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マジックリーフはシュリンプと相性◎効果・使い方・注意点も紹介!

こんにちは!かつやんです!

シュリンプ・ベタの飼育に必須のアイテム!
『マジックリーフ』の紹介です!

アクアショップの水槽を覗くとシュリンプがツマツマしてる落ち葉の様な葉っぱを見た事があるかと思います。これがマジックリーフ(アンブレラリーフ)です!

実はこのマジックリーフをシュリンプ水槽に使用すると、とっても良い効果を発揮してくれます!

今回はマジックリーフってどんな効果があるの?どうやって使うの?
メリットの他にデメリットはあるの?
といった内容を詳しく解説したいと思います!


マジックリーフ・アンブレラリーフとは?


正式名称はモモタマナと言います。
モモタマナ属の落葉高木の枯葉で国内でも沖縄等に自生している種類です。

水槽に入れると水質改善効果・繁殖の誘発効果・生体の餌として様々に効果を発揮する事から『マジックリーフ』と呼ばれており、シュリンプ・ベタ・プレコのブリーダーから根強い人気があります。







マジックリーフの効果


水槽に入れるだけで、飼育水を非常に良い状態で維持してくれます!

マジックリーフの効果は下記の様な物があります。

・水質を弱酸性にする(pH を下げる)
・飼育水の硬度を下げる
・殺菌作用がある
・産卵誘発効果がある
・エビやプレコの餌にもなる

シュリンプやベタに限らず多くの熱帯魚にとって理想的な飼育環境を手軽に作る事ができます!

【マジックリーフ】


効果① 弱酸性の軟水を手軽に作れる

マジックリーフは水槽に入れる事で飼育水を弱酸性・軟水に傾ける効果があります。

マジックリーフにはタンニンが豊富に含まれており、このタンニンには水質を酸性に傾けたり水の硬度を下げる効果があります。

熱帯魚は弱酸性の軟水を好む種類が多く、本来の生息地に似たブラックウォーターの様な水質を簡単に作る事ができます。

特にビーシュリンプやベタはこの様な環境が特に適しておます。



効果② 殺菌・抗菌作用がある

マジックリーフに含まれるタンニンの中には、フミン酸やフルボ酸などの「酸性物質」と呼ばれる物が含まれており、この酸性物質は殺菌・抗菌作用をもたらしてくれます。

水カビや病原体に対しても殺菌・抗菌の効果が得られるので、観賞魚を病気から守ったり、飼育水のニオイを落ち着かせる効果があります。


水質悪化の改善の見極め
水質が悪い時はシュリンプの動きが悪くなりじっとして動かなくなります。
原因をしっかり見極める必要はありますが、
低床にスペースがあるのに壁面にくっついてたり、飼育水が少し匂ったり、気泡が中々消えない等あれば。
『水換え&マジックリーフ』は効果を感じる事が出来ます。


効果③ 産卵の誘発・促進効果がある


マジックリーフを入れると産卵を誘発・促進する効果があると言われてます
これには、2つ理由があります。

・ 水質変化を人為的に起こす
・ 適切な水質を作ることが出来る


水質変化を人為的に起こす
シュリンプを飼育・繁殖させた事がある方は知っていると思いますが、産卵・繁殖行動を起こすトリガーの1つに『水質変化』があります。

シュリンプは季節の変わり目や換水時、水質が変化する時に産卵が誘発される事が多いです。

マジックリーフを入れる事で水質が弱酸性に傾くので=繁殖を誘発されやすくなります。


繁殖しやすい=適切な水質
水槽内でシュリンプの繁殖を狙う時はとにかく『安定した水質を維持する事』が必要です。

繁殖を誘発させる際には生体に最も適した水質を作る事が大切でブラックウォーターの様な環境を作ると繁殖や稚海老の生存率をあげる事に繋がります。

マジックリーフを使用する事で、シュリンプが好む弱酸性&軟水の環境を簡単に再現できる為繁殖活動の促進効果も期待できます。

他にもマジックリーフに含まれるタンニンは重金属類の無毒化にも一役買ってくれます。

抱卵個体や稚海老は特にデリケートなのでとても役に立ちます!



効果④ エビやプレコの餌になる


元々エビ類やプレコが生息している水辺の底面は落ち葉や腐葉土で、自然下では水中の落ち葉等も普段から食べています。

水槽に入れておくと葉脈だけ残って綺麗に食べられてしまいます。

エビやプレコ等植物食性の高い生体にとってマジックリーフは水質改善だけでなく良い餌となります。





マジックリーフの使い方


マジックリーフは人によって使い方は様々です

マジックリーフをそのまま入れる方、葉っぱは入れずブラックウォーターとして使う方、ネットに入れて使う方。使い方は様々でどれも間違いではありません。
これは生体によって使い方は変えて良いかと思います。

シュリンプ水槽であれば個人的にはマジックリーフは葉っぱ毎入れる方法をお勧めします!
マジックリーフはシュリンプの餌にもなりますし、水質ブラックウォーターだけ入れるより個人的にはそのまま葉っぱごと入れてしまいます。

ベタ等の飼育の場合は葉っぱを入れたくない方も居ると思うので、2通り紹介したいと思います。



マジックリーフを葉毎入れる方法


この方法はマジックリーフをそのまま葉っぱ毎水槽に入れるので、シュリンプやプレコの餌に出来るメリットがあります。

① バケツに熱湯とマジックリーフを入れる

マジックリーフをバケツにいれ沸騰した熱湯を入れます。
お湯を使う理由はマジックリーフによっては粗悪品等もあり、出どころが分からないので雑菌やダニを殺菌・殺虫する為にやってます。
※一般的には水に入れるだけでも死ぬそうです。

