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観賞魚の上手な写真の撮り方!少しのコツで格段に美しく撮る撮影術!


こんにちは!かつやん (@tanagokatsuyann)です!

今回は観賞魚の写真の上手な撮り方について解説します!

アクアリウムをやっている方はインスタに載せたり思い出として残す写真なら少しでも綺麗な物を撮りたいですよね!

しかし実際撮ろうとすると魚が早すぎてぶれてしまったり、反射して自分が写り込んでしまい上手く撮れないといった問題もあります!

ここでは本格的な一眼レフでなく、スマホ1台で誰でも簡単に実践できる観賞魚の取り方のコツを紹介します!

水槽で観賞魚を撮る際は下準備が必要

まず家の水槽内で観賞魚を綺麗に撮るには下準備が必須です!
下準備といっても簡単で、必要に応じて苔とりや水換えをして綺麗な水景を準備します!

掃除直後は一度水が濁ってまた透き通る迄に1時間程かかります。その為写真を撮る1.2時間前に事前に行います!

水槽壁面のコケ取り


水槽壁面よーく見るとうっすらコケが生えています。
このまま撮影すると苔が映り込んでしまう為事前に水槽壁面の清掃をしておきましょう!

苔取りスクレーパーや激落くんがあると便利です。
底面生物(コリドラス)やエビを撮影する場合は低床付近の苔取りを入念に行います。

水槽壁面掃除にはこの2つが非常に便利です。
スクレーパーは手を汚さず角面意外を掃除できますし。激落くんは万能で角や局面・また複雑な形状の器材まで掃除できます!


水草の配置や濾過フィルターの掃除


次に水草のトリミングや活着しているものなら配置変更をします。
ついでに濾過フィルターや器材のズレ、汚れがある場合は事前に掃除しておきます。

上記の写真の様に水草が浮いてしまってたり散乱していると綺麗に撮れませんので極力生体を写す場合にも整えておくと良いです。


水槽壁面の拭き取り


水槽壁面に水はね後があると撮影した際見た目が良くありません。

水槽壁面に水滴後が白く残ってたり、指紋が付いていると綺麗にとれないので、水槽壁面も撮影前に綺麗に吹き上げいつでも撮影が行える状態をつくりましょう!

撮影1時間前に餌やりを済ませておく


観賞魚の種類によっては俊敏に動き回るので上手に撮影ができない種も多々います。
撮りやすい種類と撮りにくい種類がいるのは当然ですが、餌を食べ終わった後はどの種類もしばらく動きがゆっくりになります。

餌やり後30分位は低床をつついたりあまり止まってくれません。餌やり後1時間位が理想的です。




部屋を暗くして撮影する


まず映り込みや反射を防止する為室内の光を抑えます。昼なら遮光カーテンをする。又は夜に撮影をすると綺麗です。

基本的に水槽内より部屋が暗い場合写り込みは無くなります。白や明るい色のスマホケースは写り込んでしまう事もあるので、その場合はスマホカバーを黒に変えたり照明の位置を低くする。又は中央より後ろ目にする等する事で対処できます。


極力ズームは使わない

一眼等の高性能レンズでもない限りあまりズームは使用しない方がいいです。
スマホでも新しい物ならいいのですが、古い機種の場合拡大すると画質の悪さが勝ってしまいます。
撮影後の写真は大抵ズレを補正したり、いらない部分をトリミングしてズームにしたり、多少加工を施すたび拡大される事もあるので極力ズームは使用せず撮影します。
極力遠くの生体を撮影するより近くの生体を撮影する様にしましょう。


必ずピントを対象に揃えてから撮る


良くない写真にありがちなのはピントが合ってない写真です。
一見綺麗に取れてる様に見えるけど実は手前の水草にピントがあってたり、後ろの岩にピントが合ってる写真は一見綺麗な画角に見えても主役がわからなくなってしまいます。

スマホで撮影する場合は軽く対象をタップするだけでピントを合わせる事ができるので必ずピントを合わせて撮りましょう!



屋外で観賞ケースを使って撮る場合

次に屋外で鑑賞ケースを使った撮影をする場合です。主に屋外飼育のメダカや、外で小物釣りをした時等の撮影方法です。簡単に綺麗な写真が撮れるので工夫を覚えましょう!

