こんにちわ!かつやんです!
黄色いボディと背中に入るホワイトゴールドのラインが美しいイエローフローレセントシュリンプの紹介です!
イエローチェリーシュリンプの改良品種です。
より濃い黄色をしており背中にはホワイトゴールドのラインが入る美しい外観をしています!
別名が多く、『ゴールドバックイエローシュリンプ』や『黄金エビ』等の名前で売られているものも同種です。
丈夫で強く初心者でも比較的簡単に飼育・繁殖が可能な種類です!
個人的にはイエローチェリーと飼育難易度は然程変わらないので、『イエローフローレセントシュリンプ』の方が改良品種としてより美しくおすすめです!
今回はイエローフローレセントシュリンプの飼育方法を紹介します!
- イエローフローレセントシュリンプの特徴
- イエローフローレセントの飼育方法・寿命・餌
- イエローフローレセントシュリンプの飼育環境
- イエローフローレセントシュリンプ性格・混泳
- イエローフローレセントシュリンプの繁殖方法
- イエローフローレセントシュリンプの入手方法
- チェリーシュリンプの仲間・種類
- まとめ
イエローフローレセントシュリンプの特徴
【イエローフローレセント外観】
イエローフローレセントシュリンプは全体が濃い黄色をしており、背中にはホワイトゴールドのラインが入ります。
【イエローチェリーとの違い】
イエローチェリーシュリンプも稀に背中に薄くラインが入る個体がいますが、見比べると違いは千差万別です。
イエローチェリーをクリアーな薄黄色と例えるなら、イエローフローレセントシュリンプはより濃く背中のラインも明瞭。
イエローチェリーの上位互換の様な外観をしています。
比較的生まれてくる子供達も黄色味の強い個体が多く産まれます。
▼▼ イエローフローレセントシュリンプの画像・ギャラリー ▼▼
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イエローフローレセントの飼育方法・寿命・餌
【イエローフローレセントの飼育方法】
イエローチェリー同様、飼育は容易です。
飼育難易度はビーシュリンプに比べると比較的容易です。
他のチェリーシュリンプ同様の飼育環境で育成が出来ます。
シュリンプ飼育初心者でも水質・水温さえしっかり整えれば飼育は難しくありません。
【適正な水温は20〜25℃】
飼育に適している水温は20〜25℃
高温に弱く、小さい水槽は特に夏場の水温で☆になってしまう事があります。
水温が30度を超えると一気に☆になってしまう事がある為、夏場は冷却ファンを使いましょう。
冬場は15度を下回らなければ特にヒーターなしでも平気です。
理想は室内空調でコントロール出来るのがベストです。
【適正な水質はpH6~7】
水質や水温変化に敏感です。
レッドビーシュリンプ等に比べれば多少丈夫で水質も幅広いです。それでも水質や水温に敏感です。
立ち上げ3ヶ月程のバクテリアが安定した水槽は水質変化も起こりにくいのでおすすめです。
導入時はゆっくり時間をかけて水合わせをして、水替えの際は5分の1程度をこまめに行うのが良いでしょう。
水換えは夏場・冬場共に 2週に1回位を目安に交換しましょう。
【寿命は1年〜1年半程度】
一般的には1〜2年と言われてますが、チェリー系シュリンプはよく繁殖する為比較的短命です。
産卵にはかなりエネルギーを消費する為、経験上中々2年目に突入する個体は100匹産まれて1匹いるかどうか位です。
水質・水温の変化によって早めに☆になってしまう事もありますが比較的丈夫な為飼育環境で☆になる事は少ない。
【餌は植物系を主食にバランス良く】
雑食性で主に藻・苔類やシュリンプフードを食べます。
人工飼料・水草に付着した苔・植物性プランクトン・脱皮後の殻・魚類や同種の死骸、何でも食べます。
植物食性が高く水槽に生えた苔や藻類を食べて生活しているので多少水草や苔がある環境が理想です。
マジックリーフ等も食べてくれるので、水草や苔のある環境なら餌を与える頻度を少なくしても食べる餌があれば問題なく飼育ができます。
繁殖させたい時は栄養バランスや色上げを考えシュリンプフードも与えた方が良いでしょう。※カルシウムや動物性タンパク質も補いましょう!
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錦えび PROSERIES FOOD Vegetable 植物性は程よくほぐれ、食いつきも良く、色上げ効果も高いので愛用しています。
イエローフローレセントシュリンプの飼育環境
水槽サイズは30cm〜OK!濾過は底面がおすすめ!
【水槽サイズ】
イエローフローレセントシュリンプは小さく大人しいので30cmの小型水槽でも飼育可能です。
急な水温・水質の変化には弱い為、水槽が小さい場合は夏場の水温や換水量には気をつけましょう!
大きい飼育水槽を使う事で水質・水温の変化を防ぐ事が出来るので、大きめの方が飼育は楽だと言えます。
【ろかの種類】
シュリンプ飼育には必須の底面濾過をメインにスポンジ濾過等を使うと良いでしょう。
底面濾過やスポンジ濾過を使う理由は稚海老の吸い込み事故を防ぐ為です。
より詳しい水槽の立ち上げは下記のリンクで紹介してます!
▼▼簡単な水槽の立ち上げ方を紹介してます。▼▼
www.tanagogo.work
【おすすめの底砂】
水槽下層で生活するので底砂は必須
低床は栄養豊富な栄養系ソイルが特にお勧めです。
『アマゾニアソイル』もしくは『マスターソイルネクスト』が使い易いです。
水草との相性も良く、底面濾過とも相性◎
他に大磯砂や田砂でも飼育出来ますが、水質をアルカリ性に傾けるサンゴ砂等はお勧めできません。
生物濾過・底面濾過等も考えるとソイルが最も相性が良い。
【おすすめ水草・隠れ家】
水草は隠れ家や水質維持にも一役買う為入れた方が良い。
水草に付着した藻や苔を食べてくれるのでお互いメリットがあります。※農薬の付着には充分気をつけましょう!
