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ブセファランドラに最適な混泳生体10選!コケ対策も可能な優秀生体!


こんにちは!かつやんです!
ブセファランドラ(以下ブセ)はボルネオ島に生息するサトイモ科の植物です。
水中で花を咲かせたり、美しい光沢を持った葉が特徴で近年多くのアクアリストから絶大な人気を誇っています。

そんな人気の高いブセですが、水中飼育をしていると成長が遅く苔被害に遭いやすかったり、水草を購入した際水槽内にスネールやカワコザラガイ等の害貝を招いてしまう事があります。
苔が生えていたり貝が沢山いる水槽は見た目が良くありません。

そこで今回はブセを苔や貝の被害から守ってくれる相性の良い生体10種を紹介したいと思います!

この記事ではブセ水槽のボックスメイトを探している方や、苔やスネール問題で悩んでいる方、生体毎のメリット・デメリットを知りたい方へ向けて、優れた最高のパートナーを厳選して紹介します!

ブセと相性の良い生体とは?

僕は実際ブセを5年ほど飼育してますが、混泳生体選びは重要です!
ブセと相性の良い生体は、『植物への食害が無く+@一緒に飼育する事でメリットのある生体』だと思います。

前途しましたが、成長の遅いブセは苔被害に遭いやすく、またスネール等を持ち込んでしまうと折角の美しい外観が台無しになってしまいます。

つまり苔取りをしてくれたり、スネールや害貝を駆除してる生体こそ相性の良い生体だと思います。

しかしアクアリウムの世界ではコケや植物プランクトンだけでなくブセの様な硬い葉っぱをも食べてしまう、植物食性が高い生体もいます。

僕も経験済みですが、食害がある・無いは実際飼ってみない事にはわかりません。
なので今回は僕の5年分の経験を元に、ブセと相性の良い生体を10種紹介します!




ブセと相性の良い生体10選!

それでは早速、相性の良い生体を10種紹介します。

初めに注意点だけお伝えします。
どの生体にも一長一短あります!

例を挙げるなら、汽水のカバクチカノコガイはコケ取り能力がフネアマガイと並びTOPクラスです。
水槽壁面掃除ならオトシンより数倍優秀だと思います!

しかしメスに関しては単体でも無精卵を産みつけられる事があり、それを落とすのが困難です。

生体によってはこう言ったメリット・デメリットが存在して感じ方は人それぞれです。
10人もいればカバクチカノコガイを『優秀!』という方と『良くない!』と言う方が出ると思います。

ココではあくまで自分で飼育してみて『良かった生体』を、メリット・デメリットもしっかり書いた上で紹介して行きます!
あくまで人それぞれ感じ方は違うと思うのでその点はご了承下さい!



①ヤマトヌマエビ


間違いなくNO.1の最強パートナーです!
基本雑食なので、コケ、人工飼料、魚の死骸等何でも綺麗に食べてくれます。
とにかく食欲旺盛で常にツマツマとお掃除をしてくれる為コケ除去能力が非常に高いです。

黒ひげ苔を除く殆どの苔を食べてくれる為、活躍の幅が広く優秀です。
黒ひげ苔も木酢液で枯らせば、時間はかかりますが食べてくれます。

基本ブセへの食害も無いので安心して任せられます。

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コスパが良い!
ヤマトヌマエビはショップにもよりますが、大抵数を多く買うほど安くなります。10匹以上からは1匹辺り100円以下で買えます。
ここまでコスパ優秀な生体はまずいないと思います。

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ヤマトヌマエビのデメリット
あまりデメリットはありませんが、あえて挙げるなら食欲が旺盛すぎて『弱っているブセ』『活着したてのブセ』とは相性が良くないです。
結構力強いんで状態が良いブセはなんともありませんが、落ち気味だと葉っぱや新芽をちぎられる事もあります。

■■ ヤマトヌマエビ ■■


②ヤマトヌマエビスノーホワイト


割と最近流通が始まった白く半透明なヤマトヌマエビです。
基本雑食で、コケとり能力やスペックはヤマトヌマエビとそこまで変わりません。

しかし最大でも5cm程度でヤマトヌマエビ程大きくなりません。
つまり、コケ取り能力やパワーやヤマトヌマエビより少しだけ劣ります。

ただ、僕の個人的な意見ではヤマトヌマエビはコケ取り能力が強すぎて、活着前のブセや弱ったブセは抜いたり食べたりします。
その点はスノーホワイトの方が優秀と言えるでしょう。

ヤマトヌマエビスノーホワイトのデメリット
強いて言えば、流通量が少なく1匹あたり10倍近くします。1匹1,000円はまぁまぁ高いぞ!
その代わり綺麗なんだけどね〜

