植物…ブセファランドラやアヌビアス系
エビちゃん…ビーシュリンプやチェリー系には最適な様子。
※低床に深く根を下ろすタイプの水草は底面フィルターが目詰まりする事があります。
岩や流木に活着出来る陰性水草との相性が特に良いと感じます。
ついでに外掛け式濾過は特別強力な濾過では無いので、理想は小型水槽向きです。
30cmキューブ程度の大きさが1番使いやすそうな印象があります。
水換えやフィルター掃除はほぼ不要??
実際2年使用していた感想ですが。水換えやフィルター掃除はほぼいらないです。
やっても2ヶ月1回2本あるフィルターの内1本を交換(洗浄)でバランスも崩さず使えます。
ある程度底面濾過特有のバクテリアによる分解が行われて、水槽内の亜硝酸塩は水草が吸収してバランスもいいです。
今後改善したい事
正直バランスも取れてて、2年経った今も好調で何も言う事はありません。更に改善したい事や、やってみたい事を付け加えるなら。
①外掛けフィルターの種類変更

僕が現在使用している外掛けフィルターはGEX スリムフィルターを使用してます。
正直厚さ5cmというスリムな形状がかなり気に入ってます。
ただコレ水流部位が剥き出しなので、ここに光量が当たって苔が発生しやすいんですよね。
最近はここにカバーが付いているタイプが多く販売されていて、光量が遮断されるのでここに苔が生えないそうです。
正直そこまで気にして無いんですが、見た目が悪いので改善したい事の一つとしては外掛けフィルターの種類を変えてみたいってのがひとつですかね。
※水流部位が剥き出し以外は言う事なしです。
◼️GEX スリムフィルター◼️
②低床変更大磯砂バージョンやってみたい
これが大磯砂だったらどうなるのかやってみたいです。例えば、少し硬度の高い水質を好むチェリーシュリンプなんかを入れて試してみたいですね。
今順調なんですが、現在の使用だとフィルターの汚れが崩れたソイルなのか?生物の糞やゴミなのかがわかりません。
変な話低床が大磯砂であればソイルみたいに崩れる事がないので、低床由来の汚れないはずです。
実際リアルなフンやごみによる汚れがどれくらいか確かめるには是非やってみたいです。
◼️大磯砂◼️
まとめ

底面濾過と外掛け式濾過の量フィルターを連結させる事で、底面まで水流が発生しより良い飼育環境とクリアーな水質・強力な濾過を得る事ができます!
片側のパイプにジョイントするだけなので然程連結は難しくないです!
水槽の高さやメーカーによって多少の加工はあるけど比較的簡単なので是非挑戦してみて下さい!