中でもおすすめは『ブセファランドラ』等は美しく相性も良い。
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ブセファランドラは流木・石に活着させる事でシュリンプの隠れ家にもなります。生体へのストレスを軽減さたり、稚海老が外敵から身を隠す為にもおすすめです。
ブセ以外だと苔類のウィローモスもおすすめです!
ウィローモスを活着させた流木は隠れ家にもなり相性が良い。
イエローフローレセントシュリンプ性格・混泳
【性格は温厚で大人しい】
イエローフローレセントシュリンプはおとなしく、小さい混泳魚や稚海老を襲う事もありません。
他の小さな生体や産まれたばかりの稚海老とも一緒に混泳が出来ます。
メダカの卵や稚魚と混泳しても捕食等の心配はありません!
【混泳の注意点・交雑・捕食】
極小型の熱帯魚や海老類等と混泳ができます。
中型以上の魚には捕食されてしまう事がある為注意が必要です。
【チェリー系との混泳は避ける】
イエローフローレセントシュリンプは元々チェリーシュリンプの改良品種です。
他のレッドチェリーやルリーシュリンプ等と一緒に飼育していると交雑してしまいます。
せっかく改良品種として定着した血統を壊してしまう事になるので理想は単一品種での飼育が好ましいです。
交雑を繰り返すと『先祖返り』と言って徐々にシナヌマエビの様な色の薄い原種に戻ってしまいます。
鑑賞性が損なわれるので気をつける必要があります。
▼▼チェリーシュリンプの交雑問題について▼▼
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交雑しないように水槽をセパレートして色別に飼育したい方はコチラの記事もどうぞ!
▼▼セパレート水槽の作り方!▼▼
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【交雑しないシュリンプの混泳相手】
チェリー系同士【レッドチェリー等】と同水槽で混泳すると交雑してしまいます。ビーシュリンプ系とは交雑はしないので一緒に飼育は出来ますが、最終的にイエローフローレセントシュリンプの方が丈夫で繁殖力も高い為圧倒的にイエローフローレセントが増加傾向になります。
混泳しても交雑しない海老類ならお勧めは『ヤマトヌマエビ』『ピノキオシュリンプ』等がおすすめです。
この2種は苔取り能力も高く、他種との交配もないので、水槽内に1・2匹入れておくと苔問題も解決できます!
気性も大人しいので安心です!
エビ以外のボックスメイトなら苔取り貝等が良いでしょう。
おすすめ苔取り貝はコチラから!
イエローフローレセントシュリンプの繁殖方法
繁殖は比較的簡単です!
雄雌を複数5ペアずつ入れておけば自然と抱卵し増えていきます。
一度の抱卵で20〜30個の卵を持ちます。
体色同黄色い卵を持ちます。孵化直前になると目等が確認できます。
産まれた直後はほぼ無色ですが大きくなるにつれ徐々に色みを増します。
水槽の水質さえ良ければ7割〜8割が大人に成長出来ます。
水質が整っていない場合は5割程が大人になる前に☆になってしまいます。
【脱皮と成長・抱卵の関係】
定期的に脱皮を繰り返し成長します。
脱皮は月に1〜2回位の頻度で行われます。
稚海老の頃はほぼ毎日脱皮を繰り返し成長します。
カルシウム不足になると脱皮不全が起こり☆になる原因になります。
カルシウムはシュリンプフードや牡蠣殻から摂取する事が出来ます。
脱皮直後の体は柔らかく、他の混泳魚に食べられてしまう事もあるので水槽には隠れ家になる岩や流木を用意しましょう。
脱皮は大きくなる以外に、雌はフェロモンをだし交尾に発展させたり抱卵へ導く効果もあります。
【稚海老の成長】
産まれた直後は透明で、2週間ほどで1.5mm〜2mm程に成長し黄色くなります。
大きくなるにつれて色は濃くなるので最初色味が薄くても心配ありません。ある程度大きくなってから選別をしましょう!
イエローフローレセントシュリンプの入手方法
アクアショップでは中々出会う事が出来ません!
アクアショップでもあまり出会う事は少ないシュリンプです。
探しているならネットショップでの購入がおすすめ!
※イエローフローレセントシュリンプは別名が多くゴールドバック等の名前でも販売されています。
繁殖させたいなら最初に10匹位購入した方が良いでしょう。
チェリーシュリンプの仲間・種類
イエローフローレセントシュリンプはチェリーシュリンプの仲間です。
本種は黄色系の外観をした美しいタイプですが、チェリーシュリンプの仲間には様々な色や外観をした種類が多数存在します!
下記の記事にはチェリーシュリンプの仲間を詳しく紹介しているので興味がある方はこちらの記事もどうぞ!
▼▼チェリーシュリンプの仲間を13種紹介!▼▼
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まとめ
イエローフローレセントシュリンプは黄色の可愛らしい外観をしており、他のカラーシュリンプにはない独特な特徴があります!
勿論シュリンプ単体として飼育を楽しむのも良いですし、水草水槽に入れてもかわいい苔掃除役をしてくれますよ!
繁殖は割り切ってカラーシュリンプのカラフルな水槽を作っても楽しいです!
シュリンプ飼育初心者におすすめしたいシュリンプです!