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赤虫の種類!観賞魚によって冷凍や乾燥を使い分けよう!特徴も解説!

こんにちは!かつやんです!

『赤虫』はタンパク質が豊富で栄養価が高く、嗜好性の高い餌として多くの観賞魚の餌として重宝されています!

食いつきが良くなり増体効果も期待られる他、繁殖の際エネルギーを使う為、繁殖前に与える方も多くいます!

熱帯魚や金魚の嗜好品として人気があります!

嗜好品の餌として人気の『赤虫』
まだあげた事無いけど使ってみようかな?
という方向けに!

こちらについて短く解り易く紹介していきます!

赤虫とは


参照:上州屋様HP
『赤虫』はユスリカの幼虫です。
ユスリカは蚊に似てますが人を刺したりしません。

『赤虫』は体長1cm位の細長い幼虫です。
ユリスカが水中に卵を産みつけそれが成長すると赤虫になります。

活の赤虫はタナゴつりの餌としてとても有名で、口の小さいタナゴでも食べれる最小の活き餌って所です。

因みに蚊の幼虫は『ボウフラ』です、見た目も赤くなくて少しトゲトゲしてるので一目で違いがわかります。



赤虫の特徴と販売されている種類


赤虫は栄養豊富で、特に動物性タンパク質が高いのが特徴です!

嗜好性が高い為多くの観賞魚は喜んで食べます!

赤虫は市販の観賞魚の餌として販売されており、
メジャーな順に紹介すると。
『乾燥赤虫』『冷凍赤虫』『半生赤虫』『活き赤虫』の4種があります。


赤虫の与え方

赤虫の与え方としては、飼育している観賞魚によってどの赤虫を与えるかを選びます!

それぞれ与え方が若干違い、観賞魚の大きさや、食性によってどのタイプを与えるか選ぶ必要があります。

共通して言えることは、赤虫は栄養豊富な反面食べ残された場合水質悪化が起こる為、餌として水質管理には注意が必要です。

赤虫をエサとしてあげる場合は、どのタイプも5分以内に全て食べきれる量を、1日に数回に分けて与えるのが好ましいです。



乾燥・半生・冷凍・活き餌どれが良い?


赤虫を餌として与えるならどれを選ぶべきか紹介します?

販売されている赤虫は種類も豊富で、乾燥・半生・冷凍・活き餌の4種あります。

個人的に乾燥赤虫か半生は管理が楽でおすすめ!
ただし乾燥や半生は浮遊性で沈みません。
底物系に与えるなら冷凍や活き餌が向いてます。

結果からいえばどの生体に与えるかで選ぶのが一番



乾燥赤虫の与え方・メリット・注意点

■■ ヒカリ  乾燥 赤虫 ■■

保存性・コスパ・使いやすさに長けてます!
使いきれなかった場合も長期的に保存することができるので便利!

ただ乾燥している為ほぼずっと水に浮いています。
その為、雑食性の金魚・熱帯魚・日本淡水魚には良いが底物には向きません。

メリット①入手が簡単!
ネットショップは勿論、アクアショップやホームセンターどこでも売っています。(金魚や熱帯魚の餌と一緒に並んでいます。)

メリット②保管も簡単
活き餌や冷凍と違って容器に入れてそのまま長期保管ができます。

メリット③餌やりが楽
与えたい分量だけ取り出して与えられるので人工飼料感覚で与えられます。


注意点①なかなか沈まない
乾燥赤虫はしばらく沈まず浮いています。
その為遊泳力のある魚には向いてますが、コリドラス、エビ、ドジョウ等の底物や、ランチュウなど浮いている餌が苦手な魚種には、向いていません。



半生赤虫の与え方・メリット・注意点

 

■■ ジェックス パックDE赤虫 ■■

半生(ソフトタイプ)ともいいます。フリーズドライされた赤虫で、乾燥赤虫同様水に浮きます。

乾燥赤虫とそこまで変わりは無いです!
乾燥よりほどよく柔らかい事や、栄養成分が豊富といわれています。
ただソフト赤虫より乾燥赤虫のがニオイも強く乾燥赤虫の方が食いつきが良いです。

メリットや注意点は乾燥赤虫と同じなので割愛します。



冷凍赤虫の与え方・メリット・注意点

■■ キョーリン UV赤虫 ■■

名前の通り普段は冷凍状態で保存しており、解凍してから与えます。

冷凍赤虫は乾燥と違い緩やかに沈下する為、熱帯魚・淡水魚・エビ・両生類など幅広い種類の食いつきが良い事から人気のある商品です。

大型水槽で魚が沢山いる水槽ならブロックを溶かしてそのまま入れて問題ありませんが、少数飼育の場合は食べれる分だけスポイトで吸い取って餌場に落としてあげる等の与え方をしないと後々回収が大変です。


メリット①入手が簡単!
底に沈む為、底物系には向いています。

メリット②小さい生体も食べれる
乾燥のように硬くないのでメダカやミドリフグの様な小型の個体でも食べれます。

注意点①使い勝手が面倒
一度解凍して複数の水槽に少量ずつ与えてます。
自然解凍すると時間もかかるのと、解凍後は使い切りの為、使い勝手が悪く感じてしまいます。

注意点②与え方が難しい
水槽の上からポイっといれると全体にバラバラに落ちていくのでどこに食べ残しがあるかわかりづらいです。
魚も探し回っててうまく食べられているのかいまいちわかりづらい。

改善案としてコリドラスやシュリンプといった底物であればピペット(スポイト)で吸い取って餌場に纏めて出してあげると良い。

また、アベニーパファー他の熱帯魚が対象であれば専用フィーダーを使うと安定して与える事が出来ます。
■■ フィーダー キョーリン ■■




活赤虫の与え方・注意点

活き餌は高い+活かしておくのが難しい+釣具屋さんやマニアックなアクアショップでしか買えません。
その為、普段から活き餌を与える事は考えづらいです。

メリット①動くので食いつきは最高!
活き餌の為水槽に落とした瞬間すぐ食いつきます。

メリット②沈下性の為対象が幅広い
浮かずにゆっくり沈む為、全部の生体に行き渡り易い。

注意点①活かしておくのが難しい
僕はよくタナゴ釣りをしているのでしょっちゅういるんですが、濡れた新聞紙につつんで冷蔵庫でにいれておくと3日間位なら生きています。

注意点②低床に潜られる事がある
大磯砂やソイルの場合、食べられずに底まで落ちるとそのまま隙間から奥の方に入り込んでしまう事があります。




どんな生体におすすめ?

赤虫は金魚・熱帯魚・エビ・両生類などほぼ全ての生体に向いてます!

嗜好性も高く、たんぱく質が豊富で大半の観賞魚は雑食なので動物性タンパク質を与えたい時に向いています! 

泳ぐのが得意な魚なら乾燥や半生、底物なら冷凍等タイプによる使い分けが必要です!


まとめ

赤虫は読んで頂いた通り、嗜好性と栄養価が高く優れています。

生体によりタイプを選ぶ必要がありますが。
どのタイプも食べ残した赤虫は水を汚しやすい為、5分以内に食べきれる量を1日/2~3回を目安に与えます。

赤虫を与える際は、あげ過ぎと水質悪化に注意しながら適正量を与えるようにしましょう!

最後に短文でそれぞれの特徴をまとめます!

乾燥赤虫
管理・コスパ・餌やりが簡単!浮遊性!

半生赤虫
乾燥赤虫とほぼ一緒、少し柔らかく栄養価が高いが食いつきは劣る

冷凍赤虫
沈下性で万能・食いつきも良く、保存性も高い。
ただ、解凍分は使い切り・与える際に手間がかかる。

活き赤虫
大きな観賞魚にとっては最高のご馳走です。
しかし値段も高く活かしておくのが大変なので、釣り好きの人が余らせた物を与える程度で良いかな程度です。

それぞれの生体と自分に合った赤虫を選んで見てください!観賞魚は喜ぶし大きく育ちますよ!