その後冷めるのを待ち、カルキ抜きを入れます。

ポイント 煮沸をしない理由
煮沸すると繊維が柔らかくなり、水槽内で崩れやすくなり長持ちしなくなります。

※柔らかい方がビーシュリンプは食べ易くなるなど意見は賛否両論ありますが、私の感想では熱湯処理で充分かと思います。



② 半日~1日置いたら水槽に入れる

そのまま半日〜1日放置したら葉っぱを取り出し水槽に入れます。
マジックリーフは約1〜2日程あれば写真の様に沈みます。

私の水槽は小さいので1日しっかりアクを抜いてから入れてます。
3枚でもこれだけタンニンが抽出されてます。

以前水槽にそのまま入れたら水槽の飼育水が少し黄色くなり抵抗がありました。


③ 浮いてしまう時は重しを乗せて沈めましょう

物によって浮いてしまったり、水槽内の多少の水流でも流される事もあります。

そんな時は石や流木でマジックリーフに重しをして沈めます。


沈むのは1日で沈みますが、少しの水流でも流れてしまうので暫くは載せておくのが良いかと思います。

【マジックリーフ】


マジックリーフの葉っぱを入れない方法


これはマジックリーフから水にタンニンを抽出してブラックウォーターだけ使用する方法です。
勿論シュリンプにも使えますが、葉っぱを食べないベタ等に向いている方法です。


葉っぱを破いてペットボトルに入れます

葉っぱを破く理由はそのままより破いた方がタンニンの抽出が早い印象があります。
バケツでなくペットボトルにした理由は容器が透明なのでどれほどタンニンを抽出したか色が分かり易い点と、バケツと違い蓋ができるので2日程置いても水に埃やゴミが入らない点です。


ペットボトルにお湯を入れます

※約1日でこれ位でます。

消毒・殺菌兼ねて水道のお湯50℃程度を入れます。
そのまま半日~1日放置して冷まします。
冷めたらカルキ抜きを入れてそのまま水換えの時等に使用します。

私はシュリンプ水槽をあまりブラックウォーターにしたくはなかったのと、急激な水質変化は避けたいのでこんな感じにしてます。

もっとブラックウォーターにしたい方はミキサーで粉々にしたマジックリーフをティーパックに入れて煮沸するとより濃く作れます。
濃い目のブラックウォーターを作って調整したい方には上記の方法が良いです。


マジックリーフの使用量


マジックリーフは『葉っぱの大きさ』『水槽の大きさ』『もともとの水槽pH』によって違います。

参考程度に書くと下記の枚数で良いかと思います。

 水槽と葉っぱの大きさの目安 ・30cm水槽なら約0.5〜1枚
・60cm水槽なら約2〜3枚程度

※小さい水槽なら1枚でも多いので破いて使っても良い。

あまり多く入れすぎると水質の変化を起こすので上記の枚数で使用すると良い。

ビーシュリンプ水槽のpHの基準は6〜6.5

ビーシュリンプのpHは6〜6.5が理想です。
個人的にはpH7でも全然大丈夫かと思いますが、下げたい場合には有効です。

状態が上がらない水槽には試すと良いです。






マジックリーフ使用の注意点


マジックリーフを使用する上で注意して欲しいのは主に二つ。

①一度に大量のマジックリーフを使用しない
②アルカリ性を好む生体には使用しない

以上の2点です。

シュリンプは急激な水質変化に弱い
シュリンプは急激な変化に弱く逆に調子を落とす原因にもなります。

チェリー系は強いので然程問題ありませんが、ビーシュリンプ系はゆっくり少しずつ水質変化をさせて下さい。


アルカリ性を好む生体には使用しない
シュリンプで言うとゴールデンアイやブラックダイヤモンドはpHを7.5程度の弱アルカリ性で硬水にしてあげた方が色が綺麗にでます。

生体にはよって使い分けましょう。


マジックリーフの効果は本当にあるのか?


一概に殺菌・抗菌効果・繁殖効果があります。などなど言われますが、実際どれ位の効果があるのか。

私のビーシュリンプの飼育時のリアルな感想を書きます。

弱酸性・軟水・水質安定効果 ◎
・pHが6〜6.5前後で維持できている

殺菌・抗菌効果 ◎
・飼育水の匂いが落ち着いた
・シュリンプが低床にいる様になった
・ポツポツ落ちる頻度が止まった

繁殖促進効果 ○
・シュリンプの活性が上がった
・水質変化による抱卵の舞をよく見る
※元々増加傾向だったので一概に解らない

シュリンプの餌になる △
・飼育数の問題か、あんまり食べてない
・水草入れてたらあまり食べる事ない
※煮沸したらもっと食べるのかもしれませんが、そんな食べてない印象
水草やウィローモスの方が人気あり。

結果・・・入れておくとメリットがある!



おすすめのマジックリーフ


個人的には「国産アンブレラリーフ ちぎりタイプ」がおすすめです。
charmさんで購入出来ます!

小さい水槽にマジックリーフまるまる一枚は大きすぎるのでどの道切って使ってます。
その点扱いやすさやとコスパの良さは◎です。
【国産アンブレラリーフ ちぎりタイプ】



まとめ


マジックリーフを使用する事で弱酸性の軟水という最適な水質を簡単に作り維持する事ができます!

最適な水質を作る=繁殖効果も高まります。
エビやプレコの飼育水槽では時に餌にもなりますので、残餌が気になる方・飼育数が少ない水槽には特におすすめしたいアイテムです。

入れるだけで様々な効果をもたらす魔法の葉っぱ『マジックリーフ』皆さんも使ってみてはどうでしょうか?