こんにちは!かつやんです!
金魚と言えば皆さんが最初に思い浮かぶのが『和金』ではないでしょうか?
和金は最もスタンダードな金魚として親しまれている種類です!よくお祭りの金魚掬いにいるスタンダードな金魚達です!
スマートな細身の体形をしており、鮒尾意外に三尾と四尾を持ったものがいます。
和金は鮒の改良品種で『蘭鋳』や『琉金』『ピンポンパール』等の全ての原種となった金魚です。
とても丈夫で非常に飼育しやすいのが特徴です。
この記事では和金の特徴や、飼育方法、寿命、餌、混泳など飼育方法を詳しく紹介していきます!
- 和金の特徴
- 和金の大きさと寿命
- 和金の飼育方法
- 和金の飼育水槽
- 和金は屋外飼育も可能
- 和金の餌
- 和金の性格・混泳
- 和金の雄雌について
- 和金の購入方法
- 和金の種類『更紗』や『キャリコ』は高級和金
- まとめ
和金の特徴
和金は金魚の原点と言える品種で、「緋鮒」が変異してそのまま固定された品種です。
尾鰭が鮒尾と三尾、四尾と様々います。
紅白の更紗模様は『更紗和金』と呼ばれ、赤白黒の三色は『キャリコ和金』と呼ばれています。
この二種は和金の中でも高級な種類で、大きく立派に育てると鯉にも見劣りしない美しい色合いに育ちます!
和金の大きさと寿命
・大きさは10〜15cm程度
・寿命は10年程です。
和金は原種の鮒に最も近い為、池などで飼うと30cm程まで大きくなる事があります。
金魚は元々大型化し長生きな生体です。
最も鮒に近く丈夫な和金は屋外飼育が適しており広い池で外敵さえいなければ10年以上大きさも30㎝程度まで育つ事があります。
しかし、一般的な60cm水槽なら10cm前後位が平均です。
大きさは飼育環境によって変わりますので安心してください。
僕も室内環境で昔金魚掬いで掬った和金が20年近く生きていた経験があります。
和金の飼育方法
比較的丈夫で飼育は容易です
温度は10~25度とかなり幅広いです。
冬場活性が落ちますがヒーターは不要です。
和金は観賞魚の中でも1.2位を争う位飼育は簡単です。
和金は丈夫で水質にも強い為、飼育環境(水槽)さえしっかり作り込めば飼育は難しくありません。
和金の飼育水槽
飼育水槽はとても重要
金魚はどの種類も餌をよく食べ、糞をたくさんする為水を汚しやすいです。
掃除を考えて極力シンプルな飼育環境が適しています。
この特徴を考慮して【水槽サイズ・濾過&エアー・低床・レイアウト】を選んで作ります。
①水槽は大型60cm以上
和金は遊泳力がある為、出来るだけ大きい容器を用意します。飼育容器は大きいほど水量があるので水質悪化も防げ安心して育てる事が出来ます。
60cm水槽であれば飼育も楽になります。
②強力な濾過びましょう!
おすすめは『外部濾過』『上部式濾過』がおすすめです。交換の頻度はあがりますが、投げ込み式でも問題はありません。
③低床は砂系かベアタンク
糞が多いので低床はザクザク掃除出来るものが好ましいです。おすすめは大磯砂か低床無しのベアタンクが良い。
バクテリアの定着を考えると大磯砂が良いです。
■■ 大磯砂 ■■
④レイアウトは極力シンプル
遊泳力がある為、泳げるスペースがあった方が良い為複雑なレイアウトは避けましょう。
出来る限りシンプルに低床と水草程度が好ましいです。
尖った岩や枝上流木は稀に暴れて長い鰭を切ってしまう事もあります。
⑤蛍光灯LEDで鑑賞性UP
光量を増やす事で金魚の体色をよくする効果があります!
そもそも金魚を鑑賞するなら光量は必須になります。
水草を入れたい場合にも必要になります。
屋外飼育であれば不要です。
⑥蓋はしましょう!
金魚は飛び出しをする恐れがあります。
特に和金体系はよく跳ねるので蓋は絶対付ける事をおすすめします!
▼▼金魚全般の飼育に必要な備品はこの記事に全てまとめています▼▼
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和金は屋外飼育も可能
和金は非常に丈夫な為、日本の四季にもつよく屋外飼育にも適しています。
日光や屋外のグリーンウォーター、ビオトープの様な環境から屋外の方が赤く、大きく綺麗に育ちます。
和金の餌
人工飼料に馴れさせましょう!
和金は泳ぎが得意なので沈下性も浮上性もどちらにも馴れます。
浮上性のフレーク等が水も汚しにくくおすすめです。
■テトラ テトラフィン 180グラム■
餌は1日に1~2回、3分程度で食べきれる量を目安に与ましょう。
与えすぎは消化不良や肥満から病気の原因になりますので気をつけましょう!
他にも金魚のエサを詳しく書いてます!
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和金の性格・混泳
特に攻撃性の強い性格ではないので混泳は可能です。
泳ぎが得意なので同じ和金体型の朱文金やコメットとの混泳がおすすめです。
相性が悪いのは、泳ぎの下手な蘭鋳・琉金・丹頂・ピンポンパール等のまる系の金魚達です。
▼▼初心者におすすめ金魚の種類をまとめています!▼▼
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和金の雄雌について
和金の雄と雌は追星で見分ける
追星(おいぼし)は、産卵期の雄のエラや胸鰭に現れる白色の瘤状小突起物です、コメットは春先に産卵する為3月頃発情すると現れます。
日本淡水魚は婚姻色といって雄が色鮮やかになりますが、金魚は婚姻色が出ない為追星がわかりやすいです。
他にもメスの方が卵をもつ為お腹周りがふっくらします。
和金の購入方法
和金はアクアショップ等どこでも手に入ります。
おまつりの金魚掬いの赤い子達で100円程で購入できます。
餌用の小赤なども同じ和金ですが数を購入すると1匹辺り50円前後になります。
三つ尾や四つ尾の更紗和金やキャリコ和金は比較的値段も高くなります。
良い血統だと1,000円を超えてきます。
和金は最大で25cm前後にまで成長するので、数には注意が必要です。
■■ 和金 ■■
和金の種類『更紗』や『キャリコ』は高級和金
■■ 更紗和金 ■■
三尾や四尾がほとんどで
■■ キャリコ和金 ■■
赤白黒の三色(キャリコ)模様をしています。
尾の形が吹き流し尾の朱文金と似ています。
金魚の罹りやすい病気
和金は丈夫な金魚の種類ですが、糞が多く水質悪化から病気に発展する事があります。
強いて言うなら和金体型の魚に多いのは白点病や尾ぐされ病等が懸念されます。
一般的に金魚の病気大半は飼育水の悪化が招きます。金魚をキレイに丈夫に育てるには定期的な換水、低床やフィルターの清掃、餌の与えすぎには注意が必要です。
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まとめ
今回は和金の飼育について詳しくまとめました!
和金は金魚の元祖緋鮒を交配して作った品種で、
全ての金魚の原種となった種類です。
お祭りの金魚掬いでも見かける親しみのある金魚です!安価で丈夫なので初心者の方向けです!
個人的には水槽も良いですが屋外飼育ビオトープに入れておくのもおすすめです!
清涼感があって癒されますよ!