こんにちは!かつやんです!
今回はアクアリウムをこれから始めたいけど、何から決めたらいいか全くわからないよ!って方に向けて、0から始めるアクアリウムの始め方について紹介します!
おすすめの水槽や濾過等の選び方、飼育のしやすい水草・生体等。
何から準備を始めるべきか等合わせて紹介していきます!
個人的にはいきなり難しい事は考えず思いっきり自分の好みの水槽で気になる水草をチョイスして自分が作りたいアクアリウムを満喫してもらいたいと思ってます!
ただし失敗してほしくないのでおさえるべきポイントはしっかり紹介しますし、なるべく無駄なお金はかけないで良いように安く良いものを選べる様記事をまとめました!
初めて準備をする方は何から進めたら良いかもわからないと思うので順番に解説していきたいと思います!
- まず初めに設置場所を決めよう
- 水槽の大きさを決めよう!
- 水槽台を設置しよう
- 水槽を購入しよう
- 水槽備品を確認しよう
- 水槽を立ち上げよう
- 生体を導入しよう
- 定期的な換水とメンテナンスをしよう
- 初心者におすすめの生体は?
- 初心者におすすめの水草
- まとめ
まず初めに設置場所を決めよう
一番初めに決めるべきは水槽の設置場所です。
水槽の設置場所は極力直射日光の当たらない場所+安全な場所を選びましょう。
理由としては生体を飼育している場合、直射日光による水槽内水温の急激な上昇を防ぐ為です。
直射日光が当たると水温の寒暖差により生体にストレスや負荷を与え死なせてしまうだけでなく、苔が発生しやすくなるデメリット等もあります。
他にもドアの近くで開閉時に当たってしまう場所や精密機器のすぐ近く、段差等のある不安定な場所・水平でない場所は向きません。
水槽の大きさを決めよう!
次に購入する水槽の大きさを決めます。
一般的に市販で売られている水槽のサイズは30.45.60cmです。
コチラのサイズが最も種類が豊富で使いやすくおすすめです。
勿論これより大きい水槽・小さい水槽もありますが、大きい水槽の場合『水槽本体・水槽台・濾過・LED』全て価格が一気に跳ね上がります。
小さい水槽は使える濾過の種類も限られる&水量が少なくなる程水質管理が難しくなります。
選べる生体も少なくなるのでその点は事前に視野に入れておきましょう。
水槽サイズの決め方
水草水槽を作りたい場合は自身で作りたいレイアウトに応じたサイズを選んでOKです。
生体を飼育したい場合は、一般的に自分の飼いたい生体に合わせて適正なサイズを選ぶと良いでしょう。
注意点としては小型生体を大型水槽で飼う分には問題ありませんが、大型になる金魚・プレコや遊泳力の高い日本淡水魚を30cm水槽で飼育しようというのは無理です。
大型になる魚はどれも餌をよく食べ糞尿で水質悪化が激しく小型水槽で飼育するのはほぼ無理です。
飼育したい生体の適性サイズを調べると60cm なら何匹くらいが良い等はすぐにわかりますし、アクアショップで買う場合なら店員さんに聞くと良いです。
水槽台を設置しよう
水槽サイズを決めたらまずは水槽台を事前に購入して設置準備を進めましょう。
水槽は必ず『水槽台』への設置をおすすめします。
キャビネットタイプやフレームタイプ等野色々ありますが、水槽台はどれも水槽を乗せる耐久性や素材を元に作られているので丈夫です。
よくメタルラックやテレビボード等に設置してる方を見かけますが、これは絶対やめましょう。
置いて1.2ヶ月は問題なく使用できても1.2年もすると耐水性・耐久性がないので錆びたり、腐ったりして歪みが生じます。
台若しくは水槽の破損原因になります。これは本当危険です。特に賃貸物件やマンション住まいの方は必ず水槽台を使用してください。
ちなみにGEXアクアラックスチールが一番安くてコスパいいですよ!アクアリウムビギナーには是非おすすめ!
個人的に水槽台は60cm 用は重宝します。
60cmは勿論、30cm2個置き、45cmを余裕を持ってと活躍幅が広いです。
他にも色々あるので好みの物を選んでください!
▼おすすめ水槽台をタイプ別に紹介▼
www.tanagogo.work
水槽を購入しよう
水槽台の用意ができたら水槽を購入しましょう。
水槽をお得に買うにはセットがおすすめです!
単体で揃えるより上手に買うと半額に近い金額でで購入できます。
水槽セットと言っても値段はバラバラです。
大きな理由としては上部濾過、背面濾過、底面濾過、外部濾過等フィルターの種類が違う事と。
LEDがついてるかついてないかです。
濾過フィルターやLEDは単品で買うといい値段するのでこだわりがなければセット購入がおすすめです。
因みに安く・早く・楽に買いたい場合は通販などを使って購入するのがおすすめです!
水槽セットの選び方
水槽セットはお得と言えど飼育する生体や目的に合ったものを選ぶ必要があります。
例えば金魚やプレコなら濾過能力に長けた上部式濾過が良いですが、上部式濾過の場合はフレーム水槽(水槽上下に黒のフレームがついたタイプ)になります。
上部式濾過は水槽上部の約半分が濾過になってしまう為光量が全体に行き渡らなかったり、フレームレス水槽には向かなかったりといったデメリットも存在します。
僕の経験からも、水槽セットには水槽のサイズにあった濾過フィルターが付属されているので濾過力には問題ないと思います。
用途やデザイン含め検討しましょう。
参考までによくある組み合わせ一覧
60cm 水槽+外部式濾過 ※万能
45cm水槽+背面濾過 ※小〜中型生体向け
30cm水槽+底面濾過 ※小型生体向け
30cm水槽+投げ込み濾過 ※小型or単体飼育
因みに水槽セットの価格(安さ)だけでなく値引き率やセットの内容と判断できると理想的です。
▼例えばこちらの商品▼
水槽‥『グラス水槽 EJ-60』
外部フィルター‥『クラシックフィルター2213』
その他‥ガラスフタ・マットが入ってます。
これ外部フィルター(クラシックフィルター2213)だけでも12,000〜13,000円するんですよね。
ポイントや割引考えると実質フィルター単品より安く買えて水槽がタダでついてくる笑
めっちゃお得でしょ?
※価格は2024年2月の価格です。
こういうお得な物を買うのがポイントですが、ほとんどの方はわからないと思うので下記におすすめセットをまとめました!
▼おすすめ水槽セットをまとめました!▼
www.tanagogo.work
水槽備品を確認しよう
水槽セットを購入したらまずは立ち上げに必要な備品が揃っているか確認をしましょう。
水槽セットにはヒーターや低床がついてるものもあれば無いものもあります。
水槽立ち上げに必須なものと、あると良い・便利なものを書き出すので必要な備品が揃っているか確認しましょう!
・水槽台・水槽・濾過フィルター・LED・低床
・水質中和剤・水温計・すくい網・バケツ
・水換えポンプ・ろ材&バクテリア
・ヒーター・エアーポンプ・エアチューブ・エアストーン
・分岐・Co2・延長コード・ピンセット&ハサミ
・レイアウト用品(岩や流木)・餌類
水槽を立ち上げよう
まず立ち上げの順番だけお伝えすると下記のように進めていきます。
① レイアウトを決める
② 水槽立ち上げる
③ 水草入れる
④ パイロットフィッシュ導入
⑤ 生体導入
水槽立ち上げの期間については低床一つでこれだけ時間の差が出ます。
※()内はおおよその目安
小石や砂利の水槽(2週間)
ソイル水槽(1〜3ヶ月)
いきなり生体は入れずに一度パイロットフィッシュ(比較的丈夫で強い生体) を1週間程入れて様子をみましょう。
パイロットフィッシュはアカヒレ等が代表的ですが、ヤマトヌマエビ等の苔取りも出来る生体が理想です。
パイロットフィッシュを入れる理由は水質が安全か確認をする意味と、生体を入れる事で水槽内で糞尿をするのでそれを分解する為バクテリアが活性繁殖する為です。
生体を導入しよう
水槽が出来たらいよいよ生体を導入します。
ここで重要なのが水合わせです。
水合わせとは購入してきた観賞魚をいきなり水槽に入れると水温差やPHショックを起こし深刻なダメージをあたえてしまいます。
必ず水温と水質を合わせてから入れましょう。
水合わせ方法はコチラの記事にまとめています。
理想は点滴法で合わせましょう!
▼絶対失敗しない水合わせ▼
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水草水槽であれば『ヤマトヌマエビ』や『サイアミーズフライングフォックス』等苔取り生体を数匹導入しましょう。水草の苔対策になるので苔取り生体の導入はおすすめです。
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定期的な換水とメンテナンスをしよう
無事に生体を導入できたらあとは観賞を楽しみましょう。
ただアクアリウムは定期的に『足し水・水換え・フィルター清掃・低床清掃・トリミング・リセット』等が必要になります。
足し水‥蒸発により目減りした分の水を足す。
水換え‥飼育水を1/8程度抜いて新しい水を足す。
フィルター清掃‥フィルターを取り外し飼育水で洗い、糞やゴミを取り除く。
低床清掃‥水換えホースを使用して低床内に溜まった糞や残餌を取り除く。
トリミング‥増えすぎた水草や不要な部位をカットする。
リセット‥一度全フィルター水槽全て洗って再度立ち上げ直す事。
日々のメンテナンスを怠ると水槽内の水質は徐々に悪化して水槽が崩壊してしまいます。
飼育している整体によって水換えや低床掃除の頻度は変わります。
一般的な例を出すなら
・足し水と水換えは隔週で行う。
1週目足し水→2週目水換え→3週目足し水
毎回水換えすると水質の変化が激しい場合がある
常に一定が好ましい為。
・フィルターと低床掃除は各月で行う。
1月目フィルター清掃→2月目水換え
一気に行うとバクテリアが減り環境が崩れる事がある。
・トリミングは一気に行わず月毎にわける
1月目後景→2月目中継等
一度に大量トリミングするとLEDの点灯の光合成量が足りず、また消灯時に酸素を有する為油膜の原因にもなる。
初心者におすすめの生体は?
最後に初心者におすすめの生体と水草を紹介していきます。
本格的にアクアリウムを始めたいのであれば、正直自分の好きな生体を飼育するのが一番です。
愛着も湧きますし、最後まで大事にそだてられますからね!
ただ経験上最初から難しい生体に手を出すと苦い経験をする事になるかと思います。
アクアリウム歴10年以上の僕でも初めての魚種や水草はうまく飼育できない事も沢山あります。
こちらの記事で丈夫でおすすめの生体を紹介しています!
特に決まってないならここから探してみても良いかと思います。
▼初心者におすすめ観賞魚▼
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初心者におすすめの水草
これについては正直個人的な見解を詰め込みます!
本当に初心者向けなのはマツモ、カボンバ、アナカリスといった金魚藻といわれる代表的な種類とアヌビアス・ナナやロタラ系も育てやすいです。
逆に難しいのはキューバパールグラスとか赤系の硬度、高光量、CO2が必要なタイプは綺麗にそだてるのは少し難しいです。
でもね、こんな事言っちゃいけないけど簡単な水草ってよく増えるし、そうそう枯れないけど。
面白さは少ないんですよね。。笑
そこで個人的な意見ですがボルネオ島に生息するサトイモ科の植物『ブセファランドラ 』が一押しです。
葉っぱにラメ質があってキラキラした光沢のある葉と水中で花を咲かせる珍しい水草です。
種類も豊富で100種以上あってコレクション性も高く丈夫で育てやすいです。
しかし成長がめちゃくちゃ遅いので中々増えません。
まぁ、だからこそ希少性が高く良くも悪くも値段も高めです。
でもどうせ育てるなら個人的にブセが一押しです!
▼おすすめのブセ30種紹介中!▼
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まとめ
いかがでしたか?
今回はアクアリウム完全初心者向けに超簡単マニュアルとして手順を紹介しました!
本来金魚や熱帯魚・日本淡水魚・プレコ・ビーシュリンプ等それぞれ低床も濾過も水槽サイズも適正なモノがあって本格的にやりたいならそれ専用の水槽を作った方がいいんですが、まずは自分の好きな作りたい水槽をおもいっきり作ってアクアリウムのある生活を楽しむ事が重要です!
本格的な飼育は2個目の水槽からでもリセット後でも可能です!
※アクアリウムの魔力に引き込まれると水槽の数が自然と増えていきます。笑
因みに僕は家と実家合わせて16台管理してます笑
記念すべき1台目は難しく考えず思いのまま楽しんでアクアライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?