■■ ヤマトヌマエビ スノーホワイト ■■

▼ブセの種類を紹介!おすすめ30選▼
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③サイアミーズ・フライングフォックス

水槽に生える苔の中で最も厄介な『黒髭苔』を食べてくれる数少ない希少な生体です。
実際黒髭苔を食べてくれるのはサイアミーズ・フライングフォックスとシルバーフライングフォックスの2種だけです。
両方とも同等の苔とり能力があり、サイアミーズの方が流通量が多く入手しやすいです。

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実際の所実験しましたがサイアミーズフライングフォックスはブセ生えた黒髭苔を食べてくれます。
しかし餌を頻繁に与えていると苔を食べなくなるので空腹状態で飼育しないとあまり食べてくれません。
ただし、食べるとは言っても2ヶ月程の長期戦になるのでそこは覚悟しておきましょう!

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■■ サイアミーズ・フライングフォックス ■■

▼ブセに苔が生えた時の対処法!▼
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④ オトシンクルス・オトシンネグロ

『オトシンクルス』と『オトシンネグロ』一緒にしちゃいましたが、水槽の壁面から、活着土台の流木、ブセの葉についた茶苔・スポット状苔と幅広く掃除してくれます。

オトシンの仲間は他にもタイガー・ゼブラ・ボルケーノ等色々居ますが、苔取り能力に然程違いはありません。
値段的にゼブラやボルケーノ、その他のオトシンはみんな高いしデリケートなので『オトシンクルス』と『オトシンネグロ』が1番飼育しやすく優秀です。

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貝類の代わりに入れるのがベスト
オトシンの仲間は茶ゴケやスポットゴケ(斑点状苔)に特に強く、ガラスの壁面掃除を得意とします。
どちらかというと貝類と清掃箇所が被ります。
貝類は水槽内で増えたり卵を産みつけたりするので貝を選択肢に入れない人におすすめです。

ネグロとオトシンどっちがいいの?
世間的にはネグロの方がコケ取り能力が高いと言われていますが、僕はそこまで差を感じません。

ぶっちゃけ言うとオトシンクルスもネグロもそこまでコケとり能力は高くありません。
どんぐりの背比べみたいな感じです。

オトシンネグロとオトシンクルスは外観も違うので好みで使い分けて良いかと思います。

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■■ オトシンネグロ ■■

■■ オトシンクルス ■■





⑤ ミニブッシープレコ


ミニブッシープレコはオトシンクルスやネグロを数倍優秀にした感じです。

実際この子を入れておくと流木を齧るんですが
ついでにコケの生えた部分毎根こそぎ齧ってくれます。
水槽壁面と流木掃除に長けています。
僕はミニブッシーは5年ほどしいくしてますがブセを食べたりはしません。
ただ弱ってたり、活着が弱いブセは剥がされてしまう事もあります。

あとは良くも悪くも餌や流木をよく食べるのでフンの量が多いです。濾過が行き届いてる環境なら問題ありませんが、濾過が弱い・バクテリアが少ないと水質悪化しやすいです。

■■ ミニブッシープレコ ■■


⑥ チェリーシュリンプ(小型のエビ類)


いちばんの強みは一切食害の心配がない事・放っておいても自然と増える事です。
チェリーシュリンプはミナミヌマエビとほぼ変わらない位丈夫でよく増えます。

種類が豊富で見た目もかわいいのので鑑賞性も高いです。色々な種類がいるので自分好みの生体がきっと見つかります。

小型のシュリンプは常に水槽内をツマツマして動き周り掃除をしてくれます。
ぶっちゃけ単体のコケ取り能力は全く期待できません、苔取り能力はヤマトヌマエビ1匹とチェリーシュリンプ10匹分程度と思っておくと良いです。

しかし1匹当たりの苔取り能力は低くても、チェリーシュリンプ等は簡単に繁殖が出来るので数で差を埋める事ができます!


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因みにビーシュリンプの飼育環境に寄せると、水質が富栄養化しやすく、栄養豊富な水だと成長の遅いブセは黒ひげ苔生えがちです。その点はミナミやチェリーの方がブセの飼育には適しています。


▼ブセ飼育完全マニュアル▼
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⑦ ラムズホーン


貝類はオトシン同様水槽壁面から、活着土台の流木、水草本体と幅広く掃除ができます。

茶苔だけでなく、スポット苔も食べてくれます。
ラムズホーン1匹当たりの苔取り能力は苔とり貝の中では大した事ありませんが、増える事で強力になります。

更に他の貝類には無いカラフルでカラーバリエーションが豊富なのもいいですね
ラムズホーンはレッド以外にブルーとピンクが居ます。

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良くも悪くもラムズホーンは水槽内で大繁殖します。
増えれば増えるほど苔取り能力は高くなりますが、それと同時に水槽には稚貝が増えてしまい景観が損なわれるリスクがあります。
ラムズホーンは『雌雄同体』といってオスメスの概念がありません。単純に2匹いれば増えていきます。
因みにこのラムズホーンは2019年に一度買った生き残りが今も増え続けています。

他のコケ取り貝よりラムズの方が良い所
水草への食害がないのと、汽水貝の様な跡が残る卵の産みつけはない為、その点は安心して飼育できます。


事実ラムズホーンは複数いるとコケ取り能力は優秀です!増えすぎるとこんな事もできます。黒髭コケ以外なら1日で完全復活です。
写真の様にラムズホーンは軽いので水草掃除には最適な貝類です。
ラムズホーンはフグやキラースネールの餌にもなるし、うまく付き合えればとても重宝します。
飼育者次第でしょうか。

■■ ラムズホーン ■■


⑧ カバクチカノコガイ


水槽壁面の掃除のプロです。
よくフネアマガイと並んで水槽のコケとり能力1位・2位に選ばれてます。

主に水槽壁面、その他岩や流木まで綺麗にしてくれます!60cm水槽なら2匹いたら十分です!
他にもコケ取り生体がいれば1匹でも効果あります。

僕はフネアマガイは水槽に張り付いて取りたい時取れなかったりするのと、ひっくりがえると自分で起き上がれず⭐︎になるので、どちらかというとカバクチカノコガイの方が長寿で好きです!
ウチの水槽の子達はみんな3年近く生きてます!


ぶっちゃけデメリットは雌の無精卵ですかね。
水槽ならガシガシ擦れるのでまだ良いです。流木やブセに卵産みつけられるとどうにもなりません。
ただそれを差し引いてもコケとり能力が高いので僕は雄を引き当てるまで買いまくってます。
※僕の場合、雌は屋外のタナゴやメダカ水槽に使えるのでそっちに回してます。

※汽水に生息する貝類は殆ど雌雄異体で、雄は卵産まないので重宝してます。因みにウチはオスのカバクチカノコガイは6匹、雌は2匹です。
オスのが多いのかも

■■ カバクチカノコガイ ■■


⑨ ヒメタニシ


ヒメタニシはラムズホーンともカノコガイとも違った特性があります。

まず雌雄異体で、水槽内で繁殖できます。
ラムズホーンみたいに雌雄同体ではないので水槽内でわんさか増えたりしないのがいいですね。

また卵を産みつけず、稚貝の状態で出てくるので汽水の貝類みたいな雌の無精卵被害はありません。

そして濾過摂食といって青水を濾しとってきれいな透明の水にしてくれます。
※ただし二枚貝よりよわいので5匹くらい入れて2ヶ月程度で効果が実感できます。

デメリットはサイズはそこそこありますがコケ取り能力は汽水の貝類に比べて弱いです。
ラムズホーン程度と思った方が良いかもしれません。
あとは見た目ですかね、固定概念かもしれませんがタニシはやっぱタナゴやメダカとはあいますが、ブセになるとうーんなんともって感じです。

■■ ヒメタニシ ■■


⑩ アベニー・パファー


アベニー・パファーは稚貝駆除におすすめ!
大きな貝は進んで食べないものの稚貝は殻ごと食べてくれるので超優秀です!
※経験上カバクチカノコガイは一度も食べられてません。

アベニーパファー自体そんなおおきくないんですが、自分より小さいサイズはほぼ食べるので。
カワコザラガイ・サカマキガイ・ラムズホーン等のスネール駆除には最適です。
1ヶ月もあれば稚貝は殲滅状態に間引けます。

購入した水草にラムズや貝類の卵がついてたりして予期せぬタイミングで貝類が大量発生した時等アベニー・パファーを飼育してると簡単にリセットなしで綺麗にできます!

我が家ではブセ水槽で増えたラムズホーンを駆逐してもらっています。
デメリットはブセには影響ありませんが、コリドラスやメダカ等他の魚の鰭を齧ったりする事があり、また稚貝意外に稚エビも食べちゃうのでその点混泳生体には注意です!

■■ アベニー・パファー ■■




まとめ


今回はブセと相性の良い生態を10種紹介しました!
勿論人によって好き嫌いはありますが、
今回は外観・能力・コスパ等を見て個人的なおすすめの生体をチョイスしました!

今回紹介した種類は我が家ではそれぞれ3年以上飼育してますが、食害等はありません!この種類を入れておくと苔被害や害貝の被害はかなり最小に収まるので是非機会があれば育ててみてください!勿論ブセや水槽内も綺麗にしてくれますし可愛くて癒されますよ!


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