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ビーシュリンプはヒーターなしで飼育できるのか?1年飼育した結果!


こんにちは!かつやんです!
ビーシュリンプはヒーターなしで飼育できるか?
嬉しい事にインスタやブログのメッセージで色々相談を受ける事があります!この質問多かったんで記事にしました。

この質問が多かったのは多分僕の水槽の写真にヒーターが入って無いからだと思います。
因みに僕はシュリンプ飼育時は常に室内空調で管理してます。水槽が10個あるのでそっちのが安定なんですよね笑

僕はビーシュリンプは飼育歴10年です。
現在家に400匹、実家で100匹程飼育してます。

実際ヒーター無しで1年飼育してみたので結果をお話ししたいと思います!



実験ヒーターなしでビーは飼育できるのか?


僕の家は全て空調管理で、エアコンの無い部屋にこれ以上水槽設置が出来ないので実家で実験する事にしました。

勿論ヒーターがあるに越した事はありませんが、他の飼育されてる方のブログを見てると『飼育できる!』って意見と『飼育できない!』って意見があったのでネット上の意見では半々です。

2023年の年末に100匹実家に持ってって3台の水槽に分けました。
内訳は、リビングの水槽2台に70匹。
(※リビングはエアコンがあります。)
昔僕の住んでた部屋に30匹入れました。
(※こちらはエアコンはありません。)
※ちなみにこの実験は関東某所で行ってます。
お住まいの地域では多少結果は異なると思います。


仮にヒーターの電気代って月どれくらいの?

僕は空調管理してるので調べた事なかったんですが。
仮に30cmキューブ水槽を1ヶ月ヒーターで管理した料金はいくらになるか算出します。

30cmキューブ水槽は27Lです。
27Lの水槽に適したヒーターはおおよそ80W。
1時間辺り2.48円の電力です。

仮にずーっと加温状態で使用した場合
2.48×24(h)×30(DAY)=1,785円です。

サーモスタット等がついている場合は自動で切れたりついたりするので半分程度になると思います!おおよそ1,000〜MAX1,785円位はみていいかもしれません!





実験①リビングで1年飼育したら


まずはリビングにいたビーシュリンプです。
70匹→50匹程健在でした。

リビングは両親が居る時はエアコンで冷暖房をつけてた様で、夜中や仕事で出ている時、春と秋は一切つけなかったそうです。
70匹→50匹に減ってたのはヒーターだけでなく飼育環境や水換えとか色々な問題はあると思いますが健在でした。

因みに平均室温は夏は28℃冬は21℃程度の日当たりも良好な環境。
結果=減ったけど生きていた

実験②エアコン無い部屋で1年飼育したら

昔僕の住んでた部屋の水槽に入れた30匹はお亡くなりになってました。水槽すらなかった。。

どうやら夏までは数匹生きてたけど、暑くなるからと最後は2.3匹だったので掬ってリビングに移動したらしいです。

ソイル、底面濾過、30cmキューブだったので飼育水槽には問題は無いはず。

考察でしかありませんが、冬の寒さ若しくは春先の寒暖差で☆になったのかも。
部屋の温度は1月時点で夜は5℃とかでした。

因みに平均室温は夏は30℃超え、冬は5℃程度の環境。
(僕が学生時代過ごしてきた環境です(笑))
結果=全滅してしまった





生き残ってたリビングの水槽の状態

これだけでは検証結果とはいえないので少し深堀します。
一年前の入れた当初の写真が残ってないのが心残りではあるが、一応どんな状態かも紹介します。


リビング水槽①30匹→20匹


水槽サイズ ‥ 30×20の
低床    ‥ 大磯砂
フィルター ‥ ロカボーイ
2024年1月現在水温18℃

実験兼ねて大磯砂水槽に入れたんですが、30匹入れたビーが20匹程生きてました!

スネールめっちゃ繁殖してる!
この水槽はヒーター無し&大磯砂で実験した水槽です。

なんと20匹近く生きてる!しかも僕の家から移動した個体でなく大半がこの水槽で産まれた子達かな?小さいです。

考察です。
僕が持ち込んだ30匹は全て☆になった様子。
春先位に産まれた個体が成長して20匹いる状態。
サイズ的に繁殖まだできず、今後どうなるかって感じですね。



リビング水槽②40匹→30匹


水槽サイズ ‥ 30cmキューブ
低床    ‥ 栄養ソイル
フィルター ‥ 底面濾過&背面濾過
2024年1月現在水温18℃

見た感じ、水槽の様子を見ると多分僕が一年前に連れてきた個体が20匹程度残ってて、新たに20匹産まれた模様。現在稚海老や抱卵個体はいませんでした。

僕が1年前に送った個体はすべて生後半年以上の個体だったので、恐らく半分は寿命と考えてます。
でも稚エビが1年で20匹程度しか増えて無いし、抱卵個体も小さな稚エビもいないのでどちらかというと減少傾向です。

考察です。
普通に飼育できます。低床が栄養ソイルのせいか親エビも元気でツマツマしてます。ただヒーター無いせいか抱卵せず稚海老の生存率も詳しくはわかりませんが



結果ヒーターなしでも環境次第で飼育は出来る

今回は僕が育てた訳ではなく、あくまで実家で育てたのでなんともいえませんが結果から言える事としては。

①冷暖房一歳無しの場合は死んでしまう
30匹➡︎0匹
※寒さ、寒暖差、暑さ全てでダメージがあるのでしょう。

②冷暖房をつけたり消したりしてる部屋なら普通に飼育できる
70匹➡︎50匹
※ただし、繁殖は春先にしかしないのか稚海老の生存率が悪く増加傾向ではありません。

飼育方法・飼育環境色々な要因はあると思います。
▼結果として1年ヒーター無しで飼育した結果▼

①冷暖房一歳無しの場合は死んでしまう
②冷暖房をつけたり消したりしてる部屋なら普通に飼育できる
※ただし減少傾向


まとめ

たまにエアコンをつけたり消したりしている環境であれば寒暖差は多少あっても生きてます!

逆にエアコンもヒーターも一切無しの環境では生存率は限りなく0に近い事がわかりました。

夏場や冬場だけエアコン管理をして最低限シュリンプが生存できる水温があれば結果ヒーター無しでも飼育はできる様子。

しかし、放卵率や稚海老の生存率はヒーターが原因かわかりませんが減少傾向です。

今回は大磯砂の水槽だったり、実家には水質検査キットがなかったり、水換えもテキトーだったと思うので一概にヒーターだけの問題ではありませんが。それでも100匹中50匹生きてたのだから
ちゃんと飼育すれば増やす事もできるかもしれません。

年末年始に更に2台立ち上げてきたのでまだまだ実験は続けたいと思います!