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水槽内の増えすぎた貝を撃退せよ!アベニーパファーの飼い方や繁殖法


こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!

アベニーパファーは2~3cmほどの世界一小型の淡水フグです!スネール撃退に於いて最強の生体です!

アクアリウムをやっているとラムズホーンやスネール・カワコザラガイ等が増えてしまって水槽の見た目が悪くて困ったなんて経験はありませんか?

水槽内で発生する害貝は繁殖力が強く次々と増えます。もうリセットするしかないか、と諦めてる貴方にピッタリな生体です。
今回は実際アベニーパファーに貝を撃退をしてもらっている僕が飼育方法や餌・混泳・繁殖について紹介します!


アベニーパファーは貝の撃退能力最強⁉︎


アベニーパファーは小さな体から想像がつかない程大食漢です。
貝食性が強く水槽内で発生したスネールを撃退するのに非常に優秀な生体です!

アベニーパファーが駆除してくれる回は、害貝3種(モノアライガイ・サカマキガイ・カワコザラガイ)の他にラムズホーンも駆除してくれます。

害貝3種についてはつついて殻毎食べています。
圧倒的に自分の口より大きいラムズホーンも突いて噛みきって食べてしまいますが殻は食べないので残ります。

ヤマトヌマエビを一緒に入れておくと、食べ終えたラムズホーンの殻を食べてくれるので殻毎一掃出来ます。



アベニーパファーは汽水貝を襲わない


アベニーパファーは害貝3種とラムズホーンサイズは食べますが、汽水の貝類を襲う事はありません。
※汽水系の貝=苔取り能力が高くて繁殖しない自然界では汽水に生息してる貝。(値段も高い)

大きさなのか殻の硬さなのか理由はわかりませんが、カバクチカノコ貝・シマカノコガイ等は一緒にしても食べられませんでした。
2年以上飼育してて一度も食べられてません。

ある意味汽水系の貝の事は食べずに、害貝のみ捕食してくれるのでその点は最高です!


アベニーパファーの混泳について


アベニーパファーは小さいながらかなり気性が荒いです。

アベニーパファー同士でも喧嘩する事もありますし、その他の生体にはちょっかいを出して捕食してしまう事もあります。
その為混泳生体選びは気をつけないといけません。

因みに僕は2年程飼育してますが、色々なブログやアクアショップによって解説が若干ちがいがあります。
なので、あくまで自分の経験と総合して解説します。


アベニーパファー同士の混泳について


縄張り意識も強いため、複数飼育していると同種間で喧嘩をする事もあります。

ケンカというより、強い方が一方的に追いかけ回す事が多くいじめられてるって感じでした。
気性が荒い反面、神経質な部分もあるのでストレスを強く感じると拒食になります。
僕は早めに弱った方を餌になる貝類の多い水槽にうつしたんですが、その後もエサを食べずに☆になってしまいました。
拒食になるとお腹がぺったんこになり☆になってしまいます。


アベニーパファー以外の混泳について


組み合わせは実際色々試してますが小型の観賞魚にちょっかいを出す事があります。

僕の場合は、コリドラスを後ろから狙ったりつついたりしていじめられてしまい取り出しました。プラティやモーリーの事は突く様子はありませんでした今も混泳してます。

経験上チェリーシュリンプ等の小型シュリンプも襲う事はありません。今も混泳してます。
しかし稚海老サイズは食べてしまいます。

ヤマトヌマエビとの相性が良く、一緒に苔やスネールの駆除をさせています。

↑上記は僕の意見です。
しかし、他のブロガーやアクアショップの記事を読むと。
・ミナミヌマエビは食べられてしまう。
・貝やアカムシを吐き出す事があるのでコリドラス等のお掃除生体を入れた方がいい。
等の意見があります。
なので個体によっても違うのかなと思ってます。


他の貝食生体に比べて使いやすい!


貝食性の高い生体にはいろいろな種類がいます、バジスバジス、スカーレットジェム、チェリーバブル、キラースネール等です。
それぞれ一長一短ありますが、アベニーパファーは使いやすいサイズ感と特徴で優秀です。
一応それぞれの貝食生体を紹介します!

バジスバジス

バジスバジスは大きな貝ゴールデンアップルスネール (鑑賞貝最大サイズ)まで全て食べてしまいます。
勿論小型のエビも捕食対象になります。


スカーレットジェム

害貝3種とラムズホーンは駆除しますが、イシマキガイ等3〜4cm以上の貝は襲いません。
小さなエビは捕食される事があります。


チェリーバルブ

赤系の観賞魚で本格的に色づくと真っ赤になります。かなり昔に貝食性と知らないまま飼育していた事があります、それくらい赤が綺麗な生体です。害貝3種は食べる様ですが、捕食シーンをみてないのでなんとも言えません。


キラースネール

貝を食べる貝類で、ラムズホーン等の中型の貝は食べれますが、大型や小型のカワコザラガイ等は食べません。
象の鼻の様な突起部分で捕食しますが、小さすぎる貝と大きすぎる貝は襲えない様です。
エビや稚魚を襲う事も無いのでラムズホーンのみが増えた水槽におすすめです。


アベニーパファーを買うなら

比較的流通量も多く1匹300円程度で販売されている品種です。
僕のイメージですがスネールが大量発生した30cm水槽であれば3匹もいれば1週間で駆逐してくれます。
僕は水槽が12台近くあるのでローテーションで各水槽に移動しては駆逐してもらってます。

多すぎるとあっという間に餌が無くなり、活き餌になれると(冷凍アカムシ)あまり貝を食べなくなるので適正な量を飼育しましょう。

個人的には繁殖も視野に入れて極力少数飼育をしています。



アベニーパファーは繁殖可能


アベニーパファーは水槽で繁殖ができます。雄雌の成熟したペアが水槽内にいる事。
アベニーパファーのみで飼育する事が条件です。
卵を水草に産みつけます。
ヤマトヌマエビなどが居る場合、卵を捕食されてしまうので産卵の際は苔など気にせずアベニーパファーだけで飼育しましょう。


雄雌の見分け方

雄の特徴

雄はマーブル状の柄が大きく体側に線が入ります。

雌の特徴

雌はドットや柄豹柄で柄が小さく細かい模様が入ります。



まとめアベニーパファーは飼ったほうがいい

スネールはアクアリウムを長くやっていると必ず発生します。
水草を通じて侵入し、フィルターや低床内、水槽のどこかに2匹以上いたり卵があればなん度も増えて増殖します。
かなり厄介な貝なので最終的にリセットもしくは撃退できる生体を入れる意外ありません。
アベニーパファーは解説通り、かなり使いやすい種類です!見た目も可愛くスネールの駆除能力が高いので是非水槽に飼育スペースがあるなら導入をお勧めします!