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楊貴妃メダカと紅帝メダカの違いは?どっちが赤い?人気の種類も紹介


こんにちは!かつやんです!

メダカの中でも赤色のメダカ人気は圧倒的です。
赤系のメダカを飼育したいと思う方が行き着く品種には『楊貴妃』と『紅帝』がいます!

・楊貴妃と紅帝はどちらが赤いのか?
・この2種の違いはなにか?
・色々なかわり種がいる?

このニ種の違いについてわかり易く紹介します!


紅帝と楊貴妃どっちが赤い?


一般的に「紅帝」メダカが一番赤いメダカと位置付けられている事が多いです。

「ヒメダカ」→「楊貴妃」→「紅帝」
の順に赤いメダカと言われています。

じゃあ、濃い赤い色の個体が紅帝で、薄めは楊貴妃?という訳ではありません。

同じ楊貴妃と紅帝でも個体差もあり、飼育環境や育て方次第で然程差はありません。
どちらを選んでも赤くなります。

個人的な見解では楊貴妃はオレンジ色が強く、紅帝の方が若干朱赤が強く感じています。

オレンジ系の赤が楊貴妃、朱色系の赤が紅帝みたいな印象があります。


紅帝と楊貴妃の違い

紅帝と楊貴妃を見比べても明確な違いは見つけづらく、インターネットで調べてもかなり曖昧な所が多い印象を受けます。

「紅帝は楊貴妃をさらに赤くした品種」

「楊貴妃の中で赤が濃い個体が紅帝」

間違ってはいないのですが、この理論では『紅帝』から産まれた子供の中に楊貴妃も紅帝も産まれてしまう事になりますよね。でもコレは違うんです。

『楊貴妃』と『紅帝』はそれぞれ「作者」と「血統」が違います。
それぞれの発祥のルーツを調べると解りやすいですよ!

 


楊貴妃とは?

楊貴妃は近年の改良メダカブーム先駆けとなったメダカです!!
2004年に広島県の「めだかの館」で作出されました。

楊貴妃の起源は突然変異で産まれた朱赤の個体を選別しては累代交配を繰り返し定着。
初の朱赤体色を持つメダカとして誕生しました!

楊貴妃は産まれたばかりの針子は薄い体色をしてますが、大きくなるにつれて朱赤色へ変貌し、成魚になると楊貴妃メダカは更に魅力を発揮します。
楊貴妃が繁殖期に入ると婚姻色が出て更に赤みを増します。

■■ 楊貴妃 ■■


紅帝とは?

広島県福山市でも同じように朱赤メダカが生まれており、栗原親子が選別・累代繁殖させて造られたのが紅帝です。

最初栗原親子はメダカ品評会出品時は“楊貴妃”として出品されていた事から紅帝は楊貴妃の一型として誕生しました。「楊貴妃メダカの(紅帝系)」

■■ 紅帝 ■■


結論この2匹は作者と血統が違う

めだかの館で誕生した楊貴妃と、福山市で誕生した紅帝はそれぞれ作り手や血統がちがいます。

メダカ業界では、このようにそのメダカの成り立ちや作者が違うと同じような見た目をしていても違う名前がつく事が多々あります。

同じ楊貴妃から色の濃い個体や薄い個体が生まれる様に紅帝から生まれる子も個体差があります。

どちらも最高峰の個体を正しい環境で育てると凄く濃い赤い色をします。



色々なかわり種がいる?

楊貴妃でも紅帝でも体型・鰭の形・鱗・目で色々なタイプがいます。

代表的な違いで言うと体型なら『普通体型』や『だるま(ショートボディ)』
鰭の形なら『ひれ長』『スワロー』『ヒカリ』
鱗のなら『ラメ』『透明鱗』
目なら『アルビノ』『パンダ』
更に作り手によって名前が変わるのでかなりの種類に分かれます。

何種かだけ人気の種類をピックアップして紹介します。

初恋(紅帝ダルマ)

ショートボディでとてもかわいい真っ赤なメダカです。
■■ 初恋(紅帝ダルマ) ■■

楊貴妃スワロー

特徴的なスワローテイルが美しい種類横見でも楽しめます。
■■ 楊貴妃スワロー ■■

楊貴妃ヒレ長

長い尾鰭が美しく、優雅に泳ぐ姿は見応えあります。
■■ 楊貴妃ヒレ長 ■■

紅帝ラメ

同じ紅帝でもラメの入った美しい個体!キラキラしたラメの入った個体は人気があります。
■■ 紅帝ラメ ■■


初心者に人気はセット売りが人気

これはAmazon・楽天・Yahoo等の売れ筋ランキングですが、圧倒的に売れているのはMIX販売です。

これから改良メダカのブリードや鑑賞を楽しみたい方には一押しです。

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ダントツで人気です。100円前後の計算になりますがお得に色々な種類が手に入るので人気があります。
■■ メダカ色々20匹セット ■■


赤さを極めたい場合は飼育環境も超重要

この記事では楊貴妃と紅帝の違いは?
と言う内容でまとめたので触れていないのですが。

せっかく楊貴妃や紅帝を買った所で育て方を間違えると色味の薄い残念な個体になってしまいます。
結構重要な事なので楊貴妃や紅帝のポテンシャルを最大まで引き上げたい方はコチラの記事をお読み下さい。


www.tanagogo.work




まとめ

楊貴妃と紅帝はそれぞれ作り手や血統が違います。
めだかの館で誕生した楊貴妃と、福山市で誕生した紅帝といった感じ。

メダカ業界では、このようにメダカの成り立ちや作者が違うと同じような見た目をしていても違う名前がついていることが多々あります。

同じ楊貴妃から色の濃い個体や薄い個体生まれる様に紅帝から生まれる子も個体差があります。

どちらも良い個体を正しい環境で育てると凄く濃い赤い色をします。

どちらが人気があるか?というと個人の好みになってしまう為なんとも言えません。
市場規模でも然程差がないのが現状です。

これ以上話すとマニアックな領域に入るのでやめときますが、個人的な感想では楊貴妃の改良品に楊30という種がいますが。
楊30と紅帝が赤の濃さが同じ様に感じます。紅帝のほうが朱色は強く感じてます。

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