逆光にならない様にして撮影する

1番重要なのが照明です。
屋外の場合は太陽光が照明になります、太陽光は照明よりも光が強く様々な波長の光が届きます。

逆光は論外ですが、光量を正面に捉えられるとかなり綺麗な光彩を見る事ができます。
鑑賞ケースの利点はどこでも置く位置を自由に変更できる事です。
逆光にならないポジションで上下左右色々なポジションに置いて最高に映える場所を狙いましょう!


極力綺麗な水を使用する


屋外飼育をしている魚や外で採取した魚を撮影する際1番問題になるのが水です。
屋外飼育でグリーンウォーターで飼育している生体であれば水温を合わせた綺麗なカルキ抜きした水と半々で割って撮影しましょう。

グリーンウォーターであっても半々で割ったり鑑賞ケース程度の水量であれば濁る事はありません。逆に完全に綺麗な水に移すとpHショックをおこしたりストレスによって色落ちする事もあるので注意してください。

自然界で採取した魚なら流れのある1番きれいな場所の水を使うと良いでしょう。


観賞ケースの水滴をふき取る


よくありがちなのが鑑賞ケースにとってそのまま撮影してしまうケース。
逆にリアル感があっていいという面もありますが、水滴やゴミがついている状態はキレイとは言い難いです。
そんな時は鑑賞ケースを一度よく吹き上げてから撮影しましょう!


撮影のしやすい生体・難しい生体


最後にに水槽内で撮影が容易な生体と難しい生体をいくつかピックアップして紹介します!
綺麗な撮影の方法も合わせて紹介します!
基本的に、動きが遅い(動かない)生体。
大きい生体・色が派手な生体は取りやすい。

逆に小さい生体・動き回るの生体・透明度の高い生体は難しくなります。

撮影が簡単な生体・水草全般


言うまでもなく水草類は簡単に撮影が行えます。
特に青や赤の波長が入るLEDライトをつけて撮るとより綺麗に鮮明に移す事が出来ます。

撮影が簡単な生体・プレコ


プレコは動きが少ない分比較的簡単に撮影出来ます。ただ奥の方に居たり、土管や物陰にいる時は全く撮影チャンスがありません。
手前に来る様にレイアウトを仕向けたり、表に来た時を狙うと良いでしょう。


撮影が簡単な生体・シュリンプ


比較的動きに俊敏さが無いので撮影しやすい。
ただし対象が小さいので撮影のしづらさはあります。
プレコよりは動いてくれるので撮影チャンスは多いです。極力水槽前面に絞って撮影しましょう!


撮影が簡単な生体・コリドラス


コリドラスは比較的撮影しやすいです。
底面に落ち着いてる時が1番狙い目です。
ただし、そこまでカラフルな種が多いわけでは無いので底面付近でも映える様に撮るには活着させた水草を配置したり工夫が必要です。


撮影が簡単な生体・金魚類


金魚は遊泳力がある種とない種類がいます。
上下左右に泳がれるのが1番撮りづらいのですが
比較的餌の後はゆっくりスーッと動いているので
餌後を狙うと良いです。
カラフルな為どの角度から撮っても栄え写真が撮りやすい。


撮影が難しい生体・小型カラシン


小型カラシンは動きが俊敏なのと群泳し常に動き回るので撮影が難しいです。
エサの後や、夜少し動きが鈍くなったところが狙いやすい。基本小さいし、ツンって動くのでピントを合わせるのが難しいです。
100枚近く連写してとにかくシャッターを切りまくります。後から確認していい写真を厳選するのが早いです。


撮影が難しい生体・メダカ


メダカは横見で撮るなら鑑賞ケース。
上見で撮るなら浅く広い器に入れて上から撮ります。
ボウルやお椀の様な中心に行くほど深みの出る器だと極力中心に寄りやすくなります。
シャッターチャンスは極力上面に浮いてきた瞬間や、鑑賞ケースで動きが鈍った時を狙いましょう!
上からライトを当てると光が写り込んでしまうので斜めから出来たら両サイドから照らす様にします。また三脚で固定して撮るとで写り込みもカバーできます。


撮影が難しい生体・グラスキャット


比較的半透明の生体は特に難しいです。
まずピントが合わない、透明だけど照明の当たり方で青っぽく見える等難しいかです。
結構な頻度で水流にむかって停滞するのでそこを狙うと良い。実物は虹色の光彩がでて美しいのですが、写真に収めるとそれが消えてしまうので上手に撮るには極力多くシャッターを切ってピントが合うのを狙います。