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ビーシュリンプと混泳できる生体とは?稚海老とも混泳可能な生体紹介


こんにちわ!かつやんです!

今回はビーシュリンプと混泳できる生体(一緒に飼える魚や生き物)の紹介をしたいと思います!

ビーシュリンプは非常に小さなエビの仲間で、赤・黒・白の色鮮やかな外観を持ちアクアリストの中でも人気の生体です!

ビーシュリンプは1〜2㎝前後の大きさから混泳出来る生体は限られてきます。
さらに、繁殖を考えている場合1㎜前後の稚海老とも混泳できる生体となると更にごく少数に限られてきます。

今回はそんなビーシュリンプやその稚エビと混泳可能な生物のご紹介していきます!


ビーシュリンプってどんなエビ?


ビーシュリンプはミナミヌマエビの仲間で、体長約1.5〜2㎝とエビの中でも最小の種類です。

赤(黒)と白の縞模様がハチの模様のように見えることからビーシュリンプと言われています。

ビーシュリンプは雑食性で、シュリンプフードや水槽内の苔や自身の脱殻等を食べます。同種で共食いをしたり他の魚を襲う様な事はありません。

飼育環境に少しデリケートな所があり、水温は22~27度。水質は弱酸性〜中性(pH6.5前後)を好みます。

ビーシュリンプの混泳注意点


混泳の一番のポイントは大きさです。
一緒に飼う生体はビーシュリンプ同等の大きさであったり、草食性で無いと混泳は難しいです。

因みに親個体と混泳はできても稚海老を食べてしまう生体などもいる為、ビーシュリンプの繁殖を考えるのなら一緒に混泳できる生体は物凄く限られてきます。

肉食や雑食も危険
例えば最小のフグの仲間アベニーパファー等でも、貝やエビが好物の為一緒に飼育すると食べられてしまいます。


隠れ家を作ると良い◎


他の生体と一緒に飼育する際は、水草や流木・岩などで隠れ家を作ってあげると良い。

海老達は隠れ家にも隠れる事で身を守ったり、脱皮後の外皮が柔らかい時期を乗り切る事が出来ます。

因みに飼育水温や水質はビーシュリンプに合わせましょう。
ビーシュリンプに適した飼育環境は大半の生体に当てはまります。
ビーシュリンプは特にデリケートな面もあるので飼育環境を維持できる様にする必要があります。




混泳可能な生物

それでは混泳が可能な生体の紹介をしていきます。
それぞれ混泳した際の注意点やポイントも細かく書いていきますので、是非混泳させたい種類が居れば一緒に混泳しましょう!


貝類:◎ラムズホーン・シマカノコ貝等


最も相性の良い生体はラムズホーンやシマカノコ等の貝類です。
理由は100%ビーシュリンプを捕食する事が無い事や、貝類は水槽壁面の餌コケ取りを得意とする為水槽内も綺麗になる事。
是非一緒に飼育したい生体です。
貝によっては水槽内繁殖可能な貝や水槽内では繁殖が出来ない物もいます。
種類は好みで選びましょう!
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小型魚:○オトシンクルス


オトシンクルスも貝同様、おだやかな性格でビーシュリンプを捕食することはありません。
普段は水槽に付いているコケを主食としており、水槽壁面や流木・水草に付着したコケを食べてくれます。
レッドビー用の餌を食べることもありますが、お勧めの生態です。

因みにオトシンクルスの仲間であるオトシンネグロもおすすめです。
オトシンクルスとの違いは、ネグロのほうがコケ取り能力が高く、やや値段も高いです。
レッドビー用の餌を食べることはあまりなく、苔掃除のスペシャリストです。
おだやかな性格でビーシュリンプを捕食することもありませんのでコケ取りでお悩みの方にはこちらがおススメです。



小型魚:△メダカ・ネオンテトラ

 
こちらはビーシュリンプ同様の小型混泳魚です。
メダカをはじめ、ネオンテトラやアカヒレはビーシュリンプと同様の環境で生息できます。

大人のビーシュリンプを襲う事はありませんが、稚海老等は餌と勘違いして食べてしまう事があります。稚エビの飼育中は産卵ケースなどで1㎝大になるまで育ててあげる必要があります。
その為観賞用には良いのですが繁殖を考えるなら水草や岩を多めに入れる必要があります。


海老類:◯チェリー・シャドーシュリンプ

シュリンプには現在多くの種類が居ます。
例えば全身真っ黄色のイエローチェリーシュリンプや、身体が半分透明のルリーシュリンプ、真っ黒で金色の目をもつブラックダイヤゴールデンアイ等です。

一見カラフルなシュリンプ達も、殆どはビーシュリンプと同様の飼育環境で飼育ができます。

しかし、唯一の問題は交雑です。
ビーシュリンプと別種のシュリンプもお互い元はシナヌマエビを原種とした改良品種の為、別品種と掛け合わせる事でお互いの個性が薄れ元の原種へと戻ってしまうデメリットがあります。
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海老類:◎ピノキオシュリンプ


交雑問題を回避する為にはピノキオシュリンプやヤマトヌマエビがおすすめです。

この2匹は元々汽水【炭水と海水の間】のエビの為、淡水の環境では増える事が出来ないのです。その為交雑問題も回避できます。

因みにピノキオシュリンプは苔食で気性も大人しい為、稚海老にも悪さはしません。



海老類:◯ヤマトヌマエビ


ヤマトヌマエビは食欲旺盛で、その分苔取り能力が非常に長けています。

ピノキオシュリンプ同様、交雑問題を回避出来るのはヤマトヌマエビとピノキオシュリンプの二択です。

ヤマトヌマエビは食欲旺盛で草食性の強い雑食の為、餌となる苔が少なかったりすると稚海老がいると食べてしまうケースがあります。
ビーシュリンプ親生体には悪影響はありません。




繁殖を狙うなら

本来水槽内で繁殖を考えているなら混泳は避け、ピーシュリンプだけで飼育した方が比較的繁殖しやすく美しい個体が出ます。

品種改良により赤と白のレッドビーシュリンプ等が産まれ、レッドビー同士で交配を繰り返し美しい個体や血統を作出しています。
同種同士で交配をする事で美しい個体を作る事が出来る為、ビーシュリンプで同士の飼育が好ましい。


繁殖時もOK稚エビとも共存できる生体


最も相性が良いのは苔取りの貝類が最も好ましい。
次にオトシンクルスやオトシンネグロ。交配の邪魔もしないのでエビ類ならピノキオシュリンプ辺りがおススメです。

上記の生態以外は稚エビを餌と勘違いして食べてしまったり、繁殖の邪魔をしてしまう場合もあるのでこちらの生態が良いでしょう。

又産卵・飼育ケースを使用する事でメダカやネオンテトラとも混泳が可能になります。
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まとめ

今回はビーシュリンプと混泳できる生体の紹介をさせて頂きました。
意外と少なくて驚いた方もいるのではないでしょうか?
ビーシュリンプは元々小型の海老の為混泳できる生体は限られます。

更に熱帯魚やメダカと飼育をする際は同時に隠れ家もしっかり用意をしましょう!
今回紹介した生態は苔取り等混泳のメリットもあるので興味のある方は是非挑戦してみて